頬杖をつく女 2017.5.23 〜

第23章 繋がり、絆

月亭八方さん

2019年12月17日


その日は、家庭内で、精神的に落ち込むようなことがあり、しょんぼりしていた。


ハッキングされていることを主人に言ったら、

「スマホで詰まらんことをやっているからこんなことになるんだ。何の得にもなっとらんやないか！」と叱られた。

夫婦喧嘩と言っても、一方的に私が叱られているだけである。



実は、最近、家事を義母に手伝ってもらうようになってしまった。

「恥ずかしくないんか？世界を変える前に、我が家をどうにかしろ。」
 
と、主人は言った。


確かに私は、ネットばかりに入っていて、家の中は、ぐちゃぐちゃになっていた。


とどのつまり、私は言った。

「レオナルド・ダ・ヴィンチと10年前に約束したんやけん。
…だからしょうがないやろ。」と…


現実はどうだ？


もうすぐ2019年が終わろうとするのに、約束は果たせなかったし、主婦としても、私は、駄目駄目人間になってしまった。



「ハッキングされているというのなら、スマホを解約しろ。」と主人は言った。直ちにガラケーに変え、残りの機種代を一括で払えばそれで良いと。



高2の息子は私たちの会話を聞いていた。


息子に「ハッキングとか怖いよ。もうやめて。昔のママさんに戻って。」と言われた。


「ダ・ヴィンチとは縁を切って。」とも…    。





ダ・ヴィンチとは縁を切って…


そこまで言われたら、現実問題として、アルファポリスにはもう関わらず、スマホも解約しようかとも思った。


しかし、そんな時 、言葉が降りて来た。




その言葉は？「月亭八方」


落ち込んだ時に降りて来た言葉が、なぜか落語家さんの名前⁈


月亭八方さんは、子供の頃にテレビで見ていただけの人…


もう何十年もお顔を拝見していないというのに…


そのお名前が降りて来た。




ネットで検索させて頂いたら、興味深い繋がりがあった。

このお話も、ゆっくりさせて下さい。