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第13章 人類のこれからの課題 テクノロジーとどう向き合うか?
科学者であるからこそ…
しおりを挟むレオナルドは、500年前すでに、「未来は、テクノロジーが発達した世になる」ことを、予想していたのだと思った。
もし、【本当に、モナ・リザは、レオナルドが意図して描いた実験絵画だ】としたら、それは、充分に考えられる。
レオナルドは、迫り来るテクノロジーに逆らうような絵を描いた。
科学者として、科学に傾倒しつつ、科学的な思考を持ち合わせた彼だかこそ、自然に対し【畏敬の念】を感じ人間に対し【視覚】の重要性を訴えるような絵を描いた。
レオナルドの絵には、
〈科学の力では、決して発見出来ない〉〈人間の目でしか、見つけることが出来ない〉様々な工夫が練りこまれている。
要は、科学者であった彼だからこそ、科学の力には逆らうような、絵画を描いたのだ。
彼は、未来の人類に対し、警告を促すように、人類の視覚を試すような絵画を描いたのだ。
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