12 / 34
第一話っ、オタクの鈴木と俺っ!ヒャッハー!その11
しおりを挟む
20
アーレスの住まう宮殿の城壁を静かに登る人影が見えた。
壁をよじ登る人影の正体は、バーバリアン・コナンをスキンヘッドにしたような筋骨隆々の大男、
そう、キニアだ!
キニアが宮殿の窓から内部へと入り込み、アーレスの居る寝室へと向かう。
キニアはアーレスと話し合うためにこの宮殿に忍び込んだのだ。
うーん、やっぱり、キニアの方が鈴木よりも主人公向きだよな。ヒロイックファンタジー的に。
アーレスのいる部屋へと侵入したキニアが、そこで見たものは……鈴木のだらしない寝顔だった。
キニアが鈴木の頬をペシペシ叩いて起こしにかかる。
「なんだよ、折角気持ちよく寝てたのに……」
寝ぼけ眼で鈴木の奴が渋々起き出してくる。すげえ、呑気だな、おい。
状況わかってんのか?
そこへキニアがぬっと顔を突き出して、鈴木に挨拶した。
「やあ、はじめまして、私の名前はキニア、どうぞよろしくお願いします、アーレス」
いきなり現れた筋肉ダルマに流石の鈴木も驚く。
つうか、ちょっと驚く反応が遅すぎねえか。
「お、お前は誰だっ、なんで俺の部屋にいるんだっ」
「ですから、先ほど申しあげたように私はキニアというもので……」
「死ねええっ」
アーレスが筋肉目掛けて殴りかかった。まあ、これは当然の反応だと思うわ。
だが、キニアはアーレスのパンチを避ける素振りすら見せず、右の頬で受け止めた。
驚愕の表情を浮かべるアーレス。こいつでもなにか思うところあったか?
「何故、俺のパンチを受けて死なないんだっ」
……おいおい、そっちかよ。
キニアがアーレスを真っ直ぐに見つめ返し、そして、相手を優しく、熱く、抱きしめた。
「アーレス、今の貴方に必要なもの、それは愛です」
そう言うと、キニアはアーレスの唇に己の唇を重ね合わせた。
それはフラメンコの如き激しさと情熱を伴った接吻──あれ、絶対に舌入れてるな。
鈴木の目も若干死んでるぜ。
そしてキニアは、アーレスにのしかかると猛然とレイプしはじめた。
「こ、こんなもん、愛じゃない、ただのレイプだろうっ」
キニアにケツを掘られる激痛と屈辱に耐えながら、アーレスが泣き叫ぶ。
「そうだ、こんなものは愛でも何でもない、ただの強姦なのです。
そして強姦などに愛はありませんっ。
性愛こそが真実の愛だとのたまう者もこの世にはいますが、
それならば子供を育てる親に愛はないのでしょうかっ、老人や病人を介護する者に愛はないのでしょうかっ、
性愛が誠の愛であるならば、我々は家族や友人達とも性交しなければなりませんっ。
確かに性愛も一つの愛であることは否定はしませんっ。
しかし、相手を思いやる事、慈しむ事、労わる事はそれ以上の愛ではないのですかっ。
性愛だけが愛ではないっ、
ですが、多くの人間はただの肉欲と愛を履き違えているのですっ。
情熱、そして、それに伴うエゴイズムも同じですっ。
しかし、世間の人々はやはり、相手を顧みない情熱こそが愛だと思い込んでいるっ。
ですが、相手の事を考えず、自分の欲求ばかり押し通す情熱に愛などあるのでしょうかっ、
それはただのエゴイズムに過ぎませんっ、ですが、エゴイストは自分のエゴを愛という言葉で都合よく塗り固めるのですっ」
キニアが演説しながらも、激しく腰を前後させる。
「うぎゃああああああああああっ、うぎぎぎぎぎっ、もうやめてくれっ、いでええっ、いでええええよおおっ」
内部に火箸を突っ込まれ、掻き回されるような苦痛にアーレスが頭を振りかぶり、身悶える。
「本当の愛があるとすれば、それは相手を顧みて、相手の幸福を願い、自分のエゴを押し殺す事だと私は思うのですっ。
それこそが誠の愛なのですよっ」
アーレスはすでに白目を剥いて、泡を吹いている。
それからアーレスが延々と三日三晩、キニアにケツをレイプされ続けた。
その光景を奴隷たちがクスクスと楽しそうに笑っている。お前らも普段の溜飲が下がってよかったじゃねえか。
これで鈴木の奴も一皮剥けるといいんだけどな。鈴木よ、痛みを知ってくれえっ。
アーレスの住まう宮殿の城壁を静かに登る人影が見えた。
壁をよじ登る人影の正体は、バーバリアン・コナンをスキンヘッドにしたような筋骨隆々の大男、
そう、キニアだ!
