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スナイパー同士の戦い
第五十六話 甘い関係
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嵐が去って僕たちの次の目標地ベリカに向かって、鬱蒼とした森の中を歩いており、漫然と木々を見つめていた。白くて可憐な柊に似た花が咲いていた。じっとみつめていると、メリッサがこちらの様子を伺って、
「あれは、ラスティアという花だ。花が好きなのか?」
と問うてきた。
「いやそうじゃない、森に花が咲く景色をここの世界では見たことがなかったから」
僕が軽く答えたことに何故満足したのか解らないが、微笑みを浮かべていた。
「この世界では冬でも木々に葉をつけるが、春と秋にしか花が咲かない。今は春になったようだな」
なるほど、彼女は女の子だった。やはり目ざとい、男の僕と違って女の子は周りの景色をよく見ている。それがなんだか僕には嬉しかった。彼女はやっぱり女なんだなあと。
「春の訪れか……」
と感慨深く僕は花の咲く様を眺めた。もとの世界では自然などあまり気にしなかったが、こういう中世の世界の自然に囲まれて、感化されたかもしれない。
しかしまあ、昨日、あんなことがあった以上、僕とメリッサとの間がギクシャクすると思ったが、それは僕とメリッサの人間性だ。
僕は35のおっさんだから、下手にガツガツ行かないし、かといってメリッサに気をつかって遠慮して距離を離すことはしない。何事もなかったかのように自然体で接する。
逆にメリッサは何やら絶頂の心地のようだった。ヴァルキュリアが男と一つになれない問題を解決したから、不安がとけて、朝から全力で愛情をぶつけてくる。
端的に言えばすごい甘い関係になってしまった。
僕たちは腕を組みながらゆっくりと歩く、メリッサは男を刺激しすぎないように今まで胸を当てるぐらいだったのが、ぎっちり僕の腕を抱きしめ大きな胸の中に包まれている。
歩くたびに振動して柔らかな胸の感触が伝わる。胸の圧力を込めながら左右に揺さぶられ、心臓がドキドキしてきた。
……その、メリッサは肌に一枚の服しか着てないのだから……それだから……布に包まれた、胸の独特の肉感に僕はつい欲情がかき立ってしまっている、だが僕は大人だそれを表面に出しては女性に対して失礼だ、ぐっとこらえて平然と装う。
「ユヅ~今日の夕食は何する?」
また、少女ごっこだ。いつもの低い声でなく甘ったるい声で言われるとそそってしまう。メリッサは単なる女性らしい高い声ではなく高い声にまざって低く厚みのある声をしているから、こういう甘えた声を出すとすごくセクシーに聞こえてとても恥ずかしい気分になる。
「今日の狩りで何が取れるかわからないから、わからないよ」
「ちがう~、ユヅの食べたいものが聞きたいの! もしかして私か? やだ~エッチ!」
「おう……」
だが、僕はメリッサの絶頂状態のノリにについていけなかった。
「ユヅはエッチだからな! あ~そう言えば私とのエッチなことをミリアに話していただろう、このヘンタイ!」
「いやあれは……恋の相談をしていただけで、別にいやらしい意味で言ったわけじゃないんだけど」
「ホントか~? エッチなコトしたいのにできない、僕は我慢できないとか言う意味じゃないのか。まあそういう気持ちのほうが私も嬉しいが。ねえ、今日はどんなエッチなことする? 出来る範囲ならしてあげる」
「ひ、昼間する話じゃないだろ」
この娘は女神のくせに15才ぐらいの見た目をしてるから、そんなこと言われたらこちら方が照れてしまってしょうがない。
「照れてる、照れてる。可愛い。チューしてあげるぞ!」
腕を無理矢理引っ張って僕の頬にキスする。温かい感触にびくっと肩が揺らいだ。
「顔赤いな~可愛い。もう一回してあげよっ!」
再び、メリッサの温かい唇が僕の頬の敏感な部分を口づけする。濡れた唇がしっとりとした感触でゾクゾクする。
調子に乗ったメリッサは僕の前に塞がって、
「ギュッとしよう! 私抱きしめられるのが好きだ! 守られてる感じがする」
と、からかって喜んで、真っ正面から抱きつき胸を当てて上目づかいで僕の顔見ながら、胸をこすりつける。いけない、そんなことされたらもう……!
