45 / 65
40. 昂ぶる、気持ち※
今日で一旦R終わりです。明日からはドラファルトの王族がきます。
ここからは第二章終盤、どんどん衝撃的な展開がでてきます。皆様が予期せぬ事もあるかと思います。
どんな事があろうとリリアーナとヴィクトールの愛は不変であるとここに宣誓しておきます。
*****************************
ばちゅんばちゅんと水音が響き渡る部屋に、かすかな声が混ざる。
「っは······ヴぃく······とーる···さま」
「ん?」
「なん、で······全然······」
リリアーナは虚ろな瞳を開け、自分を見下ろすヴィクトールを見つめた。
バルコニーで自分の言った発言が彼のスイッチを押してしまったらしい。
彼が精を胎内に放った後、自分を抱きかかえて部屋に入り、すぐに寝台に沈められた。すぐにまたそのそそり立つ楔を白濁と共に押し込まれ、今これが何度目かなんてリリアーナには分からない。
ずるっと男根を引き抜いて、ヴィクトールは机の上に置いてあった状態回復のポーションを口に含むとリリアーナの隣に腰を下ろした。
そして、愛おしそうに髪を撫でながら身体を起こすと唇に口づけを落とす。
「っふ······んうッ······んぐっ」
直ぐに舌を口内に侵入させて液体を流し込む。彼女がそれを飲んだ事を確認し、歯列をなぞりながら奥深くまで犯すように乱暴に舌を絡めた。
状態回復のポーションは体力、魔力共に全回復をさせるため、基本的には王族と高位の貴族のみにしか出回らない高価なものである。
それを、一本全て、それも大治癒持ちの彼女に飲ませるのだから面白いことだ。とヴィクトールは心の中で冷笑する。
何度も絶頂を迎え、彼女は無意識に治癒魔法を発動しヴィクトールを完全回復している。
ヴィクトールが疲労を感じないのは当たり前だし、元々絶倫ではあるが今はそれを完全に凌駕しているのだ。
早く魔力制御を教えてやれば、リリアーナ自身の治癒もできるんだろうに、とポーションの効果が出始めたリリアーナを見つめた。
疲労で虚ろだったリリアーナの瞳にもしっかりと色が戻っている。自ら身体を起こした彼女は未だ熱をもって屹立したヴィクトールの巨根に目を落とした。
「······っな、な、なんで······」
何度精を放とうと、全く萎える事のないそれにリリアーナは愕然とする。
そして、いま更ながら初めて間近でみる、その男性のモノに息を呑んだ。
あまりに大きく、いびつ。浮き出る血管も自分を威圧しているようでリリアーナは身体を後ろに引いて後ずさりする。
「なんだ?ずっと貴女のナカにいただろう」
「っひ、そ、そうですけれど······こんな」
「こんな見た目だとは思わなかったか?」
「······」
リリアーナは顔を真っ赤にして俯く。
自分も全裸、ヴィクトールも然り。こんな状況で、男性器の見た目についてゆったりと話などできるわけがない。
一応、リリアーナは王国出身の清廉潔白な公爵令嬢であったのだから当然である。
「だが、慣らし五夜で教わったろう?触るか?」
「な、慣らし五夜のものは、その、“木”でしたし······それに······そんな、、」
”大きくはありませんでした······”
小さな声で呟いたリリアーナをヴィクトールは愛おしそうに抱きよせて耳元で衝撃の言葉を囁いた。
「そうか、では今よく触ってみるといい。俺はそんな貴女を愉しむとしよう」
ヴィクトールは茫然と座り込むリリアーナの隣に横になるとじっと彼女を見つめた。
予期せぬ形で彼を見下ろす立ち位置となり、リリアーナは驚きにパチパチと瞬きを繰り返す。
「っへ?」
「ん?ほら、いいぞ。習ったんだろう?」
にやりと妖艶に笑うヴィクトールを見て、リリアーナは覚悟を決めてその肉棒をおそるおそる掴む。
────その時、それがびくんと動いた。
「ッひあああ!!」
「ふっ・・・ふふっ」
ヴィクトールがその端正な顔を崩して笑っている。その初めて見る笑顔にリリアーナは釘付けになって目を見開いた。
(ヴィクトール様が笑って······笑顔も素敵······!)
