104 / 189
豪放磊落
07 真夜中の決着
しおりを挟む
🌙
「キャット君。あれは?」
「はあ?」
「あれだよ! お前が使ってたはた迷惑な兵器! なんだっけ……杖だったっけ?」
主人とキャットは上空から襲ってくる水の竜巻を避けながら山道を移動する。凄まじい速度で回転する水が、岩肌を抉っていく。歯医者さんのドリルが歯を削るように。耳を塞ぎたくなる音がする。
ハテナを乱舞させていたキャットだが、ようやく思い当たるものが浮かんだのか、ハッとした顔つきになる。
「寒柝……のことか。ふっざけんな! 何が兵器だ。魔王様から頂いた剣だボケが!」
「兵器だろうが。俺の洋館カチンコチンにした衝撃と怒りは忘れてないぞ」
罵り合いながらシャレにならない威力の水竜巻を躱していく。キャットが目覚めてくれたのは何よりだったが、目を開けると同時に殴られたんですが。なんで?
洋館を閉じ込めた氷を溶かすのに一日かかったぞ。その次の日に平然と製造者(ごっちん)がやってきたのでよく覚えている。
「あれはお前が悪いんだろうが」
「いいから! その剣は?」
水使いに対して嫌がらせのような能力が付与してあるあの細剣。あれを使えばシャドーリスの水を止められると思う。
希望を口にするが、キャットは真顔で言い放った。
「あれなら洋館に置いてきたぞ?」
「???」
真面目にキャットに斬りかかるところだった。
「なんでだ! 俺が納得できるだけの考えがあってのことなんだろうね⁉」
大きな岩陰に飛び込むと、一秒前までいた場所が削られていった。水なので砂煙はそこまで上がらないが、飛び散った水に触れてもアウトだ。弾丸並みの威力がある。山の木々が穴ぼこになっていく。ゾッとしない光景だ。
「なんでって……ごっちん様がお残りになられてんだぞ? お守りとして置いてきたに決まってんだろ」
「うんんんんん? あそこにはまだおっさんが残ってたと思うんですけど」
初代ベリルがいるのだから、最奥のモンスターくらい襲るるに足らず! なはずだろ?
キャットはシャツの切れ端で邪魔そうに髪を結ぶ。
「そいつから、ごっちん様を守るために魔力込めて置いてきたんだろうが‼」
「なるほど。理解した」
背後の大岩が砕け散る。
余裕で飛び退ったキャットと、前に飛んだが顔から転んだ主人を見下ろす水使い。
「おいおーい。つまんねぇぞ。お前ら二人も揃ってこのザマかよ」
巻き込まないよう村から離れるように動いているが、子どもたちが心配だ。
トイレに行きたいのに大人たちがおらずに怖がって泣いているかもしれない。そして漏らしていたら最高だ。様子を見に行きたい。
早くこの野郎を鎮めたいのだが、対シャドーリスみたいな剣がお留守番していたとは。
キャットと顔の砂を払いながら立ち上がった主人は、同時に息を吐いた。
「もう終わりにしないか……? 疲れたんだけど」
「戦いに来たんじゃありません。シャドーリス様。話し合いの場を用意していただけませんか?」
顔には疲労の色が濃く出て、白いローブも泥だらけだ。
どちらも戦いに楽しさを見出し、興奮するタイプではない。
戦いに楽しさを見出し、興奮するタイプの男は物足りなさげに大剣を担ぐ。
「なんだなんだ。お前らのその強さはなんのためにある? 戦って勝つ! ためだろう」
ぐっと拳を握っている。彼から目を逸らし、キャットに「きみの兄貴だろなんとかしたまえよ」と目線を送るが、「無茶言うな禿げろ」と返ってきた。そんなに禿げてほしいんか?
「駄目だな……。一度倒すかあの脳筋が納得する力を見せない限り、協力を得られない人物っぽい」
「おお。その通りだ良く分かっているじゃないか……」
キャットも遠い目をしている。
そこできみの冷気の剣の出番だろうに。……置いてきてしまったものは仕方がない。俺がやろう。
何もない空間から杖を取り出し、その手に握る。
金の杖。
おびただしい魔力が溢れ出るが、魔族の精鋭たちは少し顔をしかめた程度だった。
「そのキショイ杖。見当たらないと思ったらお前が持っていたのか」
「破壊されちゃたまらんからね。きみに。……どこがキショイんだ言ってみろ」
このシンプルイズベストな杖が見えんのか。
俺の魔力を高めてくれる効果もあり、魔力を溜めておく貯蔵庫でもある。普段使わない魔力が勿体ないと思ってな。身体を縮めるときにも多すぎる魔力は邪魔だし。
俺の強さの源でもある。大人ごっちんにかなり使用したけれど……
四天王如きを倒すには十分だ。
主人の言葉にカチンときたらしい魔族が、攻撃魔法を放つ。水の槍を跳んで躱すも、キャットの蹴りが直撃した。背中に。
水が爆発しなかったところを見るに、息の合った連携だ。
……じゃなくて!
