[完結]令和元年12月〜闇夜は闇世となり、闇世は病み世になり、やがて熄み世となる

鏡子 (きょうこ)

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トロイの木馬

ウィキペディアより、ヘンリー8世の内容

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◆ローマとの分裂


王権と教皇権の争いはあっても、イングランドの教会は中世を通じてローマとの一致を保ち続けていた。

イングランド教会とローマの間に最初の決定的な分裂が生じたのは、ヘンリー8世の時代である。その原因はヘンリー8世の離婚問題がこじれたことにあった。

すなわち、キャサリン・オブ・アラゴンを離婚しようとしたヘンリー8世が、教皇に婚姻の無効を宣言するよう求めたにもかかわらず、教皇クレメンス7世がこれを却下したことが引き金となった。

これは単なる離婚問題というより、キャサリンの甥にあたる神聖ローマ皇帝カール5世の思惑なども絡んだ、複雑な政治問題であった。

ヘンリー8世は1527年に教皇に対して、キャサリンとの結婚の無効を認めるように願った。


1529年までに繰り返し行われた教皇への働きかけが失敗に終わると、ヘンリー8世は態度を変え、さまざまな古代以来の文献を基に、霊的首位権もまた王にあり、教皇の首位権は違法であるという論文をまとめ、教皇に送付した。

続いて1531年にはイングランドの聖職者たちに対し、王による裁判権を保留する代わりに10万ポンドを支払うよう求めた。

これはヘンリー8世が聖職者にとっても首長であり、保護者であるということをはっきりと示すものとなった。

1531年2月11日、イングランドの聖職者たちはヘンリー8世がイングランド教会の首長であると認める決議を行った。しかし、ここに至ってもヘンリー8世は教皇との和解を模索していた。

1532年5月になると、イングランドの聖職者会は自らの法的独立を放棄し、完全に王に従う旨を発表した。1533年には教皇上訴禁止法が制定され、それまで認められていた聖職者の教皇への上訴が禁じられ、カンタベリーとヨークの大司教が教会裁治の権力を保持することになった。

ヘンリー8世の言いなりであったトマス・クランマーがカンタベリー大司教の座に就くと、先の裁定に従ってクランマーが王の婚姻無効を認め、王はアン・ブーリンと再婚した。教皇クレメンス7世がヘンリー8世を破門したことで両者の分裂は決定的となった。ヘンリー8世は1534年に国王至上法(首長令)を公布してイングランドの教会のトップに君臨した。

イングランドの教会を自由に出来る地位に就いたことは、ヘンリー8世が離婚を自由にできるというだけでなく、教会財産を思うままにしたいという誘惑を感じさせるものとなった。

やがてトマス・クロムウェルのもとで委員会が結成され、修道院が保持していた財産が国家へ移されていった。こうしてイングランドの修道院は破壊され、荒廃した。








キャサリン・オブ・アラゴン(英語: Catherine of Aragon, 1487年12月16日 - 1536年1月7日)は、イングランド王ヘンリー8世の最初の王妃(1509年結婚、1533年離婚)、メアリー1世の生母。

スペイン語名はカタリーナ・デ・アラゴン(Catalina de Aragón)。しばしばカタリナとも表記される。



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