タイムリープミステリー『ルインと人生図書館』

ふるなゆ☆

文字の大きさ
19 / 53
2章~燃焼(もえ)る事件~

燃焼る⑥

しおりを挟む
《10》

 
 一人で定例会へと乗り込んだ。
 教祖が万歳をする。前列にいるコハクらが万歳をし、それを真似て前列から万歳をしていく。それが波を打つように後ろへと向かっていった。これで神の力のおこぼれが貰えるとされている。
 今日は無事に一日を過ごせた。明日は少し変わった選択肢となる。バタフライエフェクトが起きてしまわないかと内心ひやひやしていた。

 
 明るさが梅雨の終わりを告げる。
 彼は「もう一人はどうした?」と聞く。それに対して「私用で来れないそうです」と返した。それを聞いて、「そうか。じゃあ、今日はよろしくな」と言った。
 その後は信者の一人に連れられて車へと乗り込む。ここまでは順調に事が進んでいる。 
 ポケットのシャーペンをいじる。いや、シャーペンにしか見えない録音機をいじる。
 さらに、もう一本のメタリックなシャーペンもいじる。いや、これはシャーペンにしか見えない録画機器だった。
 作業を行う建物へとやって来た。
 車を降りる時に、さりげなく二本のシャーペンもどきに触れて、機械を起動させた。
「アンタな噂のルインね。仕事があるから、さっさとやりな。」相変わらずコハクはキツめの口調で言い放っていた。
 隣にいた女性が小さく「コハクさんはそういうタイプの人なので、お気になさらず」と取り繕った。そして「では、こちらです」と導かれた。
 ボロボロになった縄に油を塗る作業だ。
 黙々と塗っていく。
「どうしてこんな作業しているんですか?」
「分かりません。ですが、上からの指令ですから。きっと神のお告げなのかもしれません。」
 ふとした質問への返答から信者はこの作業の意図は分かっていないようだ。胸ポケットのシャーペンもそれを聞いていた。
「ルイン。教祖様がお呼びだよ。」
 それを合図に違う部屋へと向かった。そこに一人の女性が待っていた。
「こんにちは。わたくし、乙坂姫華です。みんなからは教祖様と呼ばれています。」
 その会話からお互いに話を重ねていき、彼女の口から「貴方には『龍の宮』の幹部になって頂きたいんです。……よろしいですか?」という会話まで進めた。それを一つ返事で返す。
 次は連絡先交換。スマホに彼女からのメッセージが入った。
「それでは、わたくしは失礼しますね。」
 その時に、「少しいいですか」と足を止めさせた。これは新たな選択肢だった。
「どうかされましたか?」「質問があるのです。」「どうぞ。」
 胸ポケットに刺さったカメラとマイクが彼女を捉えていた。
「どうして解れた縄に油を塗っているのですか?」はっきりと申した。
「そんなこと詮索しちゃいかんよ」と横入りが入った。そして「いいから言われたことをやればいいんだよ」と繋げてきた。
 彼女は口を紡いでいた。何かに耽ってているようだった。似つかわしくない口の動きをした後、すぐに唇が開いた。
「天罰のためです。我々『龍の宮』に抗う危険勢力に対する天罰です。しかし、それを知って良いのは幹部と一部の上級信者のみ。このことは門外不出でお願いしますね。新幹部のルインさん。」
「ええ。もちろんですとも。」出まかせを放つ。
「それでは、わたくしは失礼しますね。」 
 コハクと二人きりになった。
「変なことに口を突っ込むんじゃないよぉ。今日は働いて貰うわよ。人手が足りないんだ。特に男手が! な!」
 その後、大きなボックスの車に大量の水を入れ込んだ。他にも縄の入ったゴミ袋も入れた。爆発させるための物を入れた車が走り去った。
「これで目標の二つは達成した。今回の仕事はこれで終いだよ。次の仕事は明後日からさ。布教してくから覚悟しとくんだね。分かったら解散。さっさと解散さ。」
 この日は解散になった。
 それに便乗してその場から離れる。胸ポケットの二つの機械に触れた。その時の顔はなんとも言えない微笑を浮かべていた。