「ぐっふ! なんできみまで怒ってんだ! きみ四天王じゃないだろうが! ……ごめんね?」
このように二対一から三つ巴になってしまうので、言葉には気を付けよう。
(これくらい離れれば『裁き』を撃っても大丈夫か……?)
『落花星・裁き』。むしゃくしゃしたときに放つとスカッとする、威力と爆発力に振り切った魔法攻撃だ。
ただ、威力と範囲がでかすぎるので場所は限られる。
何より困るのが、
(この手のタイプは俺の魔法に合わせて『俺も全力で迎え撃とう』と強魔法を使ってくる可能性が高いことだ)
あまたの少年漫画を読んできた主人は、そこから相手の行動を予想していた。外れたことがあまりないのだ。……少年漫画恐るべし。
ここで肝心なのが、相手のテンションを上げないようにすること。つまり――
速攻。
砕けた岩の上に立つ相手に、杖を突きつけるように構える。
「落花星・針」
「大いなる水よ! 激流となって地に落ちよ」
山が、悲鳴を上げた。
主人の『針』が貫通力に秀でている攻撃だとしたら、シャドーリスの魔法は水を大量に含んだ土石流だ。範囲が広すぎて躱せずに、主人もキャットも貫かれたシャドーリスまで巻き込まれた。
まったく同時に魔法を使うとは思わなかったんだ……。息が合ってるな。嬉しくないわ。
「ぶはああぁぁ……」
空中で待機している三日月をなんとか掴むことができた。
まとわりついてくる泥を蹴とばし、腕の力だけで這い上がる。ローブは水を弾くが、ブーツに入った泥や砂利が最高に気持ち悪いし重い。輝く金の髪も、泥水でぐちゃぐちゃだ。
三日月の上で正座し、眼下の惨状に顔を歪める。山は完全に形を変えていた。
このマップ兵器共が! だから高レベルの奴と戦いたくないんだよ。使う魔法がめちゃくちゃだ。
自分のことは棚上げし、これでもかと心の中で毒づく。
「はっはっはっはっはっ! なんだ。やるではないか」
暑苦しい声がする。
顔を向ければ、汚れひとつないシャドーリスが泥の上を歩いてくるところだった。生きているとは思っていたけれど。胸元の服に穴が空いているだけで、皮膚はもう元通り塞がっていた。
「キャット君は……?」
一面泥の大地。イケメンの姿がない。
「おい! もしかしてキャットって泳げないのか?」
シャドーリスも探しながら首を横に振る。
「いや? あいつめちゃくちゃ泳げるぞ? 人魚族や海龍を除けば生物で一番速く泳げるかもしれん」
え、そうなの?
だからといって泥の中でも自在に、とはいかないはずだ。
二手に分かれて探せば小川の近くで倒れている人影があった。
「キャット……おあっ」
気が急いて泥で滑ってしまった。
三日月から落下した主人は川にドボンする。
「なんだ厄日か?」
土石流の土砂でせき止められ、水深が浅く流れがゆるやかな川で助かった。ざぶざぶと水から上がる。
おかげで泥汚れは落ちたが、どんどんみすぼらしくなっていく気がする。
髪を絞りながら近づけば、やはりうちの執事だった。
両手で金のモノクルを握っている。これを庇ったせいで逃げ遅れたのか。キャットは完全に熟睡していた。
「……」
蹴飛ばしてやろうかと思ったがやめた。気持ちは分かる。俺だって眠い。寝ている時間はとうに過ぎている。一番寝るのが遅いキャットでも就寝している時間だ。
欠伸が出る。
「眠い……。頭動かねー」
ぐらっと傾くと、三日月にもたれずるずると座り込み、主人もその場で眠りについた。
小走りで足音が近づいてくる。
「……マジかよ。こいつら」
のんきに眠った青年ふたりを見下ろし、シャドーリスはあきれ顔で大剣を消した。
「キャット君。あれは?」
「はあ?」
「あれだよ! お前が使ってたはた迷惑な兵器! なんだっけ……杖だったっけ?」
主人とキャットは上空から襲ってくる水の竜巻を避けながら山道を移動する。凄まじい速度で回転する水が、岩肌を抉っていく。歯医者さんのドリルが歯を削るように。耳を塞ぎたくなる音がする。
ハテナを乱舞させていたキャットだが、ようやく思い当たるものが浮かんだのか、ハッとした顔つきになる。
「寒柝……のことか。ふっざけんな! 何が兵器だ。魔王様から頂いた剣だボケが!」
「兵器だろうが。俺の洋館カチンコチンにした衝撃と怒りは忘れてないぞ」
罵り合いながらシャレにならない威力の水竜巻を躱していく。キャットが目覚めてくれたのは何よりだったが、目を開けると同時に殴られたんですが。なんで?
