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第二章 乙女ゲームの舞台、それはルミワ魔法学園!!
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消火活動が終わってからいろいろありました。まとめると・・・・・・
・レイン様のご家族からお礼を言われました。
・ヴァルテス家とクライシス家が仲良くなりました。
・森のお家がさらに進化しているようです。
・レイン様と一緒に学園の高等部に通えることになりました。
・私の家族とレイン様の家族が手を組んで、何か企んでます。
こんなことがありました。まず、レイン様のご家族について。レイン様のご家族は、とってもキラキラしていたよ! 我が家を救ってくれてありがとうって言ってくれた!! 我が家の人たちと仲良くなってくれてうれしいです。でもね、私の両親とレイン様のご両親、よっぽど気が合ったのか昔ながらの親友みたいな感じになってた。舞踏会とかお茶会で顔を合わせたことはあったけど、深く話したことがなかったらしい・・・・・・。次に森のお家について。これは妖精たちが言ってたことなんだけど、なんか、家が進化したらしい。ここら辺はよくわからないから、長期休暇の時に、一度見に行こうってレイン様と話した。そう、レイン様も学園に通っていいって、ご家族から許可が下りたんだよ!!これがすっごくうれしい!! で、最後にわが家族とレイン様の家族のたくらみ。悪いことではないっていうのはわかるんだけど、何しようとしているのか気になる。私の勘はレイン様もグルだって言ってる。しかし、何を企んでいるのやら・・・・・・。
で、私は今ヴァルテス家にいるんだけど・・・・・・何故かレイン様もいるんだよねー。いや、この状況で当たり前のように一緒にお茶を飲んでる私が言えることじゃないんだけどさ・・・・・・・。しょうがないじゃん?レイン様、屋敷を追い出されたって言ってるんだから。他に行くところがなくてここに来たらしいし、むげにはできない・・・・・・。客室用意しますかって聞いたら
そんなことしなくていいって言われてさ~。でもお客様を、ほかならぬレイン様をおもてなししないわけにはいかないでしょ? だからレイン様に「私の部屋に来ますか~?」って、冗談半分に聞いてみたら「行く」って言われて・・・・・・そんなこんなで今、私の部屋にはレイン様が!! 天使のように愛らしく美しいレイン様が!! 私の隣で!! お茶を飲んでいる!! そんな私的『乙女ゲームみたいなちょっぴりドキドキお茶会』イベントの突然発生に内心ドキドキしています。この私的ドキイベのポイントは、相手がレイン様というところ一点です。
「エリシア、学園に通う準備はできた?」
「うん、ばっちり。レイン様は?」
「僕もできたけど・・・・・・学園って、人がいるよね」
「いるね、たくさん」
「怖い、どうしよう・・・・・・」
・・・・・・そうだった。レイン様、人見知りだったね。こればかりは私にもどうしようもないというか、そもそも、私もコミュニケーション能力が怪しいからフォローできるかわからないし・・・・・・私のこの疑似コミュ力は、今まで培ってきた令嬢力で補正されているだけだからね・・・・・・。
「エリシア」
「? レイン様?」
急にレイン様が私の手を握ってきた。どうしたんだろう・・・?
「・・・・・・僕を、見捨てないで?」
か
か
かわいいーーー!! 合格!!合格です!! 目を少し潤ませながらの上目遣い、しかも、手をぎゅっと握るというところに、離さないでという気持ちが伝わってきます!! これはかわいい!! 文句なしの合格です!!
そんな感じで内心狂喜乱舞している私に、レイン様が畳みかける。
「エリシア?」
こ、これは!! 上目づかいで首をこてんとかしげるレイン様は、あざとかわいかった。これはヤバい。もう死んでもいい。
「も、もちろん!! ありとあらゆる魑魅魍魎からレイン様を守って見せます!!」
「ほんと? ありがとう」
レイン様のとろけるような笑顔、いただきました!! それにしても私の言葉、『ありとあらゆる魑魅魍魎からレイン様を守って見せます』って、なんか文章的にも言葉的にもおかしくない? ・・・・・・まあ、レイン様に伝わったんならいいけど・・・・・・いや、伝わってないな、これ。とりあえず私が助けてくれるっていうのがわかって、ほっとしたっていう感じだ。もう少し、言葉の勉強しなくちゃなぁ・・・・・・。
「ねえ、エリシア。ずっと僕のそばにいてくれる?」
「ふえ?」
・・・・・・れ、レイン様が私にプロポーズを!!・・・・・・してくれるわけないよね~。うん、わかってる。学園でぼっちにならないようにそばにいてほしいってことだよね? うん、エリシア、勘違い、しないよ?
