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第1章 麗しき姫君 (小さな物語)

第2話 肖像画を依頼

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王様とお妃様は、この美しい姫の姿を、後の世に伝えたいと思いました。 



姫の肖像画を描いて貰おうと
王様は、国中で一番絵の上手い画家を探していました。



画家に、姫君の美しさを描き留めてもらおうと思ったからです。 



王は、一人の画家を見つけました。

その画家は、悟りを開いた仙人のような風貌をしていました。


単に絵が上手いというだけでなく、その不思議な出で立ちに魅了された王様により、
画家に白羽の矢が立ったのでした。


「うちの姫の美しさを後の世に残したい。是非、最高の絵を描いてくれ。」
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