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3章~幻の摩天楼事件~
幻の摩天楼④
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《15》
少年少女捜索隊の中に透を貶めた人がいるの。その言葉が頭の中で反芻されている。ルインはそんな思考を片隅に置いて、自己紹介を聞いていた。
地図が開かれる。
「ここは紫衛來ちゃんが行くなって口うるさくする所だね。」
「仕方ないでしょ。危ないんだから。」
「工事現場でしたからね。土砂崩れも起きやすいですからね。それにこその辺りは紫衛來さんがよく知っている場所だから、探す必要がないからね。」
「まっ、そういうことよ。」
「まあ、しゃーねぇよな」と小さく呟かれる。
黄星が探す位置を決める。そこに翠も付随して行くことになった。続いて証達小学生らも行く場所を決めた。
「探偵さん達は《公園に出没する神影》を調査するべしだと思いますが、どうでしょう。一応道案内として紫衛來にお願いしようと思います。」
それに対して「はぁ? なんで?」と突っ込まれる。続けて「証達の歯止め役は誰がするのよ?」と聞かれる。
「そうですね。では、紫衛來さんは証達の方へと行って頂いて、探偵さん達は黄星達と一緒に行動して貰いたいと思うのですが、良いですか?」
誰も異議は申し立てなかった。
二つの班に分かれたが、彼はそれとは別に別行動すると宣言した。これにてこの場は解散となった。
「黄星くん。少し良いかな?」と少年を呼びつけては二人きりとなる。ほんの僅か話したのだろう、すぐさま彼はスッと独りでに進んでいった。その後ろ姿は青く滲んでいた。
何か浮かない表情で戻ってきた黄星。二人の会話は本当に短く一言二言しか話せていないはずだった。それなのに、この表情になるのは何か大事な要因があるのではないかと考えられた。
「まあっ、行こうぜ。」
その切り替えの早さに隣の女子はため息を漏らしては笑っていた。
*
舗道から外れ、道無き道を進んでいく。
少年は軽快な動きで動きにくい足場を転々としていく。
斜面と化した地面。木の幹が地面にそそり立ち安定性を欠けさせる。さらに草草雑草が足場を不安定にさせている。身軽には動けぬ大人ではこの道は険しすぎる。また、大きめの荷物を背負った女子にもこの道は険しすぎる。
平らな場所を経由して、先へと進む。
離れた前方からは「おーい、まだかー」と急かす一言文句が流れてくる。
少し入り組んだ急斜面。露出する幹を器用に小ジャンブして渡っていく。しかし、彼は途中の幹に足を置き損ねた。というのも位置がズレて足を捻ってしまったのだ。
そこからは雪崩のように転げ落ちていく。
少し平らな場所に顔面から落下した。
「っとに、馬鹿なんだからさぁ。」と隣にいた子は急ぎ足で彼の元へと進んでいった。
半袖半ズボンだったこともあって両腕両足に擦り傷を幾つか作った。また、顔の右頬にも擦り傷を作っていた。足は捻って痛みがじーんとする程度のようだ。軽く触ったり動かしたりしてみて、骨折ではないと判断した。
彼女の鞄から出される消毒液、ガーゼ、ピンセット。それらを組み合わせて傷口に塗り込む。
「痛ぇ。うぉぅ。」と金切り声にならない呻き声を上げる。それに対して「中学生なんだからしっかりしてよね」と苦言を呈された。
傷口に塗り込み終えたら、絆創膏を貼っていく。
「いや、一人で貼れるから。な。」
それでも彼女は譲らずに絆創膏を貼りまくった。嫌がりながらも顔を赤くしている少年の顔を見て、少しニヤリと口元を緩めていた。
「ひとまずこの付近に座りましょう」と提案し、四人は近くの幹に腰を下ろした。
「後ちょっとしたら動けるようになるから、そしたらまた再開だな。」「そんな訳ないでしょ。帰るのよ。さらに怪我したらどうするの?」「しなきゃいいんだろ?」「してしまう可能性があるから駄目。」
上手く丸め込まれた少年は何も言葉が出ず、グググと顔を赤くした。
「ところで一つ質問いいかな?」
視線がモタローに集まる。
「お二人は付き合っているのかい?」少し意地悪な表情をしている。
学生二人はお互いに向き合った。そして、すぐに正面に戻る。女の子は急激に顔を赤らめその場に塞ぎ込んだ。もう一方は「ばっ。んな、訳ねぇだろ」としどろもどろに言い切った。
微妙ではない、絶妙な空気感が漂ってきた。
