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第63章 未来へ
概念の枠組みをとる
しおりを挟む私たちは、知らず知らずのうちに、そう、無意識のうちに、『概念という枠組み』に支配されている。
しかし、もしも
「その概念そのものが、不確かなものであったなら?」
そのように考えたらどうだろう。
私たちは、根本となる支えを喪うような感覚に陥るかもしれないが、同時に、素晴らしい想念を手に入れることが出来る。
何度も書いた内容であるが、モナ・リザは、肖像画であるという概念そのものが誤りである。
だから、その概念を外せば良いだけのこと。
モデルは、誰か?などの論争自体馬鹿らしいとさえ思う。
そうやって、ダ・ヴィンチは、概念を取り外し
「まるで虚空のような、真理そのもの」を、
モナ・リザのなかに描いた。
モナ・リザは、私たちの想念の拡がりの如く
無限の愛を知らせる
真理そのものなのである。
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