キニアが宮殿の窓から内部へと入り込み、アーレスの居る寝室へと向かう。
キニアはアーレスと話し合うためにこの宮殿に忍び込んだのだ。
うーん、やっぱり、キニアの方が鈴木よりも主人公向きだよな。ヒロイックファンタジー的に。
アーレスのいる部屋へと侵入したキニアが、そこで見たものは……鈴木のだらしない寝顔だった。
キニアが鈴木の頬をペシペシ叩いて起こしにかかる。
「なんだよ、折角気持ちよく寝てたのに……」
寝ぼけ眼で鈴木の奴が渋々起き出してくる。すげえ、呑気だな、おい。
状況わかってんのか?
そこへキニアがぬっと顔を突き出して、鈴木に挨拶した。
「やあ、はじめまして、私の名前はキニア、どうぞよろしくお願いします、アーレス」
いきなり現れた筋肉ダルマに流石の鈴木も驚く。
つうか、ちょっと驚く反応が遅すぎねえか。
「お、お前は誰だっ、なんで俺の部屋にいるんだっ」
「ですから、先ほど申しあげたように私はキニアというもので……」
「死ねええっ」
アーレスが筋肉目掛けて殴りかかった。まあ、これは当然の反応だと思うわ。
だが、キニアはアーレスのパンチを避ける素振りすら見せず、右の頬で受け止めた。
驚愕の表情を浮かべるアーレス。こいつでもなにか思うところあったか?
「何故、俺のパンチを受けて死なないんだっ」
……おいおい、そっちかよ。
キニアがアーレスを真っ直ぐに見つめ返し、そして、相手を優しく、熱く、抱きしめた。
「アーレス、今の貴方に必要なもの、それは愛です」
そう言うと、キニアはアーレスの唇に己の唇を重ね合わせた。
それはフラメンコの如き激しさと情熱を伴った接吻──あれ、絶対に舌入れてるな。
鈴木の目も若干死んでるぜ。
そしてキニアは、アーレスにのしかかると猛然とレイプしはじめた。
「こ、こんなもん、愛じゃない、ただのレイプだろうっ」
キニアにケツを掘られる激痛と屈辱に耐えながら、アーレスが泣き叫ぶ。
「そうだ、こんなものは愛でも何でもない、ただの強姦なのです。
そして強姦などに愛はありませんっ。
性愛こそが真実の愛だとのたまう者もこの世にはいますが、
それならば子供を育てる親に愛はないのでしょうかっ、老人や病人を介護する者に愛はないのでしょうかっ、
性愛が誠の愛であるならば、我々は家族や友人達とも性交しなければなりませんっ。
確かに性愛も一つの愛であることは否定はしませんっ。
しかし、相手を思いやる事、慈しむ事、労わる事はそれ以上の愛ではないのですかっ。
性愛だけが愛ではないっ、
ですが、多くの人間はただの肉欲と愛を履き違えているのですっ。
情熱、そして、それに伴うエゴイズムも同じですっ。
しかし、世間の人々はやはり、相手を顧みない情熱こそが愛だと思い込んでいるっ。
ですが、相手の事を考えず、自分の欲求ばかり押し通す情熱に愛などあるのでしょうかっ、
それはただのエゴイズムに過ぎませんっ、ですが、エゴイストは自分のエゴを愛という言葉で都合よく塗り固めるのですっ」
キニアが演説しながらも、激しく腰を前後させる。
「うぎゃああああああああああっ、うぎぎぎぎぎっ、もうやめてくれっ、いでええっ、いでええええよおおっ」
内部に火箸を突っ込まれ、掻き回されるような苦痛にアーレスが頭を振りかぶり、身悶える。
「本当の愛があるとすれば、それは相手を顧みて、相手の幸福を願い、自分のエゴを押し殺す事だと私は思うのですっ。
それこそが誠の愛なのですよっ」
アーレスはすでに白目を剥いて、泡を吹いている。
それからアーレスが延々と三日三晩、キニアにケツをレイプされ続けた。
その光景を奴隷たちがクスクスと楽しそうに笑っている。お前らも普段の溜飲が下がってよかったじゃねえか。
これで鈴木の奴も一皮剥けるといいんだけどな。鈴木よ、痛みを知ってくれえっ。
0
あなたにおすすめの小説
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる