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自然からの逆襲?
※2003年7月発行「OH・No.30」掲載コラムより
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FAX:0551-23-0647
医療コラム
秋山巌 秋山脳外科院長:秋山巖が医療の現場から感じたことを
コラムとして発信いたします。
バックナンバー
◇Vol.3:SARSのお話◇
2002年10月から2003年6月までの間に、世界的大流行となったSARS(重症急性呼吸器症候群)により800名以上の方々が死亡した。
突然の高熱(38度以上)、せき、呼吸困難を伴う肺炎で、抗生物質も無効です。日本国内で流行しなかったのは幸いでした。
このSARSは世界各国の検疫制度の見直しを余儀なくし、大流行は世界経済にも大きな打撃を与えたことも衝撃的でした。
SARSの死亡率はインフルエンザの30倍であり、根本的治療はありません。感染経路は飛沫感染が有力ですが、空気感染も否定できません。
原因は新型のコ○ナウィルスであることが判明しました。ウィルスが病原体として人類を恐怖におとしいれたものには、有名なエイズ、エボラ出血熱、西ナイル熱(いずれもアフリカの風土病でした)、C型肝炎、SARSなどがあります。
ウィルス自体は元来野生動物の体内にあるものでした。 しかし、人口増加、都市化による森林破壊など、人類が自然を破壊し、地球の生態系をくずしたことによる自然からの逆襲とも言われています。
SARSはふたたび、今年の秋から冬にかけての大流行が警戒されています。そこで‥‥
《SARS予防の六原則》
[1] うがい、手洗い等の清潔な生活
[2] バランスのとれた食事や、睡眠による体力の温存
[3] 緊急性がない限り流行地には行かない
[4] 不特定多数の人の集まる場所には行かない
[5] 流行時にはマスク等を着用
[6] SARSの情報を確実に得る
※2003年7月発行「OH・No.30」掲載コラムより
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