──突然、僕は無意識にメリッサの後ろに回り、抱きしめる。そしてメリッサの胸を下からわしづかみにする。
「あっ……」
メリッサから声がもれる。僕は少し強引に胸を手の中で転がし彼女の敏感な部分をつまんだ。
「な、なんだ? ひゃ……! 佑月やるならもっと優しくして……」
「あ……ごめん」
欲望にかられて彼女の気持ちを考えていなかった。ゆっくりとメリッサの大きな胸を大きく揉んで優しくつまんだり、こねくり回したりして手の中で感触を楽しむ。
「ん……ん……いいよ……ユヅ……」
彼女は甘いセクシーヴォイスで僕をあおり、僕は彼女の望むように上手く揉んでいく。
「ああ……上手に……なったな……うれしい」
メリッサに口づけし、舌をかき回し彼女の中に侵入していく。口の中を僕の唾液で満たしたくて奥へと舌を進めた。呼吸がしにくくなると唇を離し、またメリッサを味わう。メリッサの唾液はレモンのように甘い。ちゅうちゅうと吸いゆっくり味わい、そして唇を離すと唾液が糸を引く。
「この唇は僕のモノだ」
そうやって僕が満足そうに言うと、
「うん……私の唇ユヅにあげるな」
と答えたので食いつくように唇を味わう。
そして胸を揉んでいた左手を下半身の方へ持って行く。メリッサがビクッと体を震わした。
「お、おまえ⁉ そこは、ば、ばか……」
メリッサが戸惑う。それが愛おしくて……たまらなくなってきて、どんどん衝動がエスカレートしていく。
「メリッサのこともっと知りたい。もっと僕のモノにしたいんだ!」
調子に乗って僕がそんなことをのたまってしまうと、メリッサは急に、
「……アホかぁ──‼ 今は昼間で森の中だぞ!」
と、力任せに有無を言わせず僕を突き飛ばした。しまった、つい没頭しすぎて……彼女のことを考えていなかった。後悔先にたたず、メリッサはお冠だ。
どうなだめようか迷っていると、むすっとした顔で頬を薄紅色に染めながら横を向けた。そして不貞腐れた顔で上半身を腕で抱きしめながら、
「……いつでもどこでもは駄目だ! わかったな! いつでもどこでもは駄目なだけだぞ!」
との意外な彼女からのお達しに、僕は思わず僕は照れ笑いを浮かべてしまった。
「わ、笑うなバカ! そんなことする奴はこうだ!」
突然、彼女は口元にフレンチキスをした。その愛らしさに破顔してしまいそうだったが、ぐっとこらえ、僕はただ、囁くように……、
「愛してるよ……」
と語りかけた。僕だけのメリッサ。それを感じながら緑に囲まれた道中を楽しみながら少しずつ歩んでいった。静かな森と温かな日差しが僕たちを包んでくれていた。
「あれは、ラスティアという花だ。花が好きなのか?」
と問うてきた。
「いやそうじゃない、森に花が咲く景色をここの世界では見たことがなかったから」
僕が軽く答えたことに何故満足したのか解らないが、微笑みを浮かべていた。
「この世界では冬でも木々に葉をつけるが、春と秋にしか花が咲かない。今は春になったようだな」
なるほど、彼女は女の子だった。やはり目ざとい、男の僕と違って女の子は周りの景色をよく見ている。それがなんだか僕には嬉しかった。彼女はやっぱり女なんだなあと。
「春の訪れか……」
と感慨深く僕は花の咲く様を眺めた。もとの世界では自然などあまり気にしなかったが、こういう中世の世界の自然に囲まれて、感化されたかもしれない。
しかしまあ、昨日、あんなことがあった以上、僕とメリッサとの間がギクシャクすると思ったが、それは僕とメリッサの人間性だ。
僕は35のおっさんだから、下手にガツガツ行かないし、かといってメリッサに気をつかって遠慮して距離を離すことはしない。何事もなかったかのように自然体で接する。
逆にメリッサは何やら絶頂の心地のようだった。ヴァルキュリアが男と一つになれない問題を解決したから、不安がとけて、朝から全力で愛情をぶつけてくる。
端的に言えばすごい甘い関係になってしまった。
僕たちは腕を組みながらゆっくりと歩く、メリッサは男を刺激しすぎないように今まで胸を当てるぐらいだったのが、ぎっちり僕の腕を抱きしめ大きな胸の中に包まれている。
歩くたびに振動して柔らかな胸の感触が伝わる。胸の圧力を込めながら左右に揺さぶられ、心臓がドキドキしてきた。
……その、メリッサは肌に一枚の服しか着てないのだから……それだから……布に包まれた、胸の独特の肉感に僕はつい欲情がかき立ってしまっている、だが僕は大人だそれを表面に出しては女性に対して失礼だ、ぐっとこらえて平然と装う。
