ふわふわとした日常を②

青井 海

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56. 容赦ないカラス

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部屋を大々的に掃除して、大量のゴミが出てしまった。

燃えるゴミを出すにあたり、生ゴミとそれ以外に分けて出した。
生ゴミがカラスの標的になるのはわかる。

だが、生ゴミが全く入っていない袋を先に出しておいたら、目を離した隙にそちらが無惨に引きちぎられていた。

全く食べ物は入っていないのだが、カラスは袋の色などで、食べ物が入っていると認識しているのだろうか。

生ゴミが入っていなかったので、外にバラバラとゴミが散らばることもなく、すぐにキレイにまとめなおすことができたのだが……

袋の側面がビリビリに破られていて、カラスの執念のようなものを感じた。
せっかくみつけたのに、何も食べ物が入ってなくて残念だったね、カラスさん。

それにしてもゴミ袋をビリビリやぶるのは勘弁して欲しいものです。


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