青く実る前――成熟前の色。まさに緑色のような色が周りに広がっている。
その雰囲気を打破しようとしたのか彼の口が開いていく。
「お、俺らは単なる幼なじみな、だけだ。この村、人が少ないから、コイツと一緒にいる時が多いだけなんだ。中学校でもほとんどが隣町の奴らだしなっ。」途中途中、噛みながら話している。
ただ、彼は「まあ、ただ……」と明らかに違うトーンの言葉を発した。「本当はもう一人、この村の中学生組には先輩が一人いるんだけどな」とどこか虚しい言葉が放たれる。
その先輩とは、と聞き返す。
「一個上の先輩だよ。くるりちゃんって言うんだけどさ。色々あってさ。部屋から出られなくなっちまった。まあ、そうなるのも仕方ないんだけどな。」
いつの間にかしんみりとした空気が流れていた。
「その話はやめにしておきましょう。うちらじゃどうしようもできないことなんだから……。」
口を開くのも重みで大変な空気感の中、黄星もまた進む選択肢を取りやめていた。
ゆっくりと来た道を戻っていく。
行きよりかは時間がかかったが、さらなる怪我が出ることなく舗道へと出られた。
「ありがとう。えーっと、モタローさんに、ルインさん。」
感謝の言葉をかけられ、その場は解散となる。
そこに黄星が近づいてきた。
「本当は言わないどこうと思ったけど、やっぱり言うことにした。少しだけいいか。透のことなんだけどさ。」
その言葉はどこか後ろめたいような虚しい言葉だった。
「俺、ここに来る前に蒼先輩に呼び止められたじゃん?」
彼はなんとも言えない表情で続けていく。
「実は口止めされてたんだよ。透がいなくなる日の前日に蒼先輩と透と俺で一緒にいたことをさ。俺、午後部があったんで先抜けしたからさ、その後のことは分からねぇけど、あの後に絶対に何かあったんだと思うんだ。まあ、怪しいっつーか。そうだな、ちょっと俺が勝手に疑ってるだけかもしれねぇけど、怪しいって思っちゃってるんだ。先輩には言わねぇでくれよ。」
そう言って、戻っていった。
二人きりとなって帰路に着く姿は青い春を連想しずにはいられない。そんな雰囲気を醸し出していた。
*
ハンバーガー屋さんへと来た。
夕食のためだ。
ハンバーガーの中身は大きな卵。他にハンバーグやチーズなどが入っている。このハンバーガーの名は、その名の通りエッグチーズバーガーなのだが月見バーガーとは何が違うのだろうか、と思いながら一口頬張った。
隣では「まさに美味だねぇ」と呟きながら照り焼きバーガーを啄んでいた。
ポテトとメロンソーダも口に含みながら、ハンバーガーを食べきった。
そして、席を立った瞬間にある青年とすれ違う。彼に対してルインが口を開いた。
「ふと、気になったことがあるんですけど、いいかな?」
彼は振り向く。眼鏡の奥は光の反射で見えなくなっている。
「今日の捜索隊で君はどこで何をしていたんですか?」
その問いに対して「どうしてそのような質問をするのですか?」と聞き返してきた。だが、間髪入れずに「僕は村の公道を右往左往してました。それ以外は何も」と追加した。
「本当に公道を行き来していただけかい?」
「ええ。本当にそれ以外、何もしていませんよ。――何も。」
眼鏡の奥の真相は見えないままだった。
彼はそのまま去っていった。その後ろ姿はどこか怪しげな影を潜めているようだった。
ホテルへの帰り際にコンビニに寄っていく。このご時世、大抵の場所なら存在している七のマークを掲げるコンビニだった。
モタローがジュースを何本か購入した。
そのままコンビニを出る時に、見知った顔とすれ違った。
「あれま。そこにおられるのは、もしやもしや鬼怒川警部ではありませんか~。」
シンプルな年相応の私服姿の彼は、うげっ、と言いたげな顔で二人を見た。
「何故、お前らがいるんだ?」
「隣の村で行方不明となった少年を探して欲しいと依頼されましてねぇ。今も捜索中っていう訳なんだよ。」
「俺らと同じ感じか。」
「それはどういうことかな。」
「県警に頻発してる行方不明事件の被害者達の捜索の増援だよ。人員増加に加えて、事件性も鑑みて俺も出動要請を受けただけだ。ところで、お前らは何か知ってんのか?」
「残念ながら。本当に手掛かりが少なくてねぇ。村の人々は神の仕業と言い、現実性に欠けるからねぇ。」
「まっ、何だかんだ目的は同じ方向にあると言う訳だな。お互い解決できることを祈ろう。」
「もちろんとも。」
