モブ転生~最高の観客席~

とんこ

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1 今生 5回目

7 下手くそでも、子供はできる

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 「「本日は、お招きいただきありがとうございます。」」

 公爵家主催のお茶会に、お招きいただいた。

 [イベント、あるわよ。]

 [ふふ、私も聞いてきた。]

 友と扇子で口許を隠しながら、テーブルへ向かうなか話した。

 私達のテーブルには、可愛らしい伯爵令嬢が二人先に座っていた。

 あいさつを済ませ、席に座る。

 「あの、粗相がないように勤めますので…。」

 「大丈夫よ。私達の方が、危ういかもしれません。その時は、お力をお貸しくださいね。」

 「大丈夫よ…一番は楽しむ事よ。」と、微笑んだ。

 なんせ、楽しみなことが、起こるからな…ニヤリ。

 席が一つ空いている、私達より後に来ると言うことは…公爵令嬢かな。

 あいさつの順番があり、爵位の低いものからなので、私達より後となるとってことで…。

 しかし、席が空いたまま、茶会が始まった。

 「あら、このサンドイッチ美味しいわ。」

 「本当!チキンが入っていて美味しいです。」

 「お茶の香りも良いですね。」

 「どちらの茶葉かしら?」

 4人で、きゃっきゃしながらいただいていたら、空いた席の方が…、目を見開いた。

 他の席もざわめく。

 夜会のような出で立ち。せめて、ショールでもあればまだ、言い訳がたつが…。

 [まさか!]

 [その、まさかよ。]

 「こちらのお席です。」と、侍従が案内してきた。

 「ありがと!」

 四人とも目が、開いた。

 席につくと、テーブルに肘をつき、面倒そうにした。

 「はぁ、行けって言われて来たんだけど、あたしこういうの嫌いなのよねぇ。」

 [でしょうね。]

 伯爵令嬢らは、びくびくとしている。
 
 [あれ?この人…。]

 周りのテーブルからひそひそと、声がきこえる。

 「あの方、子爵令嬢のじゃない?」

 「あぁ、公爵様の妾って噂の。」

 「違うわよ、娼婦って噂よ。」

 等の本人は、周りの噂話に「まぁた、言ってる。」と、お茶を飲んだ。

 「遅れてくるなんて、まずはあいさつなさい。」と、伯爵婦人が声を掛けてきた。

 「しましたよ、主催の公爵婦人に。他の人たちにもあやまれっての?」

 「必要じゃなくて。」

 子爵令嬢は、立ち上がりその場で「遅れてすみませんでしたぁ。」と、大きな声で言った。

 [スゴッ!]

 [わぉ!]

 「これで、いいかしら」と、伯爵婦人に言った。

 伯爵婦人は、びっくりしすぎて、よろよろと後ろに下がった。

 「悪かったわね。」と、子爵令嬢は私達には声をかけ座ろとすると、侯爵婦人が「あなたね!イロイロな人にちょっかいを、出してるのは!」キッとした目付きで言ってきた。

 「はぁ、あんたんとこの旦那には、出してません。」

  [あんたんとの旦那には…にはって。]

 [そー、には。]ニヤリ。

 「きゃっ!」と、伯爵令嬢が声をあげると、子爵令嬢が椅子から落ちた。

 「何すんのよぉ!」

 「貴方ね、うちの人と旅行へ行ったの!」

 「あぁ、海辺へね。いまいちだったわ。下手くそだし!よくあれで、子供できたわね。」

 「なによ!」と、飛びかっかった。

 髪の毛をつかみ合い、ドレスのレースが破れる。

 「きー!」

 テーブルのお菓子達が、危ない。

 4人でテーブルを、押さえていた。

 パンパンと、音がすると侍従 達が何人かきて、二人を連れてった。

 「さぁ、皆様楽しみましょう。」と、主催の婦人が声を掛けた。

 [久しぶりの、取っ組み合いだったわ。]

 [他の人とも、仲良くしてるわ。]

 [あぁ、でしょうね。]

 「大丈夫?怖かったわね。」

 「「はい。」」手の震えが止まらない。

 令嬢の手を握ってあげると「ありがとうございます。」 と、微笑まれた。


 [しっかし、誰が彼女の事を呼んだのかしら。]

 [主催よ、余興のつもりでしょ。]

 二人で、主催の公爵婦人をみた。


 [[でしょうな。]]

 [しっかし、良いもん見たわ。]

 [それなっ!]








 



 
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