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第44章 満月
令和2年10月1日、十五夜のお月様を眺める。
しおりを挟む「ねえ。ねえ。お月様
あなたは、いつから神様じゃなくなったの?
」
むかしの人は、お月様に手を合わせ、祈りごとをしていた。
そんな光景が見られなくなったのは、
一体いつの時代からなんだろう?
ツクヨミノミコトは、天照大神様の、“ごきょうだい”でいらっしゃる。
男の神様でもなければ女の神様でもない。
性別は、不詳である。
ツクヨミノミコトのご使命は、夜の国をお守りすることであった。
「最近は、コンビニエンスストアとやらが、
24 時間開いているから、
夜は、夜という感じがしなくなったなぁ。」
十五夜のお月様は、私に、そう語りかけてきた。
24時間、街は眠らない。
ところで、10月のお月様は、「ハンターズムーン」と言われるそうだ。
またの名を
「トラベルムーン」や「ダイイングムンーン」とも言われる。
通常は日の入り約50分後に出る月が、この時期は約30分でお出ましになるという。
この暗闇の短さが、10月を狩猟に最適な時期にした。
満月の名前の由来
●毎月の満月には、それぞれ名前があります。現在一般に広まっている名前は、ネイティブアメリカンの部族が、季節を知るために名づけました。
●グリニッジ天文台の天文学者パトリシア・スケルトン氏によると、「数千年の間、月は季節の変化を追跡し、狩猟、植栽、収穫に最適な時期を決定するために役立てられていました。月ごとの満月に与えられる名前は、満月が現れる時期の自然や気象条件を象徴しています」ということです。
※引用元
2020年の満月リスト―日付と月ごとの名称の違いも解説
https://www.25ans.jp/lifestyle/lifestyle-other/g32048046/full-moon-names-200507/
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