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スナイパー同士の戦い
第五十七話 アンチマテリアルライフル
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「ねえ~ユヅ。ドルトの町についたよ、これで、やっと、宿に寝られるね!」
一週間ほど移動で歩いたがメリッサはずっとこの調子だった。気持ちが沸き立つのは理解出来るが、このハイテンションに付き合うのは本当に疲れる。どうしたものかと戸惑ったのち、正直に僕の本当の気持ちを言うことにした。
「なあ、メリッサ」
「な~にユヅ?」
「君、ちょっとイタい」
町の中、道の真ん中でメリッサが美術館で見られる彫刻のように身を強ばらせた。
「え、イタいってどこが……」
頭をかきどう伝えたら良いものかと考えると、言いたくはない、無いが仕方ない、だから重い口を開いて告げる。
「いや、そんなタイプじゃないだろ。どうしたんだ最近」
メリッサが震えた唇でおそるおそる、さも捨てられた子犬のような様子で、頑なな口を開いた。
「もしかしてこういうの嫌い?」
「嫌いというかイタい。とにかく似合わない」
「いやっああ――――!」
メリッサが思春期の女の子のように内股で、走ってその場から逃げ出した。僕が彼女に追いつくと息を切らして壁に何やら指で文字みたいのを書いており、ひどくうち沈んでいた。
「これは夢か、夢なら仕方ない、よし死のう」
「どうしたんだい、お姫様」
「私は、素が男っぽいから、頑張って女の子のフリをしていたのけどまさかイタいだなんて、ショックで死にたい」
「だからあんな微妙な空気感をかもしだしていたんだな」
「なあ、男って女の子っぽいのが好きなのではないのか! それとも私は女の子が似合わないのか」
そんなことで悩んでいたのか、そっと彼女の柔らかな髪の丸みに手を置く。
「メリッサは十分女の子ぽいよ、無理しなくてもいい、十分可愛いよ。素のままのメリッサが一番可愛い」
「佑月……!」
メリッサは可憐に、目をうるませながら、うったえかけた。
「今の言葉で、お前に抱かれる準備ができた。よし、子作りするぞ」
「そういうことを冗談でも言うんじゃありません。そもそも抱こうとすると死ぬでしょ」
僕の語り口に納得いかない様子なので、大人が子どもに諭そう。
「メリッサ、できもしないことを男に期待させるのは良くないよ、もっと自然体で」
「え、誰が私を抱けないと言った」
え? どういう意味だ、彼女の言葉の真意がわかりかねる。
「もしお前がこの生存戦争に勝てばヴァルキュリアは人間になれる。そのとき抱けばいいじゃないか」
突然のお告げに舞い上がってしまい、口が開かなくなってしまった。いや、確かにその通りだ、しかし、これは、いや待て、取りあえず落ち着こう。呆然としていた僕に、目の前の十五才の少女の姿をした女神が一言一言、ゆっくりと耳元で囁いた。
「私の処女はお前が予約済みだ……!」
あまりの言葉に僕は咳き込んだ、いや、むせたといってもいいだろう、自分の容姿を気にかけないお姫様が、本心で誘っているつもりだろうが、こっちは35の中年だ、歳相応の精神をもっていたため、真剣な眼差しで言われると、受け入れがたい心持ちがある。
「ふざけるな! 私は本気で言ったんだぞ」
彼女は必死に矮躯を震わせ訴えかけるが、それがまた、こちらとして困ってしまう。彼女は理解してくれないだろう、男というものがどんないびつな形をした精神か。
「待ってくれ、お姫様、君はいくつだ」
「一兆超えて三千五百億五千三百七十九万一……」
これが目を純血させながら恨み言を投げつけるから、咳が止まらない。
「なんなんだ! お前、失礼にもほどがある」
「わかってる、ごめん、僕が悪かった、頼むからやめてくれ」
「黙れ、私はレディーだぞ、相応の返事があるだろ」
「それは理解しているからこっちが困るんだ」
