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悉くを滅ぼし悉くを破壊する巨龍
消え行く灯火
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あれに終わりは無かったのだろう。
龍災害書目(創作)より終の章その後の世界
青蓮視点
「さあ、フィナーレへと向かおうか。いや、いい加減終わらせよう!私の集中力も切れてきたし!とっとと終わらせよう!この闘争を!」
私の集中力もいい加減切れてきた。あー、早く椛成分補給したい。椛に私から甘えたい!椛に甘やかして欲しい!椛の顔を思い浮かべながら料理して其れを椛に食べて欲しい!その時の笑顔を見せて欲しい!でも、これ終わらないと無理だね。しかし、神伝神技は制約で使えないし通常技と寒天一流で戦うしかないね。
「寒天一流裂氷!」
寒天一流烈氷。裂氷は寒天一流の大技のに名を連ねる。効果は単純な上段振り落とし。
神伝神技を制約が起こる寸前まで使ったから大海流は勿論のこと寒天一流も威力が減衰する。
「だから、威力の高い技で、押し切りたいんだけど、ね!」
まだ倒れないか。
「青、加勢するわ」
「ありがと」
「現状は?」
「私はもう制約ギリギリで大海流と寒天一流しか使えない」
「相手は?」
「硬質な鱗の下に堅牢な甲殻があってそれからようやく肉だ。ただ首の一部、喉仏が出張ってくる所辺りは堅牢な甲殻が無く、硬質な鱗だけだ」
「つまりは?」
「ダメージ出すなら首を、安定性を出すなら足回りを攻撃するのが良い」
「注意事項」
「炎を口に纏わせた噛み付きとブレス、そして尻尾薙ぎ払いに気をつけて。四股ふみは遅いから当たらないでしょ?」
「分かったわ。炎を口に纏わせた噛み付きと尻尾での薙ぎ払いとブレスに気をつけるのね」
「そう。それと噛み付きは視覚外から来るから気をつけて、って言ってるそばに!」
「青!」
「波!」
波での対処。
「ブレスは熱波と広がりに気をつけて。私に撃ってても椛に当たることがあると思うから」
「わかったわ」
「さて、本当にこれ倒せるの?」
「さあ?」
「神楽一通りに固定式破竜撃砲もブッパしたってのに、それに神楽以外も結構な回数神伝神技を当ててるよ。此奴のHPに限界はあるのかなぁ?」
「まあ、攻撃してれば済む話よ!木枯流神伝神技大天狗剛の型!八手ヨリ出シ暴風!」
椛の神伝神技、それも大天狗の名を冠する物。それが足にあたっるし、巨龍もひとたまりもないでしょうね。
「ガァァァ!ッ、ハァハァハァ」
もしかして、此奴疲れてる?しかも動きが鈍い。
「椛!多分此奴疲れてる。一気にたたみかけるよ!」
「わかった!」
そこからは怒涛の連撃だった。椛と私で疲れてる巨龍の首を切り刻んだ。そして、終わりは訪れた。
「ガァァァ!!!」
断末魔を上げながら轟音を轟かせ地面に倒れ伏す巨龍。そして巨龍が完全に地面に倒れた次の瞬間、私と椛は白い変な空間に居た。
「此処は?」
私が呟いたのに椛が答える。
「分からない。私と青で巨龍を殺してその骸を地面に完全につけた瞬間にこの空間に運ばれたんだと思う」
「情報無しか」
『ハハハッ』
「「誰だ!?」」
声がした方を振り返るとそこには16か7位の年の額に二本の角が生えて腰からは先程の巨龍の様な尻尾が生えている少女だった。
『君達は馬鹿なのかい?』
「「は?」」
『まあまずは君達に感謝を』
「何故?」
『君達に私の肉体が殺された事により私の魂は黒い人影から解放された。ありがとう』
「黒い人影?何ですか?それは」
わからない。だからこそ椛は聞いたのだろう。しかし答えは無情だった。
『わからない。すまないがわからないのだ』
「つまりは黒い人影が君を操って居たから君はその黒い人影を敵とし黒い人影と呼んでいると言うことかな?」
『ええ。全くもってその通りよ』
「君は何故私達を此処に呼んだの?」
『君達を此処に呼んだ理由か、単純さ君達に託したい。私の怒りを、君達にあの黒い人影を殺してほしい』
「それは君がすれば良いのでは?」
『言っただろう、君達に私は殺されたのだ。だからこそ君達に私の怒りを託したいのだよ』
「すまないね」
椛が謝る。
『謝罪なんていらないよ。私は黒い人影に操られて居た為に君達に危害を加えてしまった。どっちもどっちさ』
「ありがとう。私達を許してくれて」
『良い。さて、このままの君達ではあれに勝てないと思うが私のスキル[超える者]で見た所黒い人影は五星列島の遮光の洞窟(しゃこうのどうくつ)居る事まではわかった。また、此処数年動いて居ない』
そこまで言い終えて彼女の顔が鬼の形相へと変貌した。
『奴を殺してくれ!私の事を操りあまつさえ命をも弄んだあのクズを!』
「良いかな?青」
「椛が言うなら」
「わかった。ありがとね私の我儘を聞いてくれて」
椛は恐ろしい怒りを孕ませながらも冷静な声色で彼女に言う。
「さて、私達が其奴を殺してやるから安心してね」
彼女は泣き顔で一言
『ありがとう』
と言う彼女の姿を見た次の瞬間には私達はこの空間から元の世界に戻って居た。
[称号【怒り喰らう者】と称号【▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎】とスキル地龍魔法lv1と
スキル剣魔法lv1を入手しました]
