この世の中は、裸の王様社会

鏡子 (きょうこ)

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CIA 絡みの色々なこと。

元を辿れば、CIAが絡んでいる。みんな繋がってる。

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どんどん繋がっていくことを感じていた矢先、ある文章を見つけた。


正力松太郎を操ったCIA局員の人生|NEWSポストセブン


https://www.news-postseven.com/archives/20160902_438114.html/4


 戦後史家・有馬哲夫氏が新たに公開された機密文書から戦後秘史を読み解く『SAPIO』の連載。今回は、「原発の父」こと正力松太郎氏を操ったCIA職員について有馬氏が綴る。

 * * *
 長官や副長官などを除いてCIA職員の姓名や身元を明かすことはアメリカの法律で禁じられている。したがって、アメリカの公文書はCIAの外国人アセット(*1)や協力者についての情報は公開するが、彼らと接触したCIA局員のものは公開しない。

【*1:IAが当該国で工作などに利用する人物。たとえば緒方竹虎や野村吉三郎なども。本人が利用されていると知っている場合と知らない場合がある】

 ただし、ごくまれに、彼らの情報が公開されてしまうケースがある。彼らが裁判や議会で証言を求められた場合だ。

 とくに、後者の場合は、秘密機関に所属していたことはあまり考慮されない。

 ダニエル・S・ワトソンが1977年に姓名と身元を明かすことになったのも、アメリカ下院の調査委員会から証言を求められたからだ。

 このワトソンこそは、1954年に読売新聞社主・正力松太郎の秘書の柴田秀利(のちの日本テレビ専務)に接触し、彼を通じて正力をアセットとして獲得し、読売新聞と日本テレビを使って反原子力・反米世論を鎮めたCIAのケース・オフィサー(*2)だった。

【*2:当該国で情報提供者や協力者をリクルートし、情報提供させたり、工作に利用したりするCIA局員】

 ワトソンが証言した調査委員会とは、アメリカ下院暗殺問題調査特別委員会のことで、1963年に起こったケネディ大統領の暗殺に関する再調査を行うために1977年に設置されたものだ。ワトソンは、調査委員会に対し、自分は1965年から2年間CIAメキシコ支局で非公然プロパガンダ(*3)に携わり、1967年から1969年までは副支局長だったことを明らかにした。

【*3:当該国民に、それがある目的を持って行われているものだと気づかれないように行うプロパガンダ】

 ケネディ大統領暗殺の実行犯とされたリー・ハーヴェイ・オズワルドは、暗殺事件の前にメキシコ・シティでソ連へのヴィザを申請するなどソ連大使館に接触していたことが知られているが、彼を監視し、電話を盗聴していたのがCIAメキシコ支局だった。

 つまり、CIAは、ハーヴェイという危険人物が隣国でアメリカに敵対する国に逃れる手続きをとるなど不審な動きをしているのを知りつつ、結果として何もせず、情報も送らず、大統領が暗殺されるのを指をくわえて見ていたことになる。これが、ケネディ暗殺はソ連、またはCIAの陰謀だという説のもとになっている。



 CIAは1961年に、ケネディ大統領に無断で、キューバのフィデル・カストロ政権打倒のためにピッグス湾侵攻作戦を行ったが、これが大失敗し、大統領の威信を大いに傷つけたために、当時の長官アレン・ダレスなど幹部が更迭された。風説ではCIAはこれを逆恨みしていたといわれている。

 ただしワトソンは、暗殺事件の2年後にメキシコ支局勤務になっているので、彼がした証言も、CIAが暗殺と関わったかどうかではなく、ハーヴェイを監視し、盗聴して作成したファイルの分量と保管状況についてだった。

 彼は、ファイルは委員会が考えているような7冊にもなる大部のものではなく1冊で、それも薄いものだったこと、それは支局長が金庫に保管していて管理は厳重だったことを証言した。

 これによって、間接的ながらCIAがハーヴェイ・ファイルのなかの自分たちに不都合な文書を多数廃棄し、それによって暗殺事件の真相を隠ぺいしたという疑惑を打ち消した。

 では、このワトソンは、日本では何をしていたのだろうか。それを明らかにしてくれるのが、筆者が11年前に他に先駆けて発掘したCIA文書(正力松太郎ファイルはその一部)だ。

 このファイルは、1954年に第五福竜丸事件をきっかけとして高まった反原子力・反米世論を鎮めるために、のちにワトソンと特定されることになるCIA局員が正力の秘書・柴田秀利に接近したことを示している。




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