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第4章 テクノロジーと、人間の視覚との勝負

柱は、レオナルドの死後早い段階で削り取られた。

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ある方のブログにて、拝見した『モナ・リザ』の模写





柱が、額縁に沿って薄っすらと描かれている。








この作品は、レオナルドの弟子の作品であり、クロ・リュセ城のオーナーのもとで、代々受け継がれてきたものらしい。

























皆一様に、中途半端なラインだ。







本来ならば、柱の大きさは、このくらい…


充分に存在感のある柱だ。













柱は、レオナルドの死後


割と早い段階から、削り取られと思われる。




下絵は、中途半端なラインを残し




弟子は、このような絵を描いた。























発見された背景は、初めから柱などなかったかのような画像を撮影された。












“何か疚しいことか、隠し事がある”



そう思って良かろう。

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