「何がだ!」
「取りあえずおちついて、僕は35歳だ、君は……年齢はどうでもいい、15歳の少女の姿をしているだろ、だから……」
「それがどうした、お前私の体に触れておきながら、一体その態度は何だ!」
「いや、だから、僕は男なんだ、こういう街でさあ、外でそんな気分じゃないだろ?」
「こっちは告白してやったんだぞ!」
「そうだろうね、でもさ、15歳の少女に大人の男が、処……ああ、どうしようか……」
「いやだからセックスしよっていってるんだ!」
突然の言葉に僕は凍り付いた。外で何を言ってるのか、理解してないようだ。どうやら僕はちょっと触れてはいけない彼女の部分を表わしてしまった。ここは大人として振る舞わなければならない。
「すみませんでした」
「何故あやまるんだ!」
こっちが謝っているのに、それがまた彼女を激情させてしまう。どうしたらいいだろうか、悩ましい、こんなケース味わったことがない、どう対処していいか判りかねているところに間髪を入れず文句をつけられた。
「だいたいおまえはだ、好きだの愛してるだの言いながら、行動が伴わない、お前は、肝心なところで私のことを解ってくれない。お前人をなんだと……」
「わかってる、わかってるから落ち着いて」
「わかってない! 大体お前は……!」
こうなってくるともうメリッサの独り言だ。止めようがない。まずいと理解していながら僕が宥めると、逆に彼女の憤怒が止まらない。
こっちが謝れば、ますます怒りを爆発させて、もう、相づちを打つことしか出来なくなってしまう。その繰り返しが続くと、彼女は口を閉ざし、無言でこちらをにらみつけてくる。そして――
「だから童貞はいやなんだ」
と、僕のプライドを切り刻んでいただけた。怒ろうにもこっちが悪いものだから、ただ首が体から離れた気分を味合わさせていただける。何も言い返せない、言葉が出ない。この状態を不満げに、お姫様は言った。
「……何で言い返さない」
「いや、一言一句その通りだから……」
「怒ればいいじゃん、侮辱しているんだぞ」
「だって、僕が悪いもの」
「悪かろうとなかろうと、怒ればいいじゃん、言い返せよ」
「言い返せないんだ」
「なんで」
「君を愛しているから……」
そう告げると彼女は急に青ざめ、頭の血の気が引いていくようだった。そして自分が何を言ったかを冷静に見つめ直したのか、急に萎れてしまい、唇に手を当てた。苦しげにぽつりと、言葉を紡ぐ。
「ごめん」
「えっ……」
「そんなつもりじゃなかった、ごめん……」
「いや、いいんだ、君の気が済むようにすればいいんだ」
「私はあの言葉を言えば喜ぶかと思っていた、でも、ちょっとすれ違ってしまった、お前みたいにいえばよかったんだ。愛してる、だから、抱いて欲しいと……!」
彼女は後悔してしまってようだ、僕は彼女の沈んだ顔を見たくないのに、そうさせてしまった。不器用である自分を本当に情けなく思う。だから――
「僕も愛してるよ、その時が来たら君の気持ちに応えるつもりだ」
「佑月……!」
雨降って地固まるというが、僕たちは何も言えずに、ただ熱っぽく見つめ合っていた、そして彼女の肩を抱き寄せる、彼女は何も言わずに、僕に肩を預けた。
言葉はいらない。じっとふたり、肩を寄せ合い目を閉じた。二人の時間、二人だけの空間。彼女は僕を、優しく見つめ、そっと唇を寄せ合おうとしたその瞬間――だった。
急に鳴り響くつんざくような銃声。僕たちの空間を切り裂き、後ろを振り返ると民家の壁が石塊へと変わり果てる。まさか……! そんなことがあってはいけない、いけないんだ。この武器はきっと僕と同じ銃、とういうことは、この銃声は僕と同じ世界のもの。
……そう、同じ世界から来た敵だと、銃を扱う僕だからこそ、悟ってしまった。
また、けたたましく鳴り響く銃声、僕の肩をかすめ、隣に置いてあった石像が塵になる。この威力―― まちがいない、12.7mm弾……対物狙撃銃か!
