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再びのイケメンと
しおりを挟む[DM失礼します。岬志保さんの後輩で真壁美乃利と言います。志保先輩と連絡が取れなくて心配しています。もし連絡頂けたらうれしいです。]
「これで取り敢えず連絡が来るの待ちます」
食事も終わり携帯でDMを送った美乃利は言った。岬志保が自身で連絡をくれればそれでいいし、なにかしらの成果はありそうだった。
祐二も水野も頷くと、暫く見守る事にする。
時間も経ち、祐二は帰宅する事を告げると、美乃利が「今日はありがとうございました。おやすみなさい」と言って笑みを浮かべる。
祐二は二人に別れを告げて部屋を出た。外はかなり暗くなり、この辺りは街灯も少ないので少し怖いくらい静か。でも大通りに出れば車の通りはそれなりにあり、祐二はタクシーが通らないかコンビニの近くまで歩きながら探す。
ようやく一台のタクシーが止まり、それに乗り込むと自宅のある方に走り出した。
自宅の近くに着き、祐二は買い物をしたくてドラッグストアに寄った。
買い物カゴを手に、洗剤や入浴剤を入れて食品のコーナーに進んでいくと、後ろ姿に見覚えのある男性が居て目に留まる。
近づいていくと、やはりその男性は今日一緒だった佐伯薫。遠目に見てもスラッとしたスタイルの良さはモデルの様だった。
祐二は声を掛けるべきかどうかと迷ってしまう。と、振り向いた佐伯が祐二を見つけ目があった。
「あー、奥村さん!また会いましたね。お疲れ様でした」
祐二に近寄ってくると、佐伯は満面の笑みを浮かべて言った。
「どうも、お疲れ様でした。あ、車、ありがとうございました。レンタカー代、僕も半分持ちますけど」
祐二がそう言うと、佐伯は苦笑するように「そんなのいいんですよ~、岬さんの事はオレも心配なんで。それに妹の凛華にも頼まれてますから」と言った。それを聞いてホッとする祐二だったが、ふと目にした佐伯のカゴの中身にドキリ。なぜか女性用の化粧品が入っている。詳しい商品名は分からないが、パックの入った袋とか美容液のボトルが目に入る。
あまり見るのも失礼かと、視線を上げると佐伯の顔を見た。
「ひょっとして今まで水野さんのところに?」と佐伯に訊かれ、「はい、そうなんですよ。…..あ、でも、ちょっと分かった事があって」と告げる。すると、佐伯は興味ありげに身を乗り出してきた。
時間が遅いので店内は静か。二人の声が周りに聞こえる様な気がして、祐二はこの先の話をするのを躊躇した。
「あの、ここではアレなんで、……..あとで電話しますよ」と言って別れようとしたが、佐伯は祐二の肩に手をかけてくると「じゃあ、オレの部屋に行きましょ」と言ってきた。
「……..え?」
祐二は佐伯の顔を見ると固まってしまう。
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