お金持ちの掃除婦が転生して魔族ごと掃除しちゃった件

第九章：掃除されざる者とのバトル！

「掃除されざる者よ、覚悟しな！」マツコは掃除機を構え、キレトロンも戦闘モードに切り替わった。

「おっと、その前に言っとくが、汚れを残すなんて許さねぇからな！」
キレトロンは毒舌全開でツッコミを入れる。

掃除されざる者は不気味な笑みを浮かべ、巨大なホコリの塊をまといながら襲いかかってきた。

「我が体は汚れの結晶！掃除ごときで消えはせぬ！」

ホウキ仙人は悠然とホウキをかざし、
「わしの掃除禅で心も汚れも一掃じゃ！」と叫ぶが、風が強すぎて自分の白髭が乱れる始末。

マツコは叫ぶ。
「みんな、笑いながら掃除すれば怖くないわ！」

バトルはゴミと笑いの混戦となり、掃除機の音とギャグの掛け合いが絶え間なく響く。

元魔族の仲間が勢いよくモップで敵の目を狙い、キレトロンはロボットダンスで敵の動きを封じ込める。

「掃除ロボの舞い、見ててくれよな！」

「なにそれ、逆に目が回りそう！」とマツコがツッコミ。

最後はマツコの「スーパーウルトラ掃除機モード」が決まり、掃除されざる者は粉々のゴミに。

「これで世界はまた少しだけキレイになったわね！」

キレトロンは息を切らしつつも、
「でもな、掃除はまだまだ終わらねぇ。これがオレたちの戦いだ！」と宣言した。