 太陽が昇ってから数時間が経った。
 眠そうなモタローはコーヒーを飲んで眠気を誤魔化そうとしている。
「さて、成果の共有をしようじゃないか。はぅわぁ。」語尾が眠そうだ。
 録画した内容や録音した内容をアイパッドで流す。「天罰ねぇ。なかなか凄いことを言ってるねぇ。」
 次はモタローの番だ。
 彼はズゥトンシャの情報を集めていた。
「彼は『龍の宮』の幹部だったよ。自身の店を『龍の宮』の拠点として解放していたよ。だけど、張り込みをしていたら裏の顔があることが分かったよ。」
「裏の顔?」
「そうさ。一晩中張り込んでいたら、案の定真夜中に動き出したよ。詳しくは調べきれてはいないけど、中国系の男六人と共に『龍の宮』乗っ取り作戦を考えているっぽいことが分かったよ。」
 彼はスマホを操作し始めた。
 画面はとある場所を示している。
「ここが彼らのアジトだねぇ。ここで色々と作戦を練ってたっぽいねぇ。まっ、中国語っぽい言葉で会話してるから、意味はあまり理解出来なかったけどね。」
 そのアジトは星ヶ丘テラスから山の方へと向かった先。そこは「この先、火事になる建物」だった。
「ひとまずここへと行ってみるかい?」
「そうしましょう。まだ出火の原因は分かっていませんしね。」


 急いで現場へと向かう。
 中華料理屋『ブッター』はまだ燃えていないようだ。駐車ができる場所に一時的に車を置く。
「ここには発火物が不明なんですよね。例の縄いり袋がなかったみたいなんです。」
 建物から煙が沸き立っている。
 炎は二階から下へ下へと降りていく。
 炎は段々と燃え盛り、取り返しのつかない程の大きさへと変わる。近くに来た時には、殆どが炎に包まれていた。
 サイレンの音が聞こえる。
 消防車が到着した。急いでホースから水を出していった。
「どうして燃えたのでしょう。」
「うーん。予想がつかないなぁ。」
「袋には装置などはなかった。つまり、起爆装置説は違う気がするんですよ。そうなると、プラズマが原因ですかね?」
「いやー。どうだろうねー。」
 結局、何も分からなかった。
 車へと戻る。
 コンビニで買ったコーヒーを少し口に含んだ。
「気は進まないのですが、この後、教祖とのディナーがあるので一度戻ります。」
 そのままアクセルを踏んだ。
 小さな山道を進み、大通りへと出た。そこから高速道路へと繋がる道を選ぶ。八十キロの速度で素早く走り去っていく。