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「いや、そんなタイプじゃないだろ。どうしたんだ最近」
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「いやっああ――――!」
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「これは夢か、夢なら仕方ない、よし死のう」
「どうしたんだい、お姫様」
「私は、素が男っぽいから、頑張って女の子のフリをしていたのけどまさかイタいだなんて、ショックで死にたい」
「だからあんな微妙な空気感をかもしだしていたんだな」
「なあ、男って女の子っぽいのが好きなのではないのか! それとも私は女の子が似合わないのか」
そんなことで悩んでいたのか、そっと彼女の柔らかな髪の丸みに手を置く。
「メリッサは十分女の子ぽいよ、無理しなくてもいい、十分可愛いよ。素のままのメリッサが一番可愛い」
「佑月……!」
メリッサは可憐に、目をうるませながら、うったえかけた。
「今の言葉で、お前に抱かれる準備ができた。よし、子作りするぞ」
「そういうことを冗談でも言うんじゃありません。そもそも抱こうとすると死ぬでしょ」
僕の語り口に納得いかない様子なので、大人が子どもに諭そう。
「メリッサ、できもしないことを男に期待させるのは良くないよ、もっと自然体で」
「え、誰が私を抱けないと言った」
え? どういう意味だ、彼女の言葉の真意がわかりかねる。
「もしお前がこの生存戦争に勝てばヴァルキュリアは人間になれる。そのとき抱けばいいじゃないか」
突然のお告げに舞い上がってしまい、口が開かなくなってしまった。いや、確かにその通りだ、しかし、これは、いや待て、取りあえず落ち着こう。呆然としていた僕に、目の前の十五才の少女の姿をした女神が一言一言、ゆっくりと耳元で囁いた。
「私の処女はお前が予約済みだ……!」
あまりの言葉に僕は咳き込んだ、いや、むせたといってもいいだろう、自分の容姿を気にかけないお姫様が、本心で誘っているつもりだろうが、こっちは35の中年だ、歳相応の精神をもっていたため、真剣な眼差しで言われると、受け入れがたい心持ちがある。
「ふざけるな! 私は本気で言ったんだぞ」
彼女は必死に矮躯を震わせ訴えかけるが、それがまた、こちらとして困ってしまう。彼女は理解してくれないだろう、男というものがどんないびつな形をした精神か。
「待ってくれ、お姫様、君はいくつだ」
「一兆超えて三千五百億五千三百七十九万一……」
これが目を純血させながら恨み言を投げつけるから、咳が止まらない。
「なんなんだ! お前、失礼にもほどがある」
「わかってる、ごめん、僕が悪かった、頼むからやめてくれ」
「黙れ、私はレディーだぞ、相応の返事があるだろ」
「それは理解しているからこっちが困るんだ」
「何がだ!」
「取りあえずおちついて、僕は35歳だ、君は……年齢はどうでもいい、15歳の少女の姿をしているだろ、だから……」
「それがどうした、お前私の体に触れておきながら、一体その態度は何だ!」
「いや、だから、僕は男なんだ、こういう街でさあ、外でそんな気分じゃないだろ?」
「こっちは告白してやったんだぞ!」
「そうだろうね、でもさ、15歳の少女に大人の男が、処……ああ、どうしようか……」
「いやだからセックスしよっていってるんだ!」
突然の言葉に僕は凍り付いた。外で何を言ってるのか、理解してないようだ。どうやら僕はちょっと触れてはいけない彼女の部分を表わしてしまった。ここは大人として振る舞わなければならない。
「すみませんでした」
「何故あやまるんだ!」
こっちが謝っているのに、それがまた彼女を激情させてしまう。どうしたらいいだろうか、悩ましい、こんなケース味わったことがない、どう対処していいか判りかねているところに間髪を入れず文句をつけられた。
「だいたいおまえはだ、好きだの愛してるだの言いながら、行動が伴わない、お前は、肝心なところで私のことを解ってくれない。お前人をなんだと……」
「わかってる、わかってるから落ち着いて」
「わかってない! 大体お前は……!」
こうなってくるともうメリッサの独り言だ。止めようがない。まずいと理解していながら僕が宥めると、逆に彼女の憤怒が止まらない。
こっちが謝れば、ますます怒りを爆発させて、もう、相づちを打つことしか出来なくなってしまう。その繰り返しが続くと、彼女は口を閉ざし、無言でこちらをにらみつけてくる。そして――
「だから童貞はいやなんだ」
と、僕のプライドを切り刻んでいただけた。怒ろうにもこっちが悪いものだから、ただ首が体から離れた気分を味合わさせていただける。何も言い返せない、言葉が出ない。この状態を不満げに、お姫様は言った。
「……何で言い返さない」
「いや、一言一句その通りだから……」
「怒ればいいじゃん、侮辱しているんだぞ」
「だって、僕が悪いもの」
「悪かろうとなかろうと、怒ればいいじゃん、言い返せよ」
「言い返せないんだ」
「なんで」
「君を愛しているから……」
そう告げると彼女は急に青ざめ、頭の血の気が引いていくようだった。そして自分が何を言ったかを冷静に見つめ直したのか、急に萎れてしまい、唇に手を当てた。苦しげにぽつりと、言葉を紡ぐ。
「ごめん」
「えっ……」
「そんなつもりじゃなかった、ごめん……」
「いや、いいんだ、君の気が済むようにすればいいんだ」
「私はあの言葉を言えば喜ぶかと思っていた、でも、ちょっとすれ違ってしまった、お前みたいにいえばよかったんだ。愛してる、だから、抱いて欲しいと……!」
彼女は後悔してしまってようだ、僕は彼女の沈んだ顔を見たくないのに、そうさせてしまった。不器用である自分を本当に情けなく思う。だから――
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急に鳴り響くつんざくような銃声。僕たちの空間を切り裂き、後ろを振り返ると民家の壁が石塊へと変わり果てる。まさか……! そんなことがあってはいけない、いけないんだ。この武器はきっと僕と同じ銃、とういうことは、この銃声は僕と同じ世界のもの。
……そう、同じ世界から来た敵だと、銃を扱う僕だからこそ、悟ってしまった。
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