「そんなに驚かずとも、っくく、」
「だ、だ、だって!······動くなどとは聞いておりませんっ!!」
「っく、······さあ、次は驚かずに可愛がってやってくれよ?」
リリアーナは、それがヴィクトールの身体の一部であり動くものだと認識した。そう思えば威圧的なその見た目も愛おしく見えてくるのだから不思議なものだ。
慣らし五夜で習った通り、そっと手で覆うように握りしめると上下に扱き始める。
これで、大丈夫なのだろうか?とヴィクトールを見れば彼は蕩けるような表情で目を細め、自分を見つめていた。
そして、その色っぽい表情にリリアーナは不覚にも下腹部が疼くのが分かり身体が揺れる。
『ああ、私ったら、またヴィクトール様に抱いてほしいのだわ······』
「ああ、僥倖だ。最高の気分だ、リリィ。もう少し強く握ってくれ······ああ、いいな」
このままリリアーナの手で達するのも悪くはないが少しもったいない。それに、初めて見た男のモノは衝撃的だっただろうし、口淫させるのも気が引ける。
そう考えながら、閉じていた瞳を開けたヴィクトールは、目の前で彼女が身体を捩るのが直ぐに手を伸ばした。
「ッ、リリィ、興奮しているのか? ああ、······濡れている、な」
ヴィクトールの手が陰裂をなぞりながら秘裂を割って蜜口へと触れる。
くちゅりと卑猥な音がしてリリアーナは甘い吐息を漏らした。
「っはあ······っ」
「本当に、貴女は俺を狂わせる。だが、今日は貴女に頑張ってもらわなければ」
ヴィクトールは彼女を誘導するように自分の上に座らせた。跨がった彼女の秘所から溢れた蜜が自分の肌を濡らし、直ぐにでも抱き潰したい欲望を必死で抑える。
「な、なにをすれば······」
「貴女のしたいようにするといい。宛がって挿れればすぐに気持ちよくなれるぞ?」
「わ、わたしが······?」
赤面しながら彼女はそそり立つ男根を手にするとそっと腰を浮かせて自分の蜜壺に宛がう。
───っはぁ
漏れだす声を抑えずに腰をゆっくりと落としていくリリアーナを見て、ヴィクトールはあまりの妖艶さに大きく息をはいた。
「ああ、絶景だな」
ヴィクトールのその声に彼女のナカが締まり、その締め付けられる快感に彼は顔を歪める。
リリアーナが自分のモノを彼女自らの手で宛がい、自らの意思で挿入しているのだ。男ならだれでも興奮するに決まっている。
ヴィクトールはその姿を目に焼き付けた。
そして次の瞬間、リリアーナが緩々と自分で腰を動かしているのが見えて気持ちが一気に昂る。
「ッ、」
「っはあ、気持ちいい、、ヴィクトールさま······目が赤い······」
「······っああ、少し煽られすぎているようだ。だが、それも悪くないな」
「あああ、でもっ······もっと、もっと欲しい······」
「ッ······く、」
「ヴィク、トールさまっ······わたしを、支配して······」
その瞬間、ヴィクトールは彼女の上半身を自分の身体へと引き寄せる。
そして腰を下から強く打ち付けた。
「ああああッ!!!ふかいッ、」
「リリィ、貴女は男を煽るのが上手なようだ。他の男相手にしたら許さないぞ」
「っひ、ひないでふぅっ、、ああっ、ヴィクトールさま、だけ······っ」
リリアーナの身体がヴィクトールの身体の上で飛び跳ねるように動き、最奥をその楔で打ち付けられるたびに脳が溶けていく様な。
痛みや疲れや身体の怠さなんてものは存在しないように、ただただ快楽だけを拾い、そして目の前にいる余裕のない表情の彼をただ『愛している』と。そう思うのだ。
「リリィ、出すぞ、ッ」
「ああ、ヴィクトールさま······愛して······る」
リリアーナはヴィクトールの身体の上で意識を手放した。
それはそうだろう、ポーションで回復させていただけなのだから。そうして回復された体力と魔力を、今また性交渉による絶頂を迎えてヴィクトールを全回復させているのだ。
「本当に、すぐにでも魔力の使い方を教えてやらねば」
だが、ヴィクトールがその能力の詳細を彼女に伝える事ができたのはもう少し先の話である。
