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夢の話
繋がり合う夢を経験する。
しおりを挟む記憶が繋がってからというもの
本当によく夢を見せられた。
〈首の折れたマリア様のお人形を、サンタクロースが直してくれた夢〉
〈ヨハネの黙示録の夢〉
〈最後の晩餐の絵画の夢〉
それ以外でも、沢山夢を見せられた。
そんな沢山の夢々の中で
幸せに包まれる夢も見た。
私は 当然、木靴の少女の頃までの記憶しか持っていなかったので、その前の生は、自分が誰の生まれ変わりであるのか?想像もしていなかった。
だから、偉大な芸術家の魂は、私が誰の魂に繋がった人物であったか、その真相を夢で教えてくれた。
私は、12日続いた霊がかりのなかで
1日だけ、ぐっすり眠れた日がある。
それは、夢でダ・ヴィンチの幽霊が現れた日
夢のなかで私は小さい女の子だった。小さい女の子にも関わらず、私は、不思議な感情を抱く 。
その感情は…
母が我が子を愛おしむ気持ち。
小さい女の子が、白髪の老人を膝枕し
髪を撫でている夢を見せられた。
一見、客観的に見たら怖い夢
しかし、夢の中の私は幸せだった。
実はその時、その瞬間まで気付いていなかった。
木靴の少女は、カテリーナの生まれ変わりだったなんて…
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