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第32話 王都陥落
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リーザを拉致した犯人が捕まらぬまま、1ヶ月が過ぎた。
リーザは、父である前王と同じく、リーネ族と魔族の王族同士による婚姻で魔族との融合政策を唱えてリーネ族内で大顰蹙をかっていた。
なぜ今さら、魔族との融合政策なのか。
3種の神器があるかぎり、リーネ族が魔族にへりくだる必要はない!
純血主義を信条とする保守派は断固、リーザに反対した。
魔族狩りでの王女拉致は内部の犯行ではなく、リーネ族を混乱に陥れようとリーザ王女の狂言芝居ではないか。
ヒステリックにリーザが糾弾されそうになった矢先、さらなる大事件が勃発した。
リーネ族3種の神器のうち、バルムンクの剣と宇宙龍の環が宝物庫から盗まれたのである。
十重二重に守られている宝物庫からリーネ族最大の宝であり、対魔族戦の要である神器がなくなったことを魔族に知られては、一大事である。
リーネ王は箝口令をしき、秘密裏に神器の捜索を開始した。
このタイミングで魔族はリーネ族を攻めてきた。
リーフェイス王が自室で殺され、王都陥落。
この悲報がリーザのいる離宮に伝わったのは早朝だった。
「馬鹿な!なぜ王都が魔族の手に落ちるのだ。
そもそも、我々の居住区域は全て宇宙龍の環が結界をはっているのだぞ。魔族が結界を破って侵入したというのか!」
リーザは激高した。
伝令のライオネスは平伏したまま答えた。
「王殺害は内部の犯行かと・・・」
「なんだと!?」
「結界が破られた形跡はなく、深夜、王宮内の何者かにより王は殺害されました。
宇宙龍の環の正統な所有者が亡くなったことにより、結界が無効化したかと・・・。」
「・・・王、亡きあと、次代の王はリージェントだ。新王が宇宙龍の環で新たに結界をはり直さなければならない。
リージェントはどうしたのか」
「リージェント様は行方不明です。それに、宇宙龍の環はまだ行方不明です。
王宮から狼煙が上がり、それを合図に大挙して魔族尖兵のオークが王都に押し寄せ、宮中も大混乱に陥りました。
そんな中、リーフェイス王の死亡を確認し・・・。」
「リージェントも殺されたか、あるいは逃げきれたか。
夜半の攻撃にリーネ族の反撃は難しいな。他の者たちはどうした?」
「皆、取るものも取りあえず、方々に逃げました。・・・女子どもを逃がすため、善戦して死んだ者もたくさんいます。
オークの群れの後に戦闘集団アルカナたちの攻撃もあり、王都は壊滅状態です」
「・・・夜までにこの離宮も引き払おう。ブランドン!」
「ここに」
「皆に荷造りをさせてくれ。昼過ぎには出発だ。北の大地に向かう。あそこは今、白夜だ。太陽がほぼ1日出ているから魔族に攻撃されにくい。王都の民たちも北の大地に逃げ延びてるだろう」
「御意」
ブランドンがそのあと、何かを言いかけようとしたが、リーデイルが入ってきた。
「リーフェイス王とリージェント様の首級が挙がりました。
王宮前の広場です」
「リージェントも死んだというのか!?本当なのか!?」
リーデイルが膝まずいた。
「リーフェイス王及びリージェント王子が亡くなり、これよりリーザ様がリーネ族の女王となります。」
ブランドンも膝まずいた。
「このような時に不謹慎ですが、新女王、おめでとうございます」
「・・・突然、王位とはまわってくるものだな・・・。
ブランドン、離宮の皆をまとめて白い大地へ行け。リーデイルは私と王宮へ行こう」
「王宮へ!?」
ブランドンとリーデイルが同時に叫んだ。
「この目で王宮の状態を確認したい。ちょっと引っかかることがあるんだ」
王都リーネリア。
美しかった都は無人と化しており、あちこちから黒煙が上がっていた。
街の装飾品や宝飾は魔族に略奪されており、無惨な体をなしていた。
応戦したであろう衛兵の死体が無惨に転がっている。
「皆、逃げたのだな・・・。それは良いとして」
リーザは王宮前の広場で変わり果てた叔父と従兄の姿を見た。
「叔父上・・・、リージェント・・・」
目を見開いたまま、苦悶の表情を浮かべた生首が地面に刺さった槍に突き上げられていた。
首から出た血が槍にこびりついている。
リーザとリーデイルはリーフェイス王とリージェントの首を槍から下ろしてやり、王宮の庭に簡素に埋めた。
