13 / 29
村で
二人の日常昼
しおりを挟む
「はい、出来ましたよ」
「ありがと」
「むふふっ、今日も美味しくつくれましたよ」
フィリアの昼食をフィリアと食べながら駄弁る。因みにフィリアも僕も昼すぐにはあまり予定が無い。だからかなりの時間駄弁ることが出来る。
「そういえば」
「ん?」
「フィリアって魔力が尽きることってあるの?」
「あるよ。ただ」
「ただ?」
「私は一応枠としては神獣だけど魔獣、魔物だからね。そして魔物は魔力で体を構築してるから魔力切れ=死だよ」
「魔法めっちゃ使ってなかった?」
「古葉白狼は魔力回復するのです!普通の魔物はしないけどね」
「つまりは魔力の自然回復を待てば魔法を使っても特に問題は無いってことね」
「そそ。それに古葉白狼は尻尾に魔力を貯めるからね。魔法を結構使っても尻尾から引かれるから他の魔力自然回復を持ってる魔物よりも使いやすいよ」
「危険だけど」
「うん。自分の存在を消す可能性が有るからね・・・ちょっと話が重くなっちゃったね。さて、洗い物するから食器下げてきて」
「了解」
「わかりましたお姉様」
「何でレーファが居るのかしら?」
「お姉様の居る所即ち私の居る所」
レーファさん、ドヤ顔で言ってます。そしてフィリアは引いてます。
「このシスコン妹!」
「あら?兄弟姉妹でお姉様に恋愛感情を向けていたのは私だけではないですよ」
「・・・は?」
「まあ、この話は置いておいて、手伝いますお姉様」
「やめてレーファ。もう貴女にキッチンを壊されたくないの」
フィリアがこう言うとかレーファさんはどんな事をするのか、興味がある。
「フィリア」
僕がフィリアにレーファさんが何をしたか気になり聞こうとフィリアを呼ぶとフィリアは満面の笑みを浮かべて答える。
「なぁに?ヴィレン」
「レーファさんって、何をしたの?」
「ああ、気にしないで。料理を作る時の工程で炒めるを痛めると勘違いしただけよ」
「発音は同じでしょ?」
「他には揚げ物をしようとしたら油で揚げるではなく魔法で中に上げるをしたり、お皿を拭くのを壊せば良いって言いながらお皿を壊したり」
「それは、やばいね」
「なっ!ヴィレンさん!」
「君が完璧に悪い」
「さて、そろそろ終わるよ」
「お姉様、私が拭きます」
「やめてください」
「何故ですか!?」
「貴女、割る割らない以前に不器用だから落として割るでしょう」
「なっ!」
「僕が手伝うよ」
「ありがとう、ヴィレン」
「お姉様!何でこんな男にデレデレするのですか!?」
その言葉を聞いてフィリアの声色は恐ろしくなる。
「殺すわよ?レーファ」
「むー!お姉様のわからずや!」
レーファさんはそう言い残すと帰って行った。
「ごめんね。妹が」
「いいよ。いつもの事だし」
「そうだね」
「布巾濡れてきたな。ちょっと替えてくる」
「いや、いいよ」
フィリアはそう言い魔法を使い布巾から水を飛ばす。
「はいこれで良いでしょ?」
「うん、ありがと」
「ありがと」
「むふふっ、今日も美味しくつくれましたよ」
フィリアの昼食をフィリアと食べながら駄弁る。因みにフィリアも僕も昼すぐにはあまり予定が無い。だからかなりの時間駄弁ることが出来る。
「そういえば」
「ん?」
「フィリアって魔力が尽きることってあるの?」
「あるよ。ただ」
「ただ?」
「私は一応枠としては神獣だけど魔獣、魔物だからね。そして魔物は魔力で体を構築してるから魔力切れ=死だよ」
「魔法めっちゃ使ってなかった?」
「古葉白狼は魔力回復するのです!普通の魔物はしないけどね」
「つまりは魔力の自然回復を待てば魔法を使っても特に問題は無いってことね」
「そそ。それに古葉白狼は尻尾に魔力を貯めるからね。魔法を結構使っても尻尾から引かれるから他の魔力自然回復を持ってる魔物よりも使いやすいよ」
「危険だけど」
「うん。自分の存在を消す可能性が有るからね・・・ちょっと話が重くなっちゃったね。さて、洗い物するから食器下げてきて」
「了解」
「わかりましたお姉様」
「何でレーファが居るのかしら?」
「お姉様の居る所即ち私の居る所」
レーファさん、ドヤ顔で言ってます。そしてフィリアは引いてます。
「このシスコン妹!」
「あら?兄弟姉妹でお姉様に恋愛感情を向けていたのは私だけではないですよ」
「・・・は?」
「まあ、この話は置いておいて、手伝いますお姉様」
「やめてレーファ。もう貴女にキッチンを壊されたくないの」
フィリアがこう言うとかレーファさんはどんな事をするのか、興味がある。
「フィリア」
僕がフィリアにレーファさんが何をしたか気になり聞こうとフィリアを呼ぶとフィリアは満面の笑みを浮かべて答える。
「なぁに?ヴィレン」
「レーファさんって、何をしたの?」
「ああ、気にしないで。料理を作る時の工程で炒めるを痛めると勘違いしただけよ」
「発音は同じでしょ?」
「他には揚げ物をしようとしたら油で揚げるではなく魔法で中に上げるをしたり、お皿を拭くのを壊せば良いって言いながらお皿を壊したり」
「それは、やばいね」
「なっ!ヴィレンさん!」
「君が完璧に悪い」
「さて、そろそろ終わるよ」
「お姉様、私が拭きます」
「やめてください」
「何故ですか!?」
「貴女、割る割らない以前に不器用だから落として割るでしょう」
「なっ!」
「僕が手伝うよ」
「ありがとう、ヴィレン」
「お姉様!何でこんな男にデレデレするのですか!?」
その言葉を聞いてフィリアの声色は恐ろしくなる。
「殺すわよ?レーファ」
「むー!お姉様のわからずや!」
レーファさんはそう言い残すと帰って行った。
「ごめんね。妹が」
「いいよ。いつもの事だし」
「そうだね」
「布巾濡れてきたな。ちょっと替えてくる」
「いや、いいよ」
フィリアはそう言い魔法を使い布巾から水を飛ばす。
「はいこれで良いでしょ?」
「うん、ありがと」
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる