天使の声

古いブログを、久しぶり読んでみた。

ハイデルベルク大学で見つかった文書は、証明にはならない。 2013/05/12 04:53

ハイデルベルク大学で発見された文書

1503年に、レオナルドは、リザ・デル・ジョコンドを制作中という内容

いつも、この内容が

あたかも、モナリザはジョコンダ夫人であることの一つの証明のように取り上げられているが

あくまでも見落としてはいけないのが

制作中という記載。

制作中とあるが、レオナルドは、リザ・デル・ジョコンドの絵を完成という話ではないことの認識を忘れてはならない。


制作中
ということならば、途中で制作を断念とか、実際には完成しなかった場合も、考えうる。そう、最終的に、ジョコンダ夫人の絵をレオナルドが完成したか否か、肝心なことが不明なのである。よって、ルーブルのモナリザが、ジョコンダ夫人であるという証明には繋がらない。アイルワースのモナリザが、ジョコンダ夫人であるという証明にもならない。


そういえば、昨日のテレビで、
ジョコンダ夫人の子孫にあたる方が取材を受けていたシーンがあった。


財産目録に、モナリザがあったとか？


貴重な財産なら、
子々孫々、手元においておくはず。その絵を子孫が受け継いでいないのは何故だろう？と思った。仮に、その財産がアイルワースのモナリザであったとして、どうして、あんな立派な家系に、絵が受け継がれることなく
1913年に赤の他人の貴族の家で見つかったのだろう？と不自然に思った。