日常

まいまい

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1.夏休み前日

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1  もうすぐ夏休み!
~~1~~
「はい、配りますよー。きちんとやれよー。」 
夏休みも始まる前日、担任のクマちゃん先生が言う。
どうしてクマちゃん先生のと言うのかって?
それは、苗字が『大熊』だからだ。
あっ、あたしは、芽宮(めぐ)。
今配られたのは、夏休みの宿題などを入れるふうとう。
「どこかに、名前を大きく描いておいてくださいね。」
どんどんおたよりや宿題が配られる。
サマーワーク、日記、自由研究などなど・・・。
いろんなものが配られた、。
「めっちゃあるしー。最悪~。」
「自由研究、なんも考えてない!」
「もう、÷\○÷〒▼×ッッッ!」
いろんなところで愚痴られてる中、
___キーンコーンカーンコーン×2
 チャイムがなる。
「ぅぉぉぉぉぉお!早よ帰ろーーーーーーー!」 
「やっと帰りだぁぁぁぁ!」
バタバタバダバタバダバタ・・・
「待てーーーーーーぃ!」 
教室中にクマちゃん先生の声が響きわたるが、みんなのざわめきで
きこえない。
「ふーぅ。しょうがないなぁ・・・」
そんなことを言ったすき、みんなが、
「先生、なんか言いましたか?」

「い、いーえ。なんも言ってないよ。ゲホッ」
さっきの大声で声が枯れたようだ。

「ふーん。」
またもや、ざわめきが起こる。

__________________________ 

「これで、帰りの会を終わります。」

みんな「終わりまーっす!」
ガタガタガタガタ・・・

あたしはすかさずいつものところへ向かう。
「めーぐっ♪」「めーぐちゃん♪」
「あっ!鈴音!若葉!」
「今日も一緒に帰れるよねー?」
若葉が聞く。
「うん!」
「華蓮たちも一緒に帰れると言ってたから、かれん達のとこいこ!」

____やっと、帰れる。さっきの会話から、10分。

「んもーう。トイレくらい、帰りの会の前に済ましといてよー。」
若葉が言う。
「えーだって。」
と、きらりが言う。
「だって、じゃない。」
「バーカ。」

「ま、ゆっくり帰ろよ。」 
きらりが言う。
「うん!」
みんなが言った。

鈴音、若葉、なぎさ、華蓮、きらり。______そして。あたし。
奇跡的に4年間クラスが同じ。 
嘘と思ってるでしょ?
嘘じゃナい。

奇跡的に知り合って、奇跡的に、4年間同じクラス。
2年生の頃は、マジかと思っただけだけど、3年でこれは神様が本当にいることを実感した。4年になって、またまた同じクラス とは、体の全部が、抜けそうになった・・・。

____15分後。 
「じゃあねー。」
「バイバイ」

きらりと若葉と別れる。
「バイバイ、今日、あそぼーね!」

「いいよ!」
「メールでするからね」

今日、咲きプラザで遊ぶ。
6人で、ね。
「あーあ、あっつい。」
「うん、確かに」

「こんなんで暑いと言ってたら、これから生きてけへんで。」 
と、汗をめっちゃかきながら華蓮がいう。
「ていうあんたも、どうせ暑いんでしょ。」
「うん。」
「バーカ!」

あたしたちのくだらないやりとりが続く。    
_____そんなこんなで、みんなとわかれた。



~~2~~
「ふぅぅ。あっつい。」
あたしは、ため息をつく。
ガチャ。
「外よりは涼しいけど、やっぱあっつー。やばー。」
ピッ
エアコンをつける。
「うぁぁぁ!涼しい!」
ざっ
ランドセルを落す。
「面倒いけど、手洗わないと…」
じゃーグチュ!ペッ!
私は、すぐさまランドセルを開き、予定帳を出す。
(ふぅ~、宿題ないっ…と…)