洋館を閉じ込めた氷を溶かすのに一日かかったぞ。その次の日に平然と製造者(ごっちん)がやってきたのでよく覚えている。
「あれはお前が悪いんだろうが」
「いいから! その剣は?」
水使いに対して嫌がらせのような能力が付与してあるあの細剣。あれを使えばシャドーリスの水を止められると思う。
希望を口にするが、キャットは真顔で言い放った。
「あれなら洋館に置いてきたぞ?」
「???」
真面目にキャットに斬りかかるところだった。
「なんでだ! 俺が納得できるだけの考えがあってのことなんだろうね⁉」
大きな岩陰に飛び込むと、一秒前までいた場所が削られていった。水なので砂煙はそこまで上がらないが、飛び散った水に触れてもアウトだ。弾丸並みの威力がある。山の木々が穴ぼこになっていく。ゾッとしない光景だ。
「なんでって……ごっちん様がお残りになられてんだぞ? お守りとして置いてきたに決まってんだろ」
「うんんんんん? あそこにはまだおっさんが残ってたと思うんですけど」
初代ベリルがいるのだから、最奥のモンスターくらい襲るるに足らず! なはずだろ?
キャットはシャツの切れ端で邪魔そうに髪を結ぶ。
「そいつから、ごっちん様を守るために魔力込めて置いてきたんだろうが‼」
「なるほど。理解した」
背後の大岩が砕け散る。
余裕で飛び退ったキャットと、前に飛んだが顔から転んだ主人を見下ろす水使い。
「おいおーい。つまんねぇぞ。お前ら二人も揃ってこのザマかよ」
巻き込まないよう村から離れるように動いているが、子どもたちが心配だ。
トイレに行きたいのに大人たちがおらずに怖がって泣いているかもしれない。そして漏らしていたら最高だ。様子を見に行きたい。
早くこの野郎を鎮めたいのだが、対シャドーリスみたいな剣がお留守番していたとは。
キャットと顔の砂を払いながら立ち上がった主人は、同時に息を吐いた。
「もう終わりにしないか……? 疲れたんだけど」
「戦いに来たんじゃありません。シャドーリス様。話し合いの場を用意していただけませんか?」
顔には疲労の色が濃く出て、白いローブも泥だらけだ。
どちらも戦いに楽しさを見出し、興奮するタイプではない。
戦いに楽しさを見出し、興奮するタイプの男は物足りなさげに大剣を担ぐ。
「なんだなんだ。お前らのその強さはなんのためにある? 戦って勝つ! ためだろう」
ぐっと拳を握っている。彼から目を逸らし、キャットに「きみの兄貴だろなんとかしたまえよ」と目線を送るが、「無茶言うな禿げろ」と返ってきた。そんなに禿げてほしいんか?
「駄目だな……。一度倒すかあの脳筋が納得する力を見せない限り、協力を得られない人物っぽい」
「おお。その通りだ良く分かっているじゃないか……」
キャットも遠い目をしている。
そこできみの冷気の剣の出番だろうに。……置いてきてしまったものは仕方がない。俺がやろう。
何もない空間から杖を取り出し、その手に握る。
金の杖。
おびただしい魔力が溢れ出るが、魔族の精鋭たちは少し顔をしかめた程度だった。
「そのキショイ杖。見当たらないと思ったらお前が持っていたのか」
「破壊されちゃたまらんからね。きみに。……どこがキショイんだ言ってみろ」
このシンプルイズベストな杖が見えんのか。
俺の魔力を高めてくれる効果もあり、魔力を溜めておく貯蔵庫でもある。普段使わない魔力が勿体ないと思ってな。身体を縮めるときにも多すぎる魔力は邪魔だし。
俺の強さの源でもある。大人ごっちんにかなり使用したけれど……
四天王如きを倒すには十分だ。
主人の言葉にカチンときたらしい魔族が、攻撃魔法を放つ。水の槍を跳んで躱すも、キャットの蹴りが直撃した。背中に。
水が爆発しなかったところを見るに、息の合った連携だ。
……じゃなくて!
