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第13章 人類のこれからの課題 テクノロジーとどう向き合うか?

種蒔き

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自然には秩序が整った規則性があった。


人間が、それを故意に壊したから、自然の規則性が乱れたのだ。


天から起きる事象の数々は、
数世紀に渡って、秩序を乱してきた人間自らが蒔いた種の結果である。


過去に生きた人間が誤った行動を起こし、自然に逆らい、大地神の怒りに触れたなら、今の人間が、その罪を被らねばならず、
今の人間が、大地神の怒りをかうような愚かな行為をしたならば、未来の人間が、君たちが蒔いた種を刈り取られねばならない。


いわゆる、この世の事象は、全て
因果応報なのである。


責任は常に我が身にあることを心得よ。



自然は何も、君たち人間を虐める為に猛威を振るっているわけではないのだ。



思い当たろうが

思い当たるまいが

何か起きれば

起きた(それ相応の)理由がある。




善良なる種を蒔けば良い芽がでてくるが

その反対は注意せねばならぬ。






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