この時の皇国は獣人の国の王族の来国を控えておりとても忙しかったのだ。そして今後起こる事件で更に忙しくなるなど誰も予想できなかったのだから。
ここからは第二章終盤、どんどん衝撃的な展開がでてきます。皆様が予期せぬ事もあるかと思います。
どんな事があろうとリリアーナとヴィクトールの愛は不変であるとここに宣誓しておきます。
*****************************
ばちゅんばちゅんと水音が響き渡る部屋に、かすかな声が混ざる。
「っは······ヴぃく······とーる···さま」
「ん?」
「なん、で······全然······」
リリアーナは虚ろな瞳を開け、自分を見下ろすヴィクトールを見つめた。
バルコニーで自分の言った発言が彼のスイッチを押してしまったらしい。
彼が精を胎内に放った後、自分を抱きかかえて部屋に入り、すぐに寝台に沈められた。すぐにまたそのそそり立つ楔を白濁と共に押し込まれ、今これが何度目かなんてリリアーナには分からない。
ずるっと男根を引き抜いて、ヴィクトールは机の上に置いてあった状態回復のポーションを口に含むとリリアーナの隣に腰を下ろした。
そして、愛おしそうに髪を撫でながら身体を起こすと唇に口づけを落とす。
「っふ······んうッ······んぐっ」
直ぐに舌を口内に侵入させて液体を流し込む。彼女がそれを飲んだ事を確認し、歯列をなぞりながら奥深くまで犯すように乱暴に舌を絡めた。
状態回復のポーションは体力、魔力共に全回復をさせるため、基本的には王族と高位の貴族のみにしか出回らない高価なものである。
それを、一本全て、それも大治癒持ちの彼女に飲ませるのだから面白いことだ。とヴィクトールは心の中で冷笑する。
何度も絶頂を迎え、彼女は無意識に治癒魔法を発動しヴィクトールを完全回復している。
ヴィクトールが疲労を感じないのは当たり前だし、元々絶倫ではあるが今はそれを完全に凌駕しているのだ。
早く魔力制御を教えてやれば、リリアーナ自身の治癒もできるんだろうに、とポーションの効果が出始めたリリアーナを見つめた。
疲労で虚ろだったリリアーナの瞳にもしっかりと色が戻っている。自ら身体を起こした彼女は未だ熱をもって屹立したヴィクトールの巨根に目を落とした。
「······っな、な、なんで······」
何度精を放とうと、全く萎える事のないそれにリリアーナは愕然とする。
そして、いま更ながら初めて間近でみる、その男性のモノに息を呑んだ。
あまりに大きく、いびつ。浮き出る血管も自分を威圧しているようでリリアーナは身体を後ろに引いて後ずさりする。
「なんだ?ずっと貴女のナカにいただろう」
「っひ、そ、そうですけれど······こんな」
「こんな見た目だとは思わなかったか?」
「······」
リリアーナは顔を真っ赤にして俯く。
自分も全裸、ヴィクトールも然り。こんな状況で、男性器の見た目についてゆったりと話などできるわけがない。
一応、リリアーナは王国出身の清廉潔白な公爵令嬢であったのだから当然である。
「だが、慣らし五夜で教わったろう?触るか?」
「な、慣らし五夜のものは、その、“木”でしたし······それに······そんな、、」
”大きくはありませんでした······”
小さな声で呟いたリリアーナをヴィクトールは愛おしそうに抱きよせて耳元で衝撃の言葉を囁いた。
「そうか、では今よく触ってみるといい。俺はそんな貴女を愉しむとしよう」
ヴィクトールは茫然と座り込むリリアーナの隣に横になるとじっと彼女を見つめた。
予期せぬ形で彼を見下ろす立ち位置となり、リリアーナは驚きにパチパチと瞬きを繰り返す。
「っへ?」
「ん?ほら、いいぞ。習ったんだろう?」
にやりと妖艶に笑うヴィクトールを見て、リリアーナは覚悟を決めてその肉棒をおそるおそる掴む。
────その時、それがびくんと動いた。
「ッひあああ!!」
「ふっ・・・ふふっ」
ヴィクトールがその端正な顔を崩して笑っている。その初めて見る笑顔にリリアーナは釘付けになって目を見開いた。
(ヴィクトール様が笑って······笑顔も素敵······!)
