どうしてこうなった

さより

文字の大きさ
1 / 3

はじまり

しおりを挟む
(俺、幸せすぎて死ぬかも)

結婚式の誓いの言葉の最中

俺(二階堂 翔 25歳)は幸せを噛みしめていた
 
「ゆみー俺、お前じゃないとダメなんだ!!!」

バーンと勢いよく扉が開き

チャラそうな男が

「わーたーしーもー!!!」

愛する人を連れ去った

(えっ?嘘だろ…ゆみ…)

残された絶望する俺と唖然とする参列者達

その時、天から光が

天を仰いだ俺はそのまま意識を失った

(あれ?ここは?)

気がついたら何もない真っ白な空間にいた

「ほっほっほっほ、すまん、すまん、うっかり死なせてしまったわい!」

いきなり、ザ神様的な格好のおじいさんが現れ

「いや~まさか、こんな事があるとは…」

「わしも初めての経験だわい!!!ほっほっほっほ」

「お主ほど悲惨な男は中々いないわい、誓いの言葉の最中にこんな事になるなんてな~」

ザ神様はブツブツ言いながら近寄ってきた

(えっ?俺、死んだの?神様?うっかり?)

「そうじゃ!お主は絶望の中、強く死にたいと思ったじゃろ?その強い思いをわしがうっかり叶えてしまったのじゃ!!本当は神が死にたいなどと言う思いを叶える事などないんじゃが…ついうっかりな!ほっほっほっほ」

(俺はうっかりで死んだのか…でも、あのまま生きていても、あわれな男と周りから見られるだけだし、ゆみもいないし、死んで良かったのかも)
 
「お主、人生やり直す気はないか?元の世界には戻せないがお主の世界で言う異世界ならもう一度やり直す事が出来るんじゃないか?」

(異世界?エルフとか魔法とかの?)

「そうじゃ!その異世界じゃ!お主なら今度こそお主だけを愛してくれる人を見付けられるはずじゃ!」

(もう女はこりごりだけど異世界でやり直したい!神様、俺を異世界に連れてってくれ!)

「ほっほっほっほ、それじゃ、わしからあっちの世界に行っても困らないだけのスキルを授けよう」

《名前》ショー・ニカイドー

《年齢》25

《種族》人間

《職業》薬師

《レベル》1

《魔力》500

《体力》500

《幸運》MAX

《スキル》アイテムボックス
                       (無限収納・時間停止)
                    真実の目
                       (鑑定)
                    癒しの唄
                       (治癒魔法)
                    調合・創造
《称号》真実の愛を求める者
                神に愛されし者

「こんなもんでどうじゃ?」

(真実の愛を求める者?それだけは外してほしいんだけど!!それ以外はなんでもいい)

「ほっほっほっほ、これで決定じゃな!!新しい人生レッツエンジョイじゃ!」

(いやいやいや、俺の話聞いてた?真実の愛を求める者なんて称号いらないから!もう恋愛なんてしないから!ちょっと待って!えっ?体が光って…)

「ほっほっほっほ、あやつには幸せになってもらいたいもんじゃ…頑張れ翔…」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

無能なので辞めさせていただきます!

サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。 マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。 えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって? 残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、 無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって? はいはいわかりました。 辞めますよ。 退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。 自分無能なんで、なんにもわかりませんから。 カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

ちゃんと忠告をしましたよ?

柚木ゆず
ファンタジー
 ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。 「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」  アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。  アゼット様。まだ間に合います。  今なら、引き返せますよ? ※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

【完結】精霊に選ばれなかった私は…

まりぃべる
ファンタジー
ここダロックフェイ国では、5歳になると精霊の森へ行く。精霊に選んでもらえれば、将来有望だ。 しかし、キャロル=マフェソン辺境伯爵令嬢は、精霊に選んでもらえなかった。 選ばれた者は、王立学院で将来国の為になるべく通う。 選ばれなかった者は、教会の学校で一般教養を学ぶ。 貴族なら、より高い地位を狙うのがステータスであるが…? ☆世界観は、緩いですのでそこのところご理解のうえ、お読み下さるとありがたいです。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

「お前を愛する事はない」を信じたので

あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」 お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。

処理中です...