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好きな相手
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今はボトムスの前まで開いたままだったので、私は思わず目をそらす。
「えっちーだなぁ……リセ」
と私の視線に気づいてからかってくる。
「欲求不満かなぁー?さすが未経験-」
ヘラヘラ笑って、こちらの反応を伺う。こんなやりとりばかり長年続けてきていた。
モテる男であり、ご覧の通り軽い男だ。
他人ならいいのに、幼なじみじゃなければいいのに、とのべつ幕なしにつけられた行為の後を見る度に思う。
あくまでも仕事とはいえ、毎日女の人(エッチなゲームの攻略キャラクター)と引っ付いている男だ。恋人にするにはつらすぎるし、未経験な私からすれば分が悪すぎる。
「えっちなのは、セイでしょ。毎日身体張れるんだから、さすがぁ……」
虫の居所が悪いので、振り払いたくて急ぎ足で着替え部屋に逃げ込んだ。
ロッカールームのスマホには、異動の通知が来ていた。部署異動を願い出ていた。
セイに少し前、アダルトゲームの精査の仕事をいつまで続けるのかと聞いたことがある。
「彼女嫌がらないの?この仕事してるって知ったら」
そんなニュアンスで言ったら、
「そんな理解ない女と付き合ってねぇから。未経験のリセと違ってさ」
とけなし半分で言われたので、もう何も言わないことにした。
出来ればこの仕事を辞めて欲しいと思ったのは、他ならぬ私だから、たしかに、理解がないのは私だ。
好きな人が仕事で他の女の人と、性的な行為含む恋愛行為をすることを、看過できるほど、私は悟っても諦めてもいないのだ。
「えっちーだなぁ……リセ」
と私の視線に気づいてからかってくる。
「欲求不満かなぁー?さすが未経験-」
ヘラヘラ笑って、こちらの反応を伺う。こんなやりとりばかり長年続けてきていた。
モテる男であり、ご覧の通り軽い男だ。
他人ならいいのに、幼なじみじゃなければいいのに、とのべつ幕なしにつけられた行為の後を見る度に思う。
あくまでも仕事とはいえ、毎日女の人(エッチなゲームの攻略キャラクター)と引っ付いている男だ。恋人にするにはつらすぎるし、未経験な私からすれば分が悪すぎる。
「えっちなのは、セイでしょ。毎日身体張れるんだから、さすがぁ……」
虫の居所が悪いので、振り払いたくて急ぎ足で着替え部屋に逃げ込んだ。
ロッカールームのスマホには、異動の通知が来ていた。部署異動を願い出ていた。
セイに少し前、アダルトゲームの精査の仕事をいつまで続けるのかと聞いたことがある。
「彼女嫌がらないの?この仕事してるって知ったら」
そんなニュアンスで言ったら、
「そんな理解ない女と付き合ってねぇから。未経験のリセと違ってさ」
とけなし半分で言われたので、もう何も言わないことにした。
出来ればこの仕事を辞めて欲しいと思ったのは、他ならぬ私だから、たしかに、理解がないのは私だ。
好きな人が仕事で他の女の人と、性的な行為含む恋愛行為をすることを、看過できるほど、私は悟っても諦めてもいないのだ。
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