スマホを出す。
,,今日、何持ってく?,,
と、送信した。

少しして、
,,サイフと、スマホと・・・は、絶対持ってこよう。,,
若葉から返信が来る。
,,習い事の宿題とか?,,
と、きらり。
,,習い事の宿題?いいねー!,,
あたしが送る。
,,あとは必要なものを持ってこよう。,,
と、なぎさ。
,,どこに集合する?,,
って、あたしが送った。

涼しい風が体にあたる。
気持ちいい。

,,北公園!,,
と鈴音。

,,じゃあ、そろそろ切り上げしよう。,,
華蓮から、返信が来る。

,,うん!じゃあね!,,
,,またね!北公園!,,
,,うち、遅れるかも!,,
,,北公園で集合ね,,

ふぅ~…こんなに涼しい天国は終わるのか…
まぁ、遊べるからいいとしましょう。

ピッ

「カバンどれにしよう~」
今年サンタさんにもらった、カバンが目についた。
「お!これにしよう。」 
サイフや塾の宿題を入れる。

ガチャ

「あ~ああっつ!」
自転車を出す。
ガチャ
「んもぅ暑い。もう、汗が出てきたよ。」
そう言いながら、北公園へ向かった。

___5分後。

北公園についた。
行動の早いなぎさと、鈴音が早くも待っていた。

「あんた、めっちゃ汗かいてんじゃん」 
と、なぎさ。
「あんたラは羨ましいねぇ…汗かきじゃなくて…あ~あっつ!」
とあたしがいう。
「それにしても、後の3人おっそいねぇ。」 
「あ、確かに」
_____10分後。

「ごめーん!」「ごめん!おくれてもうた!」
きらりは来ていたのだが、若葉と華蓮は来ていなかった。
「おっせえクソ!」
「ごめん…」

「大幅に遅れたから、早く行くよ!」
あたしが自電車のペダルをこぎ始めた。
「おー!」
と、きらりとなぎさ、鈴音はそう言ったが、後からきた若葉と華蓮は、
「ま、まってぇ…」
「疲れてんんやから、待ってやぁ…」
あたしたちはそんな言葉を無視して先へ先へと進む。


~~3~~
__5分後。
やっとの事で咲きプラについた。
いつものは1.2分で着くのだが、若葉が遅いので、スペースを合わせてたのだ。
「めっちゃ汗かいたし」 
「なんかめっちゃ自電車止まってるし」
「早く止めよ」
「うん」

自転車を止める音 )ガッチャン!ガチャン!ガチャ…

「行こよ、早よ」
華蓮が言った。  
いつも空席のロビーの机×10は、ほとんど満席になっていた。

「うわっ!2席くらいしかあいてない。」
 と、若葉。
「早よ座らな!取られる!」
ザザザ
椅子が6こ(?)あって、とってもギリギリ。
「今何時?うち、時計持ってこやんかったら、わからん。」  
と、華蓮。
「今は、2時半だよ」
と、あたしが答える。
「何する?」 「何する?」
あたしとなぎさの声が重なった。
「は?」  「は?」
また揃った。
「なんでもいいから、何する?」 
と、きらり。
「 huntergross(はんたーくろす)しよ!」
若葉がいう。
「いいねー!」 
若葉と華蓮以外の声が重なった。
「うるせぇ!あんたら、ほかの人に迷惑やろ!」 
華蓮のがっつり関西弁。
「あ、ごめんちゃい。」
あたしが言った。

「携帯は持ってきたよな?」
と、きらり。
「うん。」
「持ってきたよ。」
「あるよ。」 
「…あるよ!あれ」
「どした?」
「ないん?」
私がなぎさに問いかける。
ゴソゴソゴソ…
「あった!」
「ふぅ、良かった。」 

「早よしよよ!」
「うん!」

0621とロックを解除。
「あれ?アップロード?」
若葉がいう。
「あ、あたしも。」 
とあたしがいう。
「そういえば昨日、はんくろしてなかったな」

___5分後

「芽宮(めぐ)、アップロード終わった?」
と華蓮があたしにたずねる。
「今終わったよ。」

「じゃあ…」

「ログイン!」 
みんなの声が重なり合った。


「 そういえば最近みんなで遊んでなかったから聞くけどさ、レベルは?」
とあたしが聞く。
なぎさ「うちは75だよ。」 
きらり「私は97!もうすぐ100ー!」
鈴音「えー。みんな早い。うちは74。芽宮(めぐ)は?」
あたし「あたしは、レベル89!」
華蓮「うちは75、なぎさとおんなじや。」
若葉「私は95!」