「他の者は逃げたのか・・・それとも、捕まったか・・・」
リーザは捕まった捕虜がどうなるのか考えて思わず身震いした。
2人は王の寝室に向かい、リーフェイス王の首のない遺体を改めた。
槍で心臓をひと突きである。
「リーデイル、内部犯だとして、王を殺し、結界を壊して犯人が得るものは何だろう?」
「・・・・・・」
「結界がなくなれば、夜の闇と共に魔族が流れ込んでくる。我々、リーネ族にとって、王を殺すことに何のメリットはない」
リーザは王の手からソロモンの指輪を抜き取り、自分の指にはめた。
「・・・魔族が犯人だ」
「・・・」
「だが、魔族が王宮に入れるわけがない。魔族が抜けれぬ結界が我々の居住区を囲んでるし、金髪碧眼以外の者が入れば目立つからな。
犯人は金髪碧眼の魔族であり、魔族でない者。・・・混血児の仕業だろう」
混血児とはリーネ族と魔族の王族の間の子である。
魔族の姫に手を出したリーネ族もいれば、魔族の王族にかどわかされ、魔界に連れていかれたリーネ族の乙女たちもいる。
リーネ族は産み落とされた混血児を「不浄の者」として忌み嫌う。
混血児たちはリーネ族では生きていけないので、魔界にいるという噂である。
「私を魔の森に拉致した者も混血児だろう。魔族の軍門に下り、リーネ族を倒すために遣わされたのか・・・。しかし、誰が・・・」
リーデイルは無言でリーザを見つめていた。
突然、くつくつと笑いだす。
「リーデイル?」
突然、リーデイルがリーザを乱暴に抱き寄せ唇を奪う。
リーデイルの舌ともに液体がリーザに流れ込み喉を伝う。
リーザは思いきりリーデイルを突き飛ばした。
「私に何を飲ませ・・・た・・・」
膝に力が入らなくなり、リーザは床に崩れ落ちる。
体全体がしびれるように重い。
「リーデイル、お前・・・」
「混血児は魔族の軍門に下りたわけではない。最初からリーネ族に身の置き所はなく、魔界が我々を育ててくれたんですよ。
そう、私がリーフェイス王を殺しました。」
意識が朦朧としていく中、リーザはリーデイルが自分を抱き上げるのを感じた。
「あなたは魔王ラディリオン様に捧げられる。素直に王族同士で婚姻を挙げていれば、虜囚の身となり引き渡されることもなかったろうに・・・。魔族を侮りすぎましたね」
リーデイルの言葉を聞きながらリーザは完全に意識を失なった。
リーザは、父である前王と同じく、リーネ族と魔族の王族同士による婚姻で魔族との融合政策を唱えてリーネ族内で大顰蹙をかっていた。
なぜ今さら、魔族との融合政策なのか。
3種の神器があるかぎり、リーネ族が魔族にへりくだる必要はない!
純血主義を信条とする保守派は断固、リーザに反対した。
魔族狩りでの王女拉致は内部の犯行ではなく、リーネ族を混乱に陥れようとリーザ王女の狂言芝居ではないか。
ヒステリックにリーザが糾弾されそうになった矢先、さらなる大事件が勃発した。
リーネ族3種の神器のうち、バルムンクの剣と宇宙龍の環が宝物庫から盗まれたのである。
十重二重に守られている宝物庫からリーネ族最大の宝であり、対魔族戦の要である神器がなくなったことを魔族に知られては、一大事である。
リーネ王は箝口令をしき、秘密裏に神器の捜索を開始した。
このタイミングで魔族はリーネ族を攻めてきた。
リーフェイス王が自室で殺され、王都陥落。
この悲報がリーザのいる離宮に伝わったのは早朝だった。
「馬鹿な!なぜ王都が魔族の手に落ちるのだ。
そもそも、我々の居住区域は全て宇宙龍の環が結界をはっているのだぞ。魔族が結界を破って侵入したというのか!」
リーザは激高した。
伝令のライオネスは平伏したまま答えた。
「王殺害は内部の犯行かと・・・」
「なんだと!?」
「結界が破られた形跡はなく、深夜、王宮内の何者かにより王は殺害されました。
宇宙龍の環の正統な所有者が亡くなったことにより、結界が無効化したかと・・・。」
「・・・王、亡きあと、次代の王はリージェントだ。新王が宇宙龍の環で新たに結界をはり直さなければならない。
リージェントはどうしたのか」
「リージェント様は行方不明です。それに、宇宙龍の環はまだ行方不明です。
王宮から狼煙が上がり、それを合図に大挙して魔族尖兵のオークが王都に押し寄せ、宮中も大混乱に陥りました。
そんな中、リーフェイス王の死亡を確認し・・・。」
「リージェントも殺されたか、あるいは逃げきれたか。
