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第2章 芸術の尊厳を守るには、どうすれば良いか?

レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展 ③

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ダ・ヴィンチは、戦争の絵を描く重要なポイントを手記に記していました。

戦争の描写には、折れた剣、破れた盾…あとなんだったっけ?!
最近、年のせいか?物忘れがひどくなりました。(>_<)


もとい、
「戦争の描写には、折れた剣、破れた盾………そういうアイテムを描くとよい。
そうすれば、戦争の場面に、よりリアリティを感じられる。」

ダ・ヴィンチは、そのような内容を手記に記述していたのです。


ダ・ヴィンチの描いた習作に、
「格闘する男たちの習作」として、原画が現存します。

やはり、あの場面(描写)においては、
格闘する、二人の男性を描いています。


倒れた兵士の背の部分に、丸い何かが描かれています。

あれは、一体何なのでしょう?



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