*


 スーツを身にまとい名古屋駅で待ち合わせる。例の時刻に彼女はやって来た。そこからフレンチ料理の店へと向かった。
 白の美しいテーブルカバーの上に置かれる綺麗な灯火。置かれたナプキンを膝の上に置いた。
 シャンパンが注がれたグラスを持つ。最も綺麗に見せるために正しい持ち方を心がける。その正面では大きく手で包んだ持ち方でグラスを持つ。
 海老がメインのスープがやって来た。器の奥を持って音を立てないように救っていく。しかし、反対側では器を持ち上げなかったせいかカタッと音を鳴らしていた。
 たわいない話を繰り広げる。
 メインディッシュやデザートを食べ終えた。「食べ終わったらフォークとナイフを揃えて斜めに置く。」そして、簡単に畳んだナプキンを椅子に置いた。
 見栄を張ったのか彼女は凄く丁寧に折り畳んで椅子に置いた。「綺麗に畳むと料理や店への不満の意を示すことになるんですよ」と伝えた。
 少しオドオドしたような声色。その声でホテルを予約してあることを伝えてくれた。
 そして、用意された部屋へと入った。
 外の景色を見る。美しい夜景が広がっている。その間に、彼女がここへとやって来るだろうと踏んでいたが、一向に来ない。
 気になったので廊下へと出た。彼女は不審な動きをしている。それを見て見兼ねて彼女を部屋へと呼んだ。ベッドに腰掛ける。
「ごめんなさいですわ。まさか部屋が一つしか取っていなかったなんて思いもしませんでした。」
「普通はそう思いますよね。それでのことはなんて呼べばいいんでしたか。」
「わたくしのことは教祖様とでも呼んでください。」「いえ、貴方の本当の名前を――」「姫華と呼んでください。」
 思わずため息が出てしまった。
「借り物の姿の名前ではないですよ。その姿を借りてるあなた自身の名前ですよ。」
 姿勢が思いっきし崩れていった。見た目と反した体勢に変わった。
「ったく、バレちまったのか。俺のことはプレイヤーXとでも呼んでくれ。それ以上は教えないからな。」
「そうですか。」
 置かれた椅子へと座る。
 以前の本物といた時よりも息が抜けていく。
「しかし、よく分かったな。俺の正体。」似つかわしくないイントネーションと語彙が飛んでくる。
「分かるも何も、もう少しフランス料理のマナーを覚えて下さい。共に食べてるこちらまで恥ずかったのですから。」
 やれやれと、体のアクションで示す。
「ちっ、難しいんだよ。何なんだよ。フランス料理のマナーって。あんなの日本人にはいらねぇだろ。」
「やれやれ」ついに言葉が出た。
 それを見て後ろに仰け反っている。
「しかし、なんで部屋を一つしか予約してねぇんだ。コイツの作ったシナリオは完璧だと思ったんだけど、ちょっとミスったのか。」
「元々、二人でこの部屋に泊まるから以外にないと思うのですが――」
「普通は別々じゃねぇか。男と女だぜ。」
「男と女だからじゃないですかね。」
 はてなを頭の上に浮かべているのが分かる。結構鈍感な奴だと決めつけかけそうだった。
「僕が前にここに来た時は姫華さんがここへと来て、お誘いを受けましたよ。律儀に風呂から上がった後にね。」
「ちょっ、おま、致したのか?」
「いえ。そのまま帰りました。裏に嫌ぁな感情を感じましたからねぇ。」
「しっかしまぁ、なんかもったいないな、お前。せっかくのチャンスなのにな。」
「そんな単純な話じゃないと思いますけどね。単純に性欲だけなら簡単ですけど、その裏には違う感情が混じっている。」
「違う感情?」
「独占欲だとか承認欲求だとか、性欲の裏に潜めた大きな気持ちですよ。その中でも嫌な感情を感じとった気がしたんです。」
「そんなもん。分かるもんか?」
「ええ。極論ですが、そのような表裏の激しい感情の世界が嫌になり、ホストの世界から逃げ出してきた人間ですからねぇ。」
 プレイヤーXはベッドに向かって大きくダイブした。とてもはしたないと思いつつも目を瞑った。
 麗しいはずの女性の姿が台無しだ。
「ってか、アンタ何歳だ?」
「僕ですか? 二十六ですよ。」
「ってことは、コイツは三十七だから……。って、十歳以上も差、あるじゃねぇか。気持ち悪ぃな。」
 さっきから話を聞いていれば、プレイヤーXは浅はかな人物像が目に映る。
「それも、確かコイツ、夫持ちだぜ。ツルヒグループの社長の奥さんだぜ。」
 その言葉を聞き、一つの単語をピックアップしていた。図書館にいる女性の言っていた「そうかツルヒって――」姫華の夫だったか。
「ツルヒの秘書と言ってた――。つまり、犯行動機に成りうる」と目の前の人物を無視して独り言を呟いていた。
 これで三つの建物の火事においての犯行動機が判明した。二つは『龍の宮』を乗っ取ろうと画策していたズゥトンシャを罰するため。残る一つはツルヒの秘書としての姫華による犯行。どれも単なる火の不始末とされる程の周到さ。リスクを考えても実行する価値はある。
 点と点が繋がった。
 後は――どのようにして火災を起こしたのか、だった。ただ、この問題点が一番の難問だった。今のルインにはその理由に何一つピンと来るものはなかった。
「まあ、いいや。俺は別の宿を探してくるわ。」
 そう言って、その場を去ろうとした。急いで、動きを止める。「待て――。」
「どうしたんだ?」
「今は真夜中。女性一人で外で彷徨くには危険だ。だから、僕が代わりに出ていくよ。君はゆっくりと休んでいて欲しい。」
「けどなぁ。そんな止めとけってレベルか?」
「鏡で自分を見てご覧。その綺麗な姿見。一人じゃ危ないよ。」
 そう言って、部屋から出た。
 前もホテルから飛び出して行ったが、今回は前回よりも清々しい気持ちで外の風を浴びていた。


*


 名古屋駅から徒歩で移動。とあるレンタルスペースは『龍の宮』の貸切となっていた。
 胸ポケットのシャーペンを押した。
 部屋の中へと入る。そこには『龍の宮』の幹部が集まっていた。
 幹部会が始まる。姫華を中心に話が進んでいく。中身は本人ではないものの、本人同様の言動で進行する。ただ、ズゥトンシャについては全く触れられなかった。
 他にも変わったことがあった。以前の幹部会では、仕事は驚輝に付くことになったが、今回は彼女の計らいでコハクに付くことになった。行動を狭める上でとても効果的だろう。やられた、と心の中で感じる。
 このままだと何もなし得ないまま戻されてしまう。
 解散した後、一人で帰宅する影を追いかける。猫背の影との距離は徐々に縮んでいく。
「すみません」と声をかけた。亥が振り向く。
「どうしたのかな?」
「実は相談したいことがあるのです。できれば二人でお話できればと思うのですが――」
「明日の夕方四時から六時の間に僕の研究所に来な。ははっ。時間を設けてあげるよ。」
 そう言って、彼はそのまま帰路へと着いた。
 帰路が逆だったために踵を返す。
 少しずつ影が伸びていった。