「うん。レイン様は私の師匠だもん。そばにいるよ」
「その言葉、忘れないでね?」
「? うん」
そんなに念を押さなくても、学園でボッチ状態にする気はないよ? むしろ私から会いに行くよ? どうしたんだろ? レイン様は私の言葉を聞いて一瞬だけ暗く笑って、何故か、とろりとした、甘いほほえみを向けてきた。なんか、安心したって感じの笑い方じゃないんだけど・・・・・・。乙女ゲーム風に言うなら、攻略対象がヒロインと両想いになって、『やっと、君を手に入れた』っていいながら抱きしめるシーンの、攻略対象の顔? うん、自分で言ってて訳が分からなくなってきた。
「レイン様、どうしたんですか?」
「ううん、何でもないよ。・・・・・・————」
「?」
最後、何か言ってた気がしたんだけど、気のせいかな? まあ、いっか。
「学園、楽しみですね、レイン様!!」
「そうだね」
とりあえず、レイン様と過ごせるこの時間を堪能することにします。レイン様と送る学園生活、楽しみだな~。
・レイン様のご家族からお礼を言われました。
・ヴァルテス家とクライシス家が仲良くなりました。
・森のお家がさらに進化しているようです。
・レイン様と一緒に学園の高等部に通えることになりました。
・私の家族とレイン様の家族が手を組んで、何か企んでます。
こんなことがありました。まず、レイン様のご家族について。レイン様のご家族は、とってもキラキラしていたよ! 我が家を救ってくれてありがとうって言ってくれた!! 我が家の人たちと仲良くなってくれてうれしいです。でもね、私の両親とレイン様のご両親、よっぽど気が合ったのか昔ながらの親友みたいな感じになってた。舞踏会とかお茶会で顔を合わせたことはあったけど、深く話したことがなかったらしい・・・・・・。次に森のお家について。これは妖精たちが言ってたことなんだけど、なんか、家が進化したらしい。ここら辺はよくわからないから、長期休暇の時に、一度見に行こうってレイン様と話した。そう、レイン様も学園に通っていいって、ご家族から許可が下りたんだよ!!これがすっごくうれしい!! で、最後にわが家族とレイン様の家族のたくらみ。悪いことではないっていうのはわかるんだけど、何しようとしているのか気になる。私の勘はレイン様もグルだって言ってる。しかし、何を企んでいるのやら・・・・・・。
で、私は今ヴァルテス家にいるんだけど・・・・・・何故かレイン様もいるんだよねー。いや、この状況で当たり前のように一緒にお茶を飲んでる私が言えることじゃないんだけどさ・・・・・・・。しょうがないじゃん?レイン様、屋敷を追い出されたって言ってるんだから。他に行くところがなくてここに来たらしいし、むげにはできない・・・・・・。客室用意しますかって聞いたら
そんなことしなくていいって言われてさ~。でもお客様を、ほかならぬレイン様をおもてなししないわけにはいかないでしょ? だからレイン様に「私の部屋に来ますか~?」って、冗談半分に聞いてみたら「行く」って言われて・・・・・・そんなこんなで今、私の部屋にはレイン様が!! 天使のように愛らしく美しいレイン様が!! 私の隣で!! お茶を飲んでいる!! そんな私的『乙女ゲームみたいなちょっぴりドキドキお茶会』イベントの突然発生に内心ドキドキしています。この私的ドキイベのポイントは、相手がレイン様というところ一点です。
「エリシア、学園に通う準備はできた?」
「うん、ばっちり。レイン様は?」
「僕もできたけど・・・・・・学園って、人がいるよね」
「いるね、たくさん」
「怖い、どうしよう・・・・・・」
・・・・・・そうだった。レイン様、人見知りだったね。こればかりは私にもどうしようもないというか、そもそも、私もコミュニケーション能力が怪しいからフォローできるかわからないし・・・・・・私のこの疑似コミュ力は、今まで培ってきた令嬢力で補正されているだけだからね・・・・・・。
「エリシア」
「? レイン様?」
急にレイン様が私の手を握ってきた。どうしたんだろう・・・?
「・・・・・・僕を、見捨てないで?」
か
か
かわいいーーー!! 合格!!合格です!! 目を少し潤ませながらの上目遣い、しかも、手をぎゅっと握るというところに、離さないでという気持ちが伝わってきます!! これはかわいい!! 文句なしの合格です!!
そんな感じで内心狂喜乱舞している私に、レイン様が畳みかける。
「エリシア?」
こ、これは!! 上目づかいで首をこてんとかしげるレイン様は、あざとかわいかった。これはヤバい。もう死んでもいい。
「も、もちろん!! ありとあらゆる魑魅魍魎からレイン様を守って見せます!!」
「ほんと? ありがとう」
レイン様のとろけるような笑顔、いただきました!! それにしても私の言葉、『ありとあらゆる魑魅魍魎からレイン様を守って見せます』って、なんか文章的にも言葉的にもおかしくない? ・・・・・・まあ、レイン様に伝わったんならいいけど・・・・・・いや、伝わってないな、これ。とりあえず私が助けてくれるっていうのがわかって、ほっとしたっていう感じだ。もう少し、言葉の勉強しなくちゃなぁ・・・・・・。
「ねえ、エリシア。ずっと僕のそばにいてくれる?」
「ふえ?」
・・・・・・れ、レイン様が私にプロポーズを!!・・・・・・してくれるわけないよね~。うん、わかってる。学園でぼっちにならないようにそばにいてほしいってことだよね? うん、エリシア、勘違い、しないよ?
「うん。レイン様は私の師匠だもん。そばにいるよ」
「その言葉、忘れないでね?」
「? うん」
そんなに念を押さなくても、学園でボッチ状態にする気はないよ? むしろ私から会いに行くよ? どうしたんだろ? レイン様は私の言葉を聞いて一瞬だけ暗く笑って、何故か、とろりとした、甘いほほえみを向けてきた。なんか、安心したって感じの笑い方じゃないんだけど・・・・・・。乙女ゲーム風に言うなら、攻略対象がヒロインと両想いになって、『やっと、君を手に入れた』っていいながら抱きしめるシーンの、攻略対象の顔? うん、自分で言ってて訳が分からなくなってきた。
「レイン様、どうしたんですか?」
「ううん、何でもないよ。・・・・・・————」
「?」
最後、何か言ってた気がしたんだけど、気のせいかな? まあ、いっか。
「学園、楽しみですね、レイン様!!」
「そうだね」
とりあえず、レイン様と過ごせるこの時間を堪能することにします。レイン様と送る学園生活、楽しみだな~。
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