147 / 427
第4章 テクノロジーと、人間の視覚との勝負
柱は、レオナルドの死後早い段階で削り取られた。
しおりを挟むある方のブログにて、拝見した『モナ・リザ』の模写
柱が、額縁に沿って薄っすらと描かれている。
この作品は、レオナルドの弟子の作品であり、クロ・リュセ城のオーナーのもとで、代々受け継がれてきたものらしい。
皆一様に、中途半端なラインだ。
本来ならば、柱の大きさは、このくらい…
充分に存在感のある柱だ。
柱は、レオナルドの死後
割と早い段階から、削り取られと思われる。
下絵は、中途半端なラインを残し
弟子は、このような絵を描いた。
発見された背景は、初めから柱などなかったかのような画像を撮影された。
“何か疚しいことか、隠し事がある”
そう思って良かろう。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる