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様々な繋がり
赤ちゃんの時の記憶を再び…
しおりを挟むあまり気持ちの良い思い出ではないから、書くつもりはありませんでしたが、別件でフォーリーブスに繋がったから、書くことにします。
言葉も喋れない小さい頃、家族がテレビを見ていました。(母は、台所で何か用事をしていたのかな?母以外の顔ぶれで、テレビを見ていました。)
歌って踊っている?4人の男の人たちがいました。
突然、姉が、私に質問してきました。
「ちーは、この4人のなかで、誰が一番好き?」って……
「好きもなんも…
私は、この人たちの、誰のことも好きじゃない」
と私は、思いました。
好きじゃないけど、誰か1人を選ばなきゃいけないと思いました。
だって、私は、言葉が喋れないのですから。
「誰も好きな人がいない」を伝えることが出来ません。
しかも、家族は、私が何か行動するたびに、可愛いと言ってくれたり、手を叩いて、喜んでくれます。
家族の期待に応える為にも、私は、この中で、誰か一人を選ばなきゃいけないと思いました。
いつものように、私は、
タッタッタっと走り出し、指差しをしました。
私が選んだ人は、一番右の人でした。
いつものように、喜んでもらえると思ったら、意外な反応をされました。
「うそっ。ちーは、この中で、○○○が好きなんか~。」
父は、「そうか。そうか。○○○が好きなんか。」
そう言われました。
兄に笑われた気がしました。(このへんは、うろ覚え)
私は、適当に、1人を選び指差ししただけなんだけど、私は、別の人を指差しするべきだったのかな?
私は、選んじゃいけない人を選んだのかな?
…色々考えました。
何か、嫌な思い出になってしまいました。
追記
赤ちゃんには、右や左の観念はありません。
…ありませんが、
状況や結果として、私は右肩の人を指差しに行ったことを覚えているということで、ご理解頂けたらと思います。
応援ありがとうございます!
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