「そんなに驚かずとも、っくく、」
「だ、だ、だって!······動くなどとは聞いておりませんっ!!」
「っく、······さあ、次は驚かずに可愛がってやってくれよ?」
リリアーナは、それがヴィクトールの身体の一部であり動くものだと認識した。そう思えば威圧的なその見た目も愛おしく見えてくるのだから不思議なものだ。
慣らし五夜で習った通り、そっと手で覆うように握りしめると上下に扱き始める。
これで、大丈夫なのだろうか?とヴィクトールを見れば彼は蕩けるような表情で目を細め、自分を見つめていた。
そして、その色っぽい表情にリリアーナは不覚にも下腹部が疼くのが分かり身体が揺れる。
『ああ、私ったら、またヴィクトール様に抱いてほしいのだわ······』
「ああ、僥倖だ。最高の気分だ、リリィ。もう少し強く握ってくれ······ああ、いいな」
このままリリアーナの手で達するのも悪くはないが少しもったいない。それに、初めて見た男のモノは衝撃的だっただろうし、口淫させるのも気が引ける。
そう考えながら、閉じていた瞳を開けたヴィクトールは、目の前で彼女が身体を捩るのが直ぐに手を伸ばした。
「ッ、リリィ、興奮しているのか? ああ、······濡れている、な」
ヴィクトールの手が陰裂をなぞりながら秘裂を割って蜜口へと触れる。
くちゅりと卑猥な音がしてリリアーナは甘い吐息を漏らした。
「っはあ······っ」
「本当に、貴女は俺を狂わせる。だが、今日は貴女に頑張ってもらわなければ」
ヴィクトールは彼女を誘導するように自分の上に座らせた。跨がった彼女の秘所から溢れた蜜が自分の肌を濡らし、直ぐにでも抱き潰したい欲望を必死で抑える。
「な、なにをすれば······」
「貴女のしたいようにするといい。宛がって挿れればすぐに気持ちよくなれるぞ?」
「わ、わたしが······?」
赤面しながら彼女はそそり立つ男根を手にするとそっと腰を浮かせて自分の蜜壺に宛がう。
───っはぁ
漏れだす声を抑えずに腰をゆっくりと落としていくリリアーナを見て、ヴィクトールはあまりの妖艶さに大きく息をはいた。
「ああ、絶景だな」
ヴィクトールのその声に彼女のナカが締まり、その締め付けられる快感に彼は顔を歪める。
リリアーナが自分のモノを彼女自らの手で宛がい、自らの意思で挿入しているのだ。男ならだれでも興奮するに決まっている。
ヴィクトールはその姿を目に焼き付けた。
そして次の瞬間、リリアーナが緩々と自分で腰を動かしているのが見えて気持ちが一気に昂る。
「ッ、」
「っはあ、気持ちいい、、ヴィクトールさま······目が赤い······」
「······っああ、少し煽られすぎているようだ。だが、それも悪くないな」
「あああ、でもっ······もっと、もっと欲しい······」
「ッ······く、」
「ヴィク、トールさまっ······わたしを、支配して······」
その瞬間、ヴィクトールは彼女の上半身を自分の身体へと引き寄せる。
そして腰を下から強く打ち付けた。
「ああああッ!!!ふかいッ、」
「リリィ、貴女は男を煽るのが上手なようだ。他の男相手にしたら許さないぞ」
「っひ、ひないでふぅっ、、ああっ、ヴィクトールさま、だけ······っ」
リリアーナの身体がヴィクトールの身体の上で飛び跳ねるように動き、最奥をその楔で打ち付けられるたびに脳が溶けていく様な。
痛みや疲れや身体の怠さなんてものは存在しないように、ただただ快楽だけを拾い、そして目の前にいる余裕のない表情の彼をただ『愛している』と。そう思うのだ。
「リリィ、出すぞ、ッ」
「ああ、ヴィクトールさま······愛して······る」
リリアーナはヴィクトールの身体の上で意識を手放した。
それはそうだろう、ポーションで回復させていただけなのだから。そうして回復された体力と魔力を、今また性交渉による絶頂を迎えてヴィクトールを全回復させているのだ。
「本当に、すぐにでも魔力の使い方を教えてやらねば」
だが、ヴィクトールがその能力の詳細を彼女に伝える事ができたのはもう少し先の話である。
この時の皇国は獣人の国の王族の来国を控えておりとても忙しかったのだ。そして今後起こる事件で更に忙しくなるなど誰も予想できなかったのだから。
あなたにおすすめの小説
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
野菜ばたけ@既刊5冊📚好評発売中!
