モナ・リザの下絵

歴史は繰り返される

手紙②

《重要メッセージ》手紙には何が書かれてあるのだろう？
2012/02/13 09:27


大切なメッセージ性のある 
『ギターを弾く女』 
その絵に対し 
ある評論家は、本のなかで次のような表現をしました。
左側からの窓辺の光を取り入れることを得意とした 
フェルメール 
本作品は、右側から光を取り入れている。
慣れないことをしたからであろうか？ 
本作品は、あまり人気のない作品であると……
絵画を表面的な美しさばかりにこだわり 
内面の美しさや神秘性に気付かない評論家達は 
どうしても 
絵の伝えたい
“真実の光”に気付くことはありません。
そう 
『ギターを弾く女』から伝えたいメッセージは 
真実の光だったのです。 
ある名画から 
真実の光が失われてしまいました。 
それを取り戻して欲しいと 
フェルメールは
メッセージを必死で伝えようとしていたのです。
何故、左側の部分が大胆に
カットされてあるのでしょうか？
女性はギターを弾きながら左側を見つめています。 
隣に誰かいるのでしょうか？ 
肝心なところが 
分かりませんよね。 
つまり 
フェルメールは 
意図的に 
肝心な部分を中途半端にカットしたような描き方をして
その部分を 
見るものに 
想像して欲しいと
訴える絵を描いたのでした。
想像しないと 
見えてこない何かがある…… 
それを伝えたかったのです。
私は、『手紙を書く女と召使い』の絵よりも先に 
この『ギターを弾く女』に対し 
ある種の疑問を抱えていました。
画面の構成として 
女性の左側があと少しあれば 
評論家の評価は 
高くなったであろうはずなのに 
何故
わざと 
このような描き方をしたのだろう？ 
そう思っていました。 
私は手紙を書く女と召使いの絵から
気付きを得た時 
ようやくその謎が解けたのです。 
『ギターを弾く女』には 
左側が足りない 
そして 
『手紙を書く女と召使い』の絵には 
右側が足りない
左側と右側に 
後少しだけの空間があれば 
完璧である 
その絵を探して欲しいと…… 
そのようなメッセージを 
フェルメールは絵を通して 
訴え続けていたことに 
私はようやく 
気が付いたのです。

私は、本当に偶然ですが… 
その時 
モナ・リザの罠というタイトルの本を読んでいました。
モナ・リザの
両サイドに柱があったかもしれない 
何者かに、その柱は切断されてしまったかもしれない
初めてそういう 
事実を知りました。 
モナ・リザで 
特に重要なのは左側です。 
柱の台座の部分が 
中途半端に見えています。 
中途半端に描かれているということは…… 
やっぱりそこに 
何かがあったはずです。
フェルメールは 
前世（レオナルド・ダ・ヴィンチ時代）で描いた絵 
モナ・リザ
の解読を訴えていました。 
自らの絵を
まるで切断されたような構成で絵を描くことにより 
切断を意識させられる絵を 
探して欲しいと
訴えていたのです。