自動ドアが開く。
車へと乗り込みホテルへも向かった。
そして、数時間後には夢の中ではなく、非現実的な図書館に落ちていった。
少年少女捜索隊の中に透を貶めた人がいるの。その言葉が頭の中で反芻されている。ルインはそんな思考を片隅に置いて、自己紹介を聞いていた。
地図が開かれる。
「ここは紫衛來ちゃんが行くなって口うるさくする所だね。」
「仕方ないでしょ。危ないんだから。」
「工事現場でしたからね。土砂崩れも起きやすいですからね。それにこその辺りは紫衛來さんがよく知っている場所だから、探す必要がないからね。」
「まっ、そういうことよ。」
「まあ、しゃーねぇよな」と小さく呟かれる。
黄星が探す位置を決める。そこに翠も付随して行くことになった。続いて証達小学生らも行く場所を決めた。
「探偵さん達は《公園に出没する神影》を調査するべしだと思いますが、どうでしょう。一応道案内として紫衛來にお願いしようと思います。」
それに対して「はぁ? なんで?」と突っ込まれる。続けて「証達の歯止め役は誰がするのよ?」と聞かれる。
「そうですね。では、紫衛來さんは証達の方へと行って頂いて、探偵さん達は黄星達と一緒に行動して貰いたいと思うのですが、良いですか?」
誰も異議は申し立てなかった。
二つの班に分かれたが、彼はそれとは別に別行動すると宣言した。これにてこの場は解散となった。
「黄星くん。少し良いかな?」と少年を呼びつけては二人きりとなる。ほんの僅か話したのだろう、すぐさま彼はスッと独りでに進んでいった。その後ろ姿は青く滲んでいた。
何か浮かない表情で戻ってきた黄星。二人の会話は本当に短く一言二言しか話せていないはずだった。それなのに、この表情になるのは何か大事な要因があるのではないかと考えられた。
「まあっ、行こうぜ。」
その切り替えの早さに隣の女子はため息を漏らしては笑っていた。
*
舗道から外れ、道無き道を進んでいく。
少年は軽快な動きで動きにくい足場を転々としていく。
斜面と化した地面。木の幹が地面にそそり立ち安定性を欠けさせる。さらに草草雑草が足場を不安定にさせている。身軽には動けぬ大人ではこの道は険しすぎる。また、大きめの荷物を背負った女子にもこの道は険しすぎる。
平らな場所を経由して、先へと進む。
離れた前方からは「おーい、まだかー」と急かす一言文句が流れてくる。
少し入り組んだ急斜面。露出する幹を器用に小ジャンブして渡っていく。しかし、彼は途中の幹に足を置き損ねた。というのも位置がズレて足を捻ってしまったのだ。
そこからは雪崩のように転げ落ちていく。
少し平らな場所に顔面から落下した。
「っとに、馬鹿なんだからさぁ。」と隣にいた子は急ぎ足で彼の元へと進んでいった。
半袖半ズボンだったこともあって両腕両足に擦り傷を幾つか作った。また、顔の右頬にも擦り傷を作っていた。足は捻って痛みがじーんとする程度のようだ。軽く触ったり動かしたりしてみて、骨折ではないと判断した。
彼女の鞄から出される消毒液、ガーゼ、ピンセット。それらを組み合わせて傷口に塗り込む。
「痛ぇ。うぉぅ。」と金切り声にならない呻き声を上げる。それに対して「中学生なんだからしっかりしてよね」と苦言を呈された。
傷口に塗り込み終えたら、絆創膏を貼っていく。
「いや、一人で貼れるから。な。」
それでも彼女は譲らずに絆創膏を貼りまくった。嫌がりながらも顔を赤くしている少年の顔を見て、少しニヤリと口元を緩めていた。
「ひとまずこの付近に座りましょう」と提案し、四人は近くの幹に腰を下ろした。
「後ちょっとしたら動けるようになるから、そしたらまた再開だな。」「そんな訳ないでしょ。帰るのよ。さらに怪我したらどうするの?」「しなきゃいいんだろ?」「してしまう可能性があるから駄目。」
上手く丸め込まれた少年は何も言葉が出ず、グググと顔を赤くした。
「ところで一つ質問いいかな?」
視線がモタローに集まる。
「お二人は付き合っているのかい?」少し意地悪な表情をしている。
学生二人はお互いに向き合った。そして、すぐに正面に戻る。女の子は急激に顔を赤らめその場に塞ぎ込んだ。もう一方は「ばっ。んな、訳ねぇだろ」としどろもどろに言い切った。
微妙ではない、絶妙な空気感が漂ってきた。
青く実る前――成熟前の色。まさに緑色のような色が周りに広がっている。
その雰囲気を打破しようとしたのか彼の口が開いていく。