ファンタジー
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
====
●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
敵国に嫁いだ姫騎士は王弟の愛に溶かされる
今泉香耶
恋愛
王女エレインは隣国との戦争の最前線にいた。彼女は千人に1人が得られる「天恵」である「ガーディアン」の能力を持っていたが、戦況は劣勢。ところが、突然の休戦条約の条件により、敵国の国王の側室に望まれる。
敵国で彼女を出迎えたのは、マリエン王国王弟のアルフォンス。彼は前線で何度か彼女と戦った勇士。アルフォンスの紳士的な対応にほっとするエレインだったが、彼の兄である国王はそうではなかった。
エレインは王城に到着するとほどなく敵国の臣下たちの前で、国王に「ドレスを脱げ」と下卑たことを強要される。そんなエレインを庇おうとするアルフォンス。互いに気になっていた2人だが、王族をめぐるごたごたの末、結婚をすることになってしまい……。
敵国にたった一人で嫁ぎ、奇異の目で見られるエレインと、そんな彼女を男らしく守ろうとするアルフォンスの恋物語。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
「今とっても幸せですの。ごめんあそばせ♡」 捨てられ者同士、溺れちゃうほど愛し合ってますのでお構いなく!
若松だんご
恋愛
「キサマとはやっていけない。婚約破棄だ。俺が愛してるのは、このマリアルナだ!」
婚約者である王子が開いたパーティ会場で。妹、マリアルナを伴って現れた王子。てっきり結婚の日取りなどを発表するのかと思っていたリューリアは、突然の婚約破棄、妹への婚約変更に驚き戸惑う。
「姉から妹への婚約変更。外聞も悪い。お前も噂に晒されて辛かろう。修道院で余生を過ごせ」
リューリアを慰めたり、憤慨することもない父。マリアルナが王子妃になることを手放しで喜んだ母。
二人は、これまでのリューリアの人生を振り回しただけでなく、これからの未来も勝手に決めて命じる。
四つ違いの妹。母によく似たかわいらしい妹が生まれ、母は姉であ、リューリアの育児を放棄した。
そんなリューリアを不憫に思ったのか、ただの厄介払いだったのか。田舎で暮らしていた祖母の元に預けられて育った。
両親から離れたことは寂しかったけれど、祖母は大切にしてくれたし、祖母の家のお隣、幼なじみのシオンと仲良く遊んで、それなりに楽しい幼少期だったのだけど。
「第二王子と結婚せよ」
十年前、またも家族の都合に振り回され、故郷となった町を離れ、祖母ともシオンとも別れ、未来の王子妃として厳しい教育を受けることになった。
好きになれそうにない相手だったけれど、未来の夫となる王子のために、王子に代わって政務をこなしていた。王子が遊び呆けていても、「男の人はそういうものだ」と文句すら言わせてもらえなかった。
そして、20歳のこの日。またも周囲の都合によって振り回され、周囲の都合によって未来まで決定されてしまった。
冗談じゃないわ。どれだけ人を振り回したら気が済むのよ、この人たち。
腹が立つけれど、どうしたらいいのかわからずに、従う道しか選べなかったリューリア。
せめて。せめて修道女として生きるなら、故郷で生きたい。
自分を大事にしてくれた祖母もいない、思い出だけが残る町。けど、そこで幼なじみのシオンに再会する。
シオンは、結婚していたけれど、奥さんが「真実の愛を見つけた」とかで、行方をくらましていて、最近ようやく離婚が成立したのだという。
真実の愛って、そんなゴロゴロ転がってるものなのかしら。そして、誰かを不幸に、悲しませないと得られないものなのかしら。
というか。真実もニセモノも、愛に真贋なんてあるのかしら。
捨てられた者同士。傷ついたもの同士。
いっしょにいて、いっしょに楽しんで。昔を思い出して。
傷を舐めあってるんじゃない。今を楽しみ、愛を、想いを育んでいるの。だって、わたしも彼も、幼い頃から相手が好きだったってこと、思い出したんだもの。
だから。
わたしたちの見つけた「真実の愛(笑)」、邪魔をしないでくださいな♡
悪役令嬢にされたので婚約破棄を受け入れたら、なぜか全員困っています
かきんとう
恋愛
王城の大広間は、いつも以上に華やいでいた。
磨き上げられた床は燭台の光を反射し、色とりどりのドレスが揺れるたびに、まるで花畑が動いているかのように見える。貴族たちの笑い声、楽団の優雅な旋律、そして、ひそやかな噂話が、空気を満たしていた。
その中心に、私は立っていた。
――今日、この瞬間のために。
「エレノア・フォン・リーベルト嬢」
高らかに呼ばれた私の名に、ざわめきがぴたりと止む。
婚約破棄?いいですけど私巨乳ですよ?
無色
恋愛
子爵令嬢のディーカは、衆目の中で婚約破棄を告げられる。
身分差を理由に見下されながらも、彼女は淡々と受け入れようとするが、その時ドレスが破れ、隠していた自慢のそれが解き放たれてしまう。