「ユヅ~今日の夕食は何する?」
また、少女ごっこだ。いつもの低い声でなく甘ったるい声で言われるとそそってしまう。メリッサは単なる女性らしい高い声ではなく高い声にまざって低く厚みのある声をしているから、こういう甘えた声を出すとすごくセクシーに聞こえてとても恥ずかしい気分になる。
「今日の狩りで何が取れるかわからないから、わからないよ」
「ちがう~、ユヅの食べたいものが聞きたいの! もしかして私か? やだ~エッチ!」
「おう……」
だが、僕はメリッサの絶頂状態のノリにについていけなかった。
「ユヅはエッチだからな! あ~そう言えば私とのエッチなことをミリアに話していただろう、このヘンタイ!」
「いやあれは……恋の相談をしていただけで、別にいやらしい意味で言ったわけじゃないんだけど」
「ホントか~? エッチなコトしたいのにできない、僕は我慢できないとか言う意味じゃないのか。まあそういう気持ちのほうが私も嬉しいが。ねえ、今日はどんなエッチなことする? 出来る範囲ならしてあげる」
「ひ、昼間する話じゃないだろ」
この娘は女神のくせに15才ぐらいの見た目をしてるから、そんなこと言われたらこちら方が照れてしまってしょうがない。
「照れてる、照れてる。可愛い。チューしてあげるぞ!」
腕を無理矢理引っ張って僕の頬にキスする。温かい感触にびくっと肩が揺らいだ。
「顔赤いな~可愛い。もう一回してあげよっ!」
再び、メリッサの温かい唇が僕の頬の敏感な部分を口づけする。濡れた唇がしっとりとした感触でゾクゾクする。
調子に乗ったメリッサは僕の前に塞がって、
「ギュッとしよう! 私抱きしめられるのが好きだ! 守られてる感じがする」
と、からかって喜んで、真っ正面から抱きつき胸を当てて上目づかいで僕の顔見ながら、胸をこすりつける。いけない、そんなことされたらもう……!
──突然、僕は無意識にメリッサの後ろに回り、抱きしめる。そしてメリッサの胸を下からわしづかみにする。
「あっ……」
メリッサから声がもれる。僕は少し強引に胸を手の中で転がし彼女の敏感な部分をつまんだ。
「な、なんだ? ひゃ……! 佑月やるならもっと優しくして……」
「あ……ごめん」
欲望にかられて彼女の気持ちを考えていなかった。ゆっくりとメリッサの大きな胸を大きく揉んで優しくつまんだり、こねくり回したりして手の中で感触を楽しむ。
「ん……ん……いいよ……ユヅ……」
彼女は甘いセクシーヴォイスで僕をあおり、僕は彼女の望むように上手く揉んでいく。
「ああ……上手に……なったな……うれしい」
メリッサに口づけし、舌をかき回し彼女の中に侵入していく。口の中を僕の唾液で満たしたくて奥へと舌を進めた。呼吸がしにくくなると唇を離し、またメリッサを味わう。メリッサの唾液はレモンのように甘い。ちゅうちゅうと吸いゆっくり味わい、そして唇を離すと唾液が糸を引く。
「この唇は僕のモノだ」
そうやって僕が満足そうに言うと、
「うん……私の唇ユヅにあげるな」
と答えたので食いつくように唇を味わう。
そして胸を揉んでいた左手を下半身の方へ持って行く。メリッサがビクッと体を震わした。
「お、おまえ⁉ そこは、ば、ばか……」
メリッサが戸惑う。それが愛おしくて……たまらなくなってきて、どんどん衝動がエスカレートしていく。
「メリッサのこともっと知りたい。もっと僕のモノにしたいんだ!」
調子に乗って僕がそんなことをのたまってしまうと、メリッサは急に、
「……アホかぁ──‼ 今は昼間で森の中だぞ!」
と、力任せに有無を言わせず僕を突き飛ばした。しまった、つい没頭しすぎて……彼女のことを考えていなかった。後悔先にたたず、メリッサはお冠だ。
どうなだめようか迷っていると、むすっとした顔で頬を薄紅色に染めながら横を向けた。そして不貞腐れた顔で上半身を腕で抱きしめながら、
「……いつでもどこでもは駄目だ! わかったな! いつでもどこでもは駄目なだけだぞ!」
との意外な彼女からのお達しに、僕は思わず僕は照れ笑いを浮かべてしまった。
「わ、笑うなバカ! そんなことする奴はこうだ!」
突然、彼女は口元にフレンチキスをした。その愛らしさに破顔してしまいそうだったが、ぐっとこらえ、僕はただ、囁くように……、
「愛してるよ……」
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