夢が繋がる。

鏡子 (きょうこ)

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小学校の中学年生くらいの時に見た夢

まるで推理小説を体感しているような夢

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小学校の中学年生くらいのこと。


まるで推理小説を体感しているような夢を見た。


私は夢の中で、何か謎解きに没頭している。


沢山の絵画が現れ、それが何故か繋がっていく夢を見ていた。 

おかしな話だが、夢のなかの私は、これが夢だとは思っていない。 

夢のなかなのに、リアルな感情を持ち合わせている自分がいたからだ。 




私は突然むくっと飛び起き、

大きな声で、言葉を発した!



「そうよ。やっぱり眠る女は眠っていない。」 




続けて私は確信するように言った。 




「それを知っているのは、同じ美術館にいる少女だけ。」



恥ずかしながら私は、新婚旅行先のメトロポリタン美術館で、『眠る女』という絵画を観るまで、フェルメールという画家の存在を知らなかった。


子供の頃、面白い内容の話を
寝言?で発した。 



眠る女は眠っていないなんて… (笑) 



そして…

少女だけが、それを知っているだなんて。
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