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格子戸をくぐりぬけた。
復習を兼ねて、格子戸について…以前の投稿を振り返る。
しおりを挟む先日のこと、ふと格子戸について調べてみたくなった。
むかしの体験を思い出したから。
夢のなかにいた「わたし」ではなく、現実に存在する生身の人間の私は、夢見た直後に
木靴を探して走り出した。
現実として、どこにも木靴などないのに…。
現実世界を生きる私は、確かに木靴を探したのだ。
私は、この体験を通じて、過去世の記憶があったと認識せざるを得ない。
更に、私の魂は、証拠を残したかったとみえる。
天から「テレビで聞いた歌を、何かひとつだけ覚えておきなさい」とメッセージを受けた。
だから、私は、小柳ルミ子さんの「私の城下町」を毎日のように歌っていた。
勿論、私は、小さかったので、小柳ルミ子さんという歌手の名前も、私の城下町という曲のタイトルも覚えてはいなかった。
ただただ
「こおしどお、くぐりぬけ、みあげる ゆうやけのそらに…」
というメロディだけを小さいながらに、
歌いながら、自分の脳裏に、その歌詞とメロディを刻みつけていた。
こおしどお、くぐりぬけ… (※実際の歌詞は、格子戸をくぐりぬけ)
この曲が、この世に存在するだけで、私は、確かに木靴を探したのだという、証拠が残った。
例え誰にも信じてもらえなくても、
私自身が、自分を信じられる確かな証拠がある。
格子戸って?
そのまんまの意味で、
格子の戸だよね?
イメージするだけで、「ガラガラ~」っていう戸を開け閉めする音が聞こえる。
日本の伝統を感じる。
上手く説明出来ないので、wikipediaで調べてみた。
『格子戸』
格子戸(こうしど)は、格子状の引き戸若しくは扉。
江戸期に建てられた民家の格子戸(香取市佐原) ※ wikipediaでは画像あり
「格子」は古文書では、「隔子」と書かれていることが多く、元慶七年(884年)河内国観心寺縁起資財帳によると、如法堂の正面に「隔子戸」四具が建てられていたとある。 戸とあるから、蔀(しとみ)ではなく大陸様式の開き戸であったと考えられる。
寺院建築の正面には扉形式の格子戸が多用されるようになり、さらに『多武峰略記』によると、天禄三年に建立された双堂形式の講堂の内陣の正面に格子戸五間を建て込み、内陣と外陣の間仕切りに格子戸三具を建て込んでいた。
平安時代後期になると、引き違いの格子戸が広く使用されるようになった。 『源氏物語絵巻』『年中行事絵巻』などには、黒漆塗りの格子戸を引き違いに使ったり、嵌め込み式に建て込んだ間仕切りの様子が描かれている。 天喜元年(1053年)藤原頼通が建立した、平等院鳳凰堂は四周の開口部には扉を設けているが、その内側に格子遣戸もあわせ用いている。
このような格子遣戸の用い方は、隔ての機能を果たしながら、採光や通風を得ることができる。機能としては、明かり障子の前身ともいうべきものである。
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