そんな声を聞きながら私達は元いた闘技場に元いた闘技場に転送された。闘技場で色々話されたはずだが私は少したりとも覚えて居ない。私はすぐにログアウトをし、風呂に入って寝た。
龍災害書目(創作)より終の章その後の世界
青蓮視点
「さあ、フィナーレへと向かおうか。いや、いい加減終わらせよう!私の集中力も切れてきたし!とっとと終わらせよう!この闘争を!」
私の集中力もいい加減切れてきた。あー、早く椛成分補給したい。椛に私から甘えたい!椛に甘やかして欲しい!椛の顔を思い浮かべながら料理して其れを椛に食べて欲しい!その時の笑顔を見せて欲しい!でも、これ終わらないと無理だね。しかし、神伝神技は制約で使えないし通常技と寒天一流で戦うしかないね。
「寒天一流裂氷!」
寒天一流烈氷。裂氷は寒天一流の大技のに名を連ねる。効果は単純な上段振り落とし。
神伝神技を制約が起こる寸前まで使ったから大海流は勿論のこと寒天一流も威力が減衰する。
「だから、威力の高い技で、押し切りたいんだけど、ね!」
まだ倒れないか。
「青、加勢するわ」
「ありがと」
「現状は?」
「私はもう制約ギリギリで大海流と寒天一流しか使えない」
「相手は?」
「硬質な鱗の下に堅牢な甲殻があってそれからようやく肉だ。ただ首の一部、喉仏が出張ってくる所辺りは堅牢な甲殻が無く、硬質な鱗だけだ」
「つまりは?」
「ダメージ出すなら首を、安定性を出すなら足回りを攻撃するのが良い」
「注意事項」
「炎を口に纏わせた噛み付きとブレス、そして尻尾薙ぎ払いに気をつけて。四股ふみは遅いから当たらないでしょ?」
「分かったわ。炎を口に纏わせた噛み付きと尻尾での薙ぎ払いとブレスに気をつけるのね」
「そう。それと噛み付きは視覚外から来るから気をつけて、って言ってるそばに!」
「青!」
「波!」
波での対処。
「ブレスは熱波と広がりに気をつけて。私に撃ってても椛に当たることがあると思うから」
「わかったわ」
「さて、本当にこれ倒せるの?」
「さあ?」
「神楽一通りに固定式破竜撃砲もブッパしたってのに、それに神楽以外も結構な回数神伝神技を当ててるよ。此奴のHPに限界はあるのかなぁ?」
「まあ、攻撃してれば済む話よ!木枯流神伝神技大天狗剛の型!八手ヨリ出シ暴風!」
椛の神伝神技、それも大天狗の名を冠する物。それが足にあたっるし、巨龍もひとたまりもないでしょうね。
「ガァァァ!ッ、ハァハァハァ」
もしかして、此奴疲れてる?しかも動きが鈍い。
「椛!多分此奴疲れてる。一気にたたみかけるよ!」
「わかった!」
そこからは怒涛の連撃だった。椛と私で疲れてる巨龍の首を切り刻んだ。そして、終わりは訪れた。
「ガァァァ!!!」
断末魔を上げながら轟音を轟かせ地面に倒れ伏す巨龍。そして巨龍が完全に地面に倒れた次の瞬間、私と椛は白い変な空間に居た。
「此処は?」
私が呟いたのに椛が答える。
「分からない。私と青で巨龍を殺してその骸を地面に完全につけた瞬間にこの空間に運ばれたんだと思う」
「情報無しか」
『ハハハッ』
「「誰だ!?」」
声がした方を振り返るとそこには16か7位の年の額に二本の角が生えて腰からは先程の巨龍の様な尻尾が生えている少女だった。
『君達は馬鹿なのかい?』
「「は?」」
『まあまずは君達に感謝を』
「何故?」
『君達に私の肉体が殺された事により私の魂は黒い人影から解放された。ありがとう』
「黒い人影?何ですか?それは」
わからない。だからこそ椛は聞いたのだろう。しかし答えは無情だった。
『わからない。すまないがわからないのだ』
「つまりは黒い人影が君を操って居たから君はその黒い人影を敵とし黒い人影と呼んでいると言うことかな?」
『ええ。全くもってその通りよ』
「君は何故私達を此処に呼んだの?」
『君達を此処に呼んだ理由か、単純さ君達に託したい。私の怒りを、君達にあの黒い人影を殺してほしい』
「それは君がすれば良いのでは?」
『言っただろう、君達に私は殺されたのだ。だからこそ君達に私の怒りを託したいのだよ』
「すまないね」
椛が謝る。
『謝罪なんていらないよ。私は黒い人影に操られて居た為に君達に危害を加えてしまった。どっちもどっちさ』
「ありがとう。私達を許してくれて」
『良い。さて、このままの君達ではあれに勝てないと思うが私のスキル[超える者]で見た所黒い人影は五星列島の遮光の洞窟(しゃこうのどうくつ)居る事まではわかった。また、此処数年動いて居ない』
そこまで言い終えて彼女の顔が鬼の形相へと変貌した。
『奴を殺してくれ!私の事を操りあまつさえ命をも弄んだあのクズを!』
「良いかな?青」
「椛が言うなら」
「わかった。ありがとね私の我儘を聞いてくれて」
椛は恐ろしい怒りを孕ませながらも冷静な声色で彼女に言う。
「さて、私達が其奴を殺してやるから安心してね」
彼女は泣き顔で一言
『ありがとう』
と言う彼女の姿を見た次の瞬間には私達はこの空間から元の世界に戻って居た。
[称号【怒り喰らう者】と称号【▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎▫︎】とスキル地龍魔法lv1と
スキル剣魔法lv1を入手しました]
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