「あ!なんかきたし!」

「うちらのとこはなんかキモいのきたでw」

四人でクエストできるのだが、六人なので三人でやっている。               

___30分後。
「ふぅ~~、楽しかったね!ジュース買おう!」
若葉がいう。                             
「うん!」
あたしたちは答えた。
「何にする?」
「うちはミックスジュース」
ピッピッピッ
パシャ
「早速開けてるし!」
と、あたし。
「うん、だって。」

あたしと若葉はミックスジュース、華蓮は午前の紅茶、鈴音は午後の紅茶、きらりはカルピスを、なぎさはカルピスソーダを買った。
                     
「ねぇ、宿題しよ。」
と、なぎさ。
「うん」
と、みんなが答えた。
「あーっ!!!」
と、若葉が声を上げた。
「どした!?宿題忘れた?」
鈴音 が いう。

「いや、何もない」 
「何やねん!」
「ズコーッ!」 
華蓮とあたしが突っ込んだ。

「 あっ 、お菓子って、持ってきてる?」
とあたしがみんなに聞く。
「持ってきてるよ!」
と若葉ときらりとなぎさは言ったが、鈴音と華蓮は
「持ってきてない」
と言った。
「これだけじゃたりない!二人、どちらか買ってきて!お菓子の自動販売機で。」
とあたしがいう。
「えーっ」
「じゃんけんで決めよか…!」 
「最初はグー!ジャンケンポン!」 
華蓮が負けた。
「ウーッ、悔しいー。何でもええ?」 
「何でもええから、早く買ってきて!」

___5分後。

「買ってきたで!」
若葉がおっそいわ、と突っ込む。

「とりあえず宿題しよ」

「おK!」

~~4~~
「うえ、何これ。」 
「どした。」 

あたしが、鈴音に聞く。
「あえ~~なにこれ」   
「何…え!」
それは、横に何個たまが並んでるかわかんないそろばんの問題が。
 「一、十、百、千、万、十万、百万、千万、一億、十億、百億、千億、一兆、十兆、百兆、千兆…うわぁあぁ、位がわかんね。」 
算数が好きななぎさまでうなっている。 
「もういいや、ほっとこ。」
「え」
若葉が小さく驚いた。

「んーゴグゴクゴク…うまかった!」 
「えエゑ絵会栄獲穢重肢っ!」
きらり以外のみんなが驚く。
「なんでもう飲んじゃってんの。」 
あたしが突っ込んだ。
「んー?ボリボリ(お菓子を食べる音)どしたの?」

「どうしたもこうしたもないわ!」
と華蓮が叫ぶ。
あたしたちが驚いていることの内容が、ようやくわかったようで、きらりが呟く。
「...ん?あー、だって美味しいんだもの。」 
「少食のあたしと大違いだよ…」 
若葉がつぶやく。
____________________________________________________

一時間三十分後。
「そろそろ五時だ。帰ろ。」
あたしがみんなに言う。
「うん、そうだね。」
「一緒に帰ろ!」

___五分後。

「もう、またトイレ行くし。意味わかんね。」
あたしがイヤミのようにきらりにつぶやく。

「また遅れた。早く行くよ!」
あたしが声をかけた。
「おー!」
と、きらり以外のみんなが声を出した。

「おい、待てよぉ~」 

あたしたちはまたそんな言葉を無視し、どんどん前えすすむ。
__三分後
「また遊ぼうね!」「じゃあね。」
きらりと若葉と別れる。
__五分後
みんなと別れて、今は帰り道だ。
楽しかった気持ちと、疲れた気持ちが混ざり合って、変な気持ちだ。
でも、軽快にペダルを漕ぎ家へと向かう。




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