 コハクの言葉はキツめのものだった。彼女は信者に発破をかけたり、やり方を指導したりする。そうやって信者獲得のための呼び込みの質を高めているのだ。
 幹部は指導する側。コハクのアドバイスを参考に、どのようにアドバイスすべきかを覚えていく。時々、ミニテストと題して問題を出してくるため油断できなかった。
 勧誘のプロセスを学びながら時間が過ぎ去っていく。いつしか夕方に差し掛かっていた。
 少し早く抜けて、とある目的地へと向かった。『龍の宮』の唯一の研究所だ。
 少し薄暗い研究室。物が乱雑に置かれていた。
「ようこそ僕の研究所へ。」猫背の彼はここに座って、と言わんばかりに椅子を用意した。
 インスタントのコーヒーが置かれる。
 彼は左手でカップを持ち、高く持ち上げた後、再び置いた。「何をしているのですか」と聞くと「僕は猫舌だからね。冷ましているのさ」と答えた。
 クマができている目でこちらを見る。
「さて、何の用事かな?」
「実は最近起きた三つの火事の件についてご教授頂きたくて――」
「おやおや。僕は疑われているのかな?」
 まだ彼はカップを上下に移動させていた。
 そんな訳では、と言う言葉に被せて「僕はこんなちっぽけなことはしない」と強く言い切った。
「いいかい。僕は派手な爆発が好きなんだよ。あんなちっぽけな火災……つまらない真似、僕はしないんだよ。」その声はどこか恐ろしい音色を響かせていた。その声はどこか歪んでいた。
「さて、何を教えて貰いたいんだ?」
「例えば、ゴミ袋の中に機械みたいなものが何も無かったとして、プラズマは発生して火災は起きると思いますか?」
 はっはっはっと笑っていた。
「プラズマを疑っているのか。これは面白い。けれども、違うね。例えば、電子レンジの中で発生するものだと考えておくれ。もしその空間が電子レンジの中にあるとしたらプラズマを疑えるけど、残念ながら非現実的だぁ。」
 冷めたコーヒーを高く上げた。
 カップから液体を流していく。高いところから低い所へと落ちるその液体を口の中で受け止めていた。
「僕はぁ、この件には参加していないから分からないけど、こんな説はどうかな?」
 怪しい笑みを浮かべて顔を斜めに向けていた。
「君は東野圭吾の"探偵ガリレオ"は読んだことはあるかな?」
「いいえ」と答える。
「そうか。それは理工学部の大学助教授が持ち前の化学知識を活かして、トリックを用いた難事件を解決する推理小説さ。その物語の一作目。その第一話。タイトルは――《燃える》。」
 燃焼もえる。如何にもこの事件と関わりがありそうなタイトルだ。
「突然、少年の頭が燃えて亡くなるという事件が起きたんだよ。しかし、どうして燃えたのかは分からない。そこで主人公の登場だぁ。」
「それで何が原因だったのですか?」
「原因はレーザーだよ。」
「レーザー?」
「そう。離れた工場からレーザーを放ったんだ。レーザーは真っ直ぐ伸びて鏡で反射するから、鏡で反射させて、その少年の所にレーザーが来るように仕向けたのさ。」
「レーザー……。」
 頭を巡らせていく。
「つまるところ、今回の火事の原因は袋にレーザーを当てたことによるもの……ということですね。」
 猫背の彼は不気味に笑っていた。
「それは分からないな。僕はこの件には関与していないんだ。何も知らない僕が勝手に立てた、ただの仮説だからね。ただ、プラズマ説よりかは些か可能性はあるんじゃないかなぁ。」
 彼は入っていたコーヒーを飲み干した。
「話はこれでいいかな?」
「ええ。貴重なお話ありがとうございました。とても参考になりましたよ。」
「ははは。じゃあ、勝手に帰ってね。僕はまだ研究に没頭したいからぁ。」
 その場を後にした。
 夕焼けが暗闇へと変わっていく。
 静けさの残る道を歩いていく。
 まだ薄暗いだけの街中に街灯が光っていった。その明るさに照らされながら、悠長に歩いていく。


 この本の中では七日目はやってこなかった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

処理中です...