「お、俺らは単なる幼なじみな、だけだ。この村、人が少ないから、コイツと一緒にいる時が多いだけなんだ。中学校でもほとんどが隣町の奴らだしなっ。」途中途中、噛みながら話している。
ただ、彼は「まあ、ただ……」と明らかに違うトーンの言葉を発した。「本当はもう一人、この村の中学生組には先輩が一人いるんだけどな」とどこか虚しい言葉が放たれる。
その先輩とは、と聞き返す。
「一個上の先輩だよ。くるりちゃんって言うんだけどさ。色々あってさ。部屋から出られなくなっちまった。まあ、そうなるのも仕方ないんだけどな。」
いつの間にかしんみりとした空気が流れていた。
「その話はやめにしておきましょう。うちらじゃどうしようもできないことなんだから……。」
口を開くのも重みで大変な空気感の中、黄星もまた進む選択肢を取りやめていた。
ゆっくりと来た道を戻っていく。
行きよりかは時間がかかったが、さらなる怪我が出ることなく舗道へと出られた。
「ありがとう。えーっと、モタローさんに、ルインさん。」
感謝の言葉をかけられ、その場は解散となる。
そこに黄星が近づいてきた。
「本当は言わないどこうと思ったけど、やっぱり言うことにした。少しだけいいか。透のことなんだけどさ。」
その言葉はどこか後ろめたいような虚しい言葉だった。
「俺、ここに来る前に蒼先輩に呼び止められたじゃん?」
彼はなんとも言えない表情で続けていく。
「実は口止めされてたんだよ。透がいなくなる日の前日に蒼先輩と透と俺で一緒にいたことをさ。俺、午後部があったんで先抜けしたからさ、その後のことは分からねぇけど、あの後に絶対に何かあったんだと思うんだ。まあ、怪しいっつーか。そうだな、ちょっと俺が勝手に疑ってるだけかもしれねぇけど、怪しいって思っちゃってるんだ。先輩には言わねぇでくれよ。」
そう言って、戻っていった。
二人きりとなって帰路に着く姿は青い春を連想しずにはいられない。そんな雰囲気を醸し出していた。
*
ハンバーガー屋さんへと来た。
夕食のためだ。
ハンバーガーの中身は大きな卵。他にハンバーグやチーズなどが入っている。このハンバーガーの名は、その名の通りエッグチーズバーガーなのだが月見バーガーとは何が違うのだろうか、と思いながら一口頬張った。
隣では「まさに美味だねぇ」と呟きながら照り焼きバーガーを啄んでいた。
ポテトとメロンソーダも口に含みながら、ハンバーガーを食べきった。
そして、席を立った瞬間にある青年とすれ違う。彼に対してルインが口を開いた。
「ふと、気になったことがあるんですけど、いいかな?」
彼は振り向く。眼鏡の奥は光の反射で見えなくなっている。
「今日の捜索隊で君はどこで何をしていたんですか?」
その問いに対して「どうしてそのような質問をするのですか?」と聞き返してきた。だが、間髪入れずに「僕は村の公道を右往左往してました。それ以外は何も」と追加した。
「本当に公道を行き来していただけかい?」
「ええ。本当にそれ以外、何もしていませんよ。――何も。」
眼鏡の奥の真相は見えないままだった。
彼はそのまま去っていった。その後ろ姿はどこか怪しげな影を潜めているようだった。
ホテルへの帰り際にコンビニに寄っていく。このご時世、大抵の場所なら存在している七のマークを掲げるコンビニだった。
モタローがジュースを何本か購入した。
そのままコンビニを出る時に、見知った顔とすれ違った。
「あれま。そこにおられるのは、もしやもしや鬼怒川警部ではありませんか~。」
シンプルな年相応の私服姿の彼は、うげっ、と言いたげな顔で二人を見た。
「何故、お前らがいるんだ?」
「隣の村で行方不明となった少年を探して欲しいと依頼されましてねぇ。今も捜索中っていう訳なんだよ。」
「俺らと同じ感じか。」
「それはどういうことかな。」
「県警に頻発してる行方不明事件の被害者達の捜索の増援だよ。人員増加に加えて、事件性も鑑みて俺も出動要請を受けただけだ。ところで、お前らは何か知ってんのか?」
「残念ながら。本当に手掛かりが少なくてねぇ。村の人々は神の仕業と言い、現実性に欠けるからねぇ。」
「まっ、何だかんだ目的は同じ方向にあると言う訳だな。お互い解決できることを祈ろう。」
「もちろんとも。」
自動ドアが開く。
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