夜半の攻撃にリーネ族の反撃は難しいな。他の者たちはどうした?」
「皆、取るものも取りあえず、方々に逃げました。・・・女子どもを逃がすため、善戦して死んだ者もたくさんいます。
オークの群れの後に戦闘集団アルカナたちの攻撃もあり、王都は壊滅状態です」
「・・・夜までにこの離宮も引き払おう。ブランドン!」
「ここに」
「皆に荷造りをさせてくれ。昼過ぎには出発だ。北の大地に向かう。あそこは今、白夜だ。太陽がほぼ1日出ているから魔族に攻撃されにくい。王都の民たちも北の大地に逃げ延びてるだろう」
「御意」
ブランドンがそのあと、何かを言いかけようとしたが、リーデイルが入ってきた。
「リーフェイス王とリージェント様の首級が挙がりました。
王宮前の広場です」
「リージェントも死んだというのか!?本当なのか!?」
リーデイルが膝まずいた。
「リーフェイス王及びリージェント王子が亡くなり、これよりリーザ様がリーネ族の女王となります。」
ブランドンも膝まずいた。
「このような時に不謹慎ですが、新女王、おめでとうございます」
「・・・突然、王位とはまわってくるものだな・・・。
ブランドン、離宮の皆をまとめて白い大地へ行け。リーデイルは私と王宮へ行こう」
「王宮へ!?」
ブランドンとリーデイルが同時に叫んだ。
「この目で王宮の状態を確認したい。ちょっと引っかかることがあるんだ」
王都リーネリア。
美しかった都は無人と化しており、あちこちから黒煙が上がっていた。
街の装飾品や宝飾は魔族に略奪されており、無惨な体をなしていた。
応戦したであろう衛兵の死体が無惨に転がっている。
「皆、逃げたのだな・・・。それは良いとして」
リーザは王宮前の広場で変わり果てた叔父と従兄の姿を見た。
「叔父上・・・、リージェント・・・」
目を見開いたまま、苦悶の表情を浮かべた生首が地面に刺さった槍に突き上げられていた。
首から出た血が槍にこびりついている。
リーザとリーデイルはリーフェイス王とリージェントの首を槍から下ろしてやり、王宮の庭に簡素に埋めた。
「他の者は逃げたのか・・・それとも、捕まったか・・・」
リーザは捕まった捕虜がどうなるのか考えて思わず身震いした。
2人は王の寝室に向かい、リーフェイス王の首のない遺体を改めた。
槍で心臓をひと突きである。
「リーデイル、内部犯だとして、王を殺し、結界を壊して犯人が得るものは何だろう?」
「・・・・・・」
「結界がなくなれば、夜の闇と共に魔族が流れ込んでくる。我々、リーネ族にとって、王を殺すことに何のメリットはない」
リーザは王の手からソロモンの指輪を抜き取り、自分の指にはめた。
「・・・魔族が犯人だ」
「・・・」
「だが、魔族が王宮に入れるわけがない。魔族が抜けれぬ結界が我々の居住区を囲んでるし、金髪碧眼以外の者が入れば目立つからな。
犯人は金髪碧眼の魔族であり、魔族でない者。・・・混血児の仕業だろう」
混血児とはリーネ族と魔族の王族の間の子である。
魔族の姫に手を出したリーネ族もいれば、魔族の王族にかどわかされ、魔界に連れていかれたリーネ族の乙女たちもいる。
リーネ族は産み落とされた混血児を「不浄の者」として忌み嫌う。
混血児たちはリーネ族では生きていけないので、魔界にいるという噂である。
「私を魔の森に拉致した者も混血児だろう。魔族の軍門に下り、リーネ族を倒すために遣わされたのか・・・。しかし、誰が・・・」
リーデイルは無言でリーザを見つめていた。
突然、くつくつと笑いだす。
「リーデイル?」
突然、リーデイルがリーザを乱暴に抱き寄せ唇を奪う。
リーデイルの舌ともに液体がリーザに流れ込み喉を伝う。
リーザは思いきりリーデイルを突き飛ばした。
「私に何を飲ませ・・・た・・・」
膝に力が入らなくなり、リーザは床に崩れ落ちる。
体全体がしびれるように重い。
「リーデイル、お前・・・」
「混血児は魔族の軍門に下りたわけではない。最初からリーネ族に身の置き所はなく、魔界が我々を育ててくれたんですよ。
そう、私がリーフェイス王を殺しました。」
意識が朦朧としていく中、リーザはリーデイルが自分を抱き上げるのを感じた。
「あなたは魔王ラディリオン様に捧げられる。素直に王族同士で婚姻を挙げていれば、虜囚の身となり引き渡されることもなかったろうに・・・。魔族を侮りすぎましたね」
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