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歴史は変わった(歴史は変えられた)

歴史は変わった。

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2009年、レオナルド・ダ・ヴィンチの霊がかりにあった時、私は、下記の絵について徹底的に調べた。





『リッタの聖母』


色々な本や画集をみたが、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたなんて解説をしている研究者は、いなかった。

あくまでも、下絵は、レオナルドで、着色を担当したのは弟子である。

レオナルドの下絵に基づき、弟子が描いたとの解説がしてあった。

とても、大好きな作品だったので、レオナルド作品と認めても良いじゃないかと思ったが、研究者は、それを許さなかった。




リッタの聖母も真価扱いか…。


そりゃそうだ。


こんな作品を




600億の価値にする為には、

それより、グレードが高そうに観えるリッタの聖母は、
どうしても、真作にしなければならなくなってしまう。














レオナルド作品の秩序は、完璧に崩壊した。




未来へ語り継がねばならない



芸術の真価のモノサシは、



もはや、ぼろぼろである。






この作品は、


レオナルド・ダ・ヴィンチというネームバリューを獲得したから


510億になった。








この作品は、利益を生み出さないとされ、権威者たちに見捨てられた。







レオナルド・ダ・ヴィンチのネームバリューを得ず、真贋論争の真っ只中にいる。
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