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27. 初夜の儀で、永遠に①※
リリアーナは夕方になり、メイド達による念入りな湯浴みを済ませ、神殿の控室へとやって来た。
此処に来たのは処女検査の日以来である。
あの日の思い出が否が応でも蘇って、緊張で心臓がばくばくと音をたてた。
初夜の前に『慣らし五夜』があって良かったのかもしれない。と今更になって思う辺り、既にこの皇国に洗脳されているのかもしれない。
巫女達が真っ白なローブを持ってきて裸の上から着付けていく。
着付ける、と言っても羽織らせて真ん中を金地の豪華な帯で閉じただけの物なのだが。
そして、彼女は巫女達に促されるままに神殿の中でも最も神聖な “聖域” と呼ばれる場所にきた。
処女検査と同じ場所だが、違うのは今日は周りに灯りが灯され、真ん中の石の寝台は真っ白なシーツが引かれている。
その物々しい雰囲気にリリアーナはごくりと唾を飲む。
「間もなく陛下がいらっしゃいますので、少々お待ち下さい」
ひんやりとした石の寝台に座らせられて、巫女達はそそくさと下がっていった。部屋を見渡せば、四隅には神官と巫女が二人づつ合計八人真っ直ぐ立って微動だにしない。閨教育でマダム・ジゼッタに聞いていた通りの光景だ。
今日、此処でヴィクトール様と初夜を───、
そう考えた所で聖域の重厚な扉が開いた。
真っ白に金刺繍の入った豪華なローブを身に纏い、優雅に歩いてくる彼が、この皇国の皇帝陛下でありリリアーナの夫となる男、ヴィクトールだ。
そしてヴィクトールはリリアーナの前まで歩いてくると扉の方を見て軽く頷いた。
リリアーナには見えなかったが、誰かがいたようでそれを合図に重い扉がゆっくりと閉まる。
完全に閉まったのを確認して、ヴィクトールはリリアーナに向き直った。
「リリアーナ、よくここまで頑張ってくれたな」
そのまさかの労いの言葉にリリアーナは目を見開く。『慣らし五夜』の前日、酷い事を言って突き放してしまったというのに。
「ごめんなさい······、」
「いや、貴女が謝る事はない。貴女に無理を強いている自覚はある。でも─────────── 」
ヴィクトールはリリアーナを優しく抱き締めた。
「 ─────────やっと、手に入るのだな」
ふわっと香る彼の温かい香りに包まれて、リリアーナは顔を彼の胸元に擦り付けた。
ヴィクトールはリリアーナの白銀の髪を撫でた後、顎に手をかける。顔を自分の方へと向かせ、美しい薄紫色の瞳をじっと見つめた。
見つめられて赤面し顔を逸らそうとする彼女を許さず、そのまま唇を重ね合わせる。
ヴィクトールは焦る気持ちを抑えて、啄むようなキスを何度も繰り返した後でそれを深いものに変えていった。
「っふ······ぅ、っ、」
息ができず苦しそうな彼女から一旦唇を離し、湿った唇を指で撫でる。
「リリィ、鼻で呼吸した方が楽だぞ」
「······は、はぃ、、」
そして今度は貪るように彼女の唇に吸い付くと、開いた隙間から舌を口内に滑り込ませ、彼女の舌に絡める。
「んふぅ、っ、んん、、っはぁぁ······、」
紅色に色付いた肌に蕩けるような潤った瞳。
王国の王太子から攫ってきた純粋無垢だった彼女はもういない。『慣らし五夜』で口づけはしていないとはいえ、この先の展開を既に知っていて、それを望んでいるかのようだ。
口づけをしたまま彼女をゆっくりと石の寝台に横たえ、彼女のうえに覆い被さる。
そして上から彼女を見た。
少し恥じらいのある表情が妖艶でヴィクトールは昂る自身を感じ血液と魔力の制御を行う。
「っ······、やっと貴女を、、堪能したいのだが、」
ここでゆっくり彼女を愛でて抱きたいが、この神殿での目的は処女喪失。
手早く彼女の純潔を奪い、新しく用意した二人の寝室に戻りもう一度仕切り直すか。とヴィクトールは今後の方針を決める。
「リリアーナ、此処では少し手早く済ませる。
初夜は皇城でゆっくりとやり直そう、いいか?」
リリアーナが惚けた瞳でコクリと頷いたのを見てヴィクトールは彼女のローブの紐を解いてゆく。
そして彼は彼女に覆いかぶさりながら美しい髪を掻き分けて耳を咥えた。
「······、!ひゃっ······、」
「リリィ、可愛いな。本当に、俺以外にはそんな顔、見せたくはない」
ヴィクトールはリリアーナの秘部に指を這わせる。先ほどの口づけだけで既にとろとろになった秘裂を割るように指を滑りこませ、傷つけないよう慎重に膣内に挿入して浅い部分から解していく。
「······っ、、ふぅっ、んんっ、」
『慣らし五夜』で巫女に解されたのとはまた違う。男性的なごつごつとした指の挿入にリリアーナは身体を強張らせた。だが、耳元でする卑猥な水音が直接鼓膜を震わせて、その緊張もすぐに流していく。
その直接脳に響くような音と彼の舌の感触に、思考が掻き消され何も考えられなくなるようだ。
ヴィクトールは、顔を上気させながら呆然としている彼女の両脚を持ち上げると秘部に顔を埋めた。
「······っ、そんなっ!ヴィクトールさまが、そんなところっ、、あぁッ、だめっ」
秘裂に舌を這わせると割りこませるように舐め、膣内に舌を侵入させる。
「ッ、なにを、っ、······、んんっ!!」
芯を持った彼の舌先が浅い膣壁を絆していき、次の瞬間、ぐぐぐっと奥まで入り込んだ。
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