「ぐっふ! なんできみまで怒ってんだ! きみ四天王じゃないだろうが! ……ごめんね?」
このように二対一から三つ巴になってしまうので、言葉には気を付けよう。
(これくらい離れれば『裁き』を撃っても大丈夫か……?)
『落花星・裁き』。むしゃくしゃしたときに放つとスカッとする、威力と爆発力に振り切った魔法攻撃だ。
ただ、威力と範囲がでかすぎるので場所は限られる。
何より困るのが、
(この手のタイプは俺の魔法に合わせて『俺も全力で迎え撃とう』と強魔法を使ってくる可能性が高いことだ)
あまたの少年漫画を読んできた主人は、そこから相手の行動を予想していた。外れたことがあまりないのだ。……少年漫画恐るべし。
ここで肝心なのが、相手のテンションを上げないようにすること。つまり――
速攻。
砕けた岩の上に立つ相手に、杖を突きつけるように構える。
「落花星・針」
「大いなる水よ! 激流となって地に落ちよ」
山が、悲鳴を上げた。
主人の『針』が貫通力に秀でている攻撃だとしたら、シャドーリスの魔法は水を大量に含んだ土石流だ。範囲が広すぎて躱せずに、主人もキャットも貫かれたシャドーリスまで巻き込まれた。
まったく同時に魔法を使うとは思わなかったんだ……。息が合ってるな。嬉しくないわ。
「ぶはああぁぁ……」
空中で待機している三日月をなんとか掴むことができた。
まとわりついてくる泥を蹴とばし、腕の力だけで這い上がる。ローブは水を弾くが、ブーツに入った泥や砂利が最高に気持ち悪いし重い。輝く金の髪も、泥水でぐちゃぐちゃだ。
三日月の上で正座し、眼下の惨状に顔を歪める。山は完全に形を変えていた。
このマップ兵器共が! だから高レベルの奴と戦いたくないんだよ。使う魔法がめちゃくちゃだ。
自分のことは棚上げし、これでもかと心の中で毒づく。
「はっはっはっはっはっ! なんだ。やるではないか」
暑苦しい声がする。
顔を向ければ、汚れひとつないシャドーリスが泥の上を歩いてくるところだった。生きているとは思っていたけれど。胸元の服に穴が空いているだけで、皮膚はもう元通り塞がっていた。
「キャット君は……?」
一面泥の大地。イケメンの姿がない。
「おい! もしかしてキャットって泳げないのか?」
シャドーリスも探しながら首を横に振る。
「いや? あいつめちゃくちゃ泳げるぞ? 人魚族や海龍を除けば生物で一番速く泳げるかもしれん」
え、そうなの?
だからといって泥の中でも自在に、とはいかないはずだ。
二手に分かれて探せば小川の近くで倒れている人影があった。
「キャット……おあっ」
気が急いて泥で滑ってしまった。
三日月から落下した主人は川にドボンする。
「なんだ厄日か?」
土石流の土砂でせき止められ、水深が浅く流れがゆるやかな川で助かった。ざぶざぶと水から上がる。
おかげで泥汚れは落ちたが、どんどんみすぼらしくなっていく気がする。
髪を絞りながら近づけば、やはりうちの執事だった。
両手で金のモノクルを握っている。これを庇ったせいで逃げ遅れたのか。キャットは完全に熟睡していた。
「……」
蹴飛ばしてやろうかと思ったがやめた。気持ちは分かる。俺だって眠い。寝ている時間はとうに過ぎている。一番寝るのが遅いキャットでも就寝している時間だ。
欠伸が出る。
「眠い……。頭動かねー」
ぐらっと傾くと、三日月にもたれずるずると座り込み、主人もその場で眠りについた。
小走りで足音が近づいてくる。
「……マジかよ。こいつら」
のんきに眠った青年ふたりを見下ろし、シャドーリスはあきれ顔で大剣を消した。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
穏やかに生きたい(隠れ)夢魔の俺が、癖強イケメンたちに執着されてます。〜平穏な学園生活はどこにありますか?〜
春凪アラシ
BL
「平穏に生きたい」だけなのに、
癖強イケメンたちが俺を狙ってくるのは、なぜ!?
トラブルを避ける為、夢魔の血を隠して学園生活を送るフレン(2年)。
彼は見た目は天使、でも本人はごく平凡に過ごしたい穏健派。
なのに、登校初日から出会ったのは最凶の邪竜後輩(1年)!?
他にも幼馴染で完璧すぎる優等生騎士(3年)に、不良だけど面倒見のいい悪友ワーウルフ(同級生)まで……なぜか異種族イケメンたちが次々と接近してきて――
運命の2人を繋ぐ「刻印制度」なんて知らない!
恋愛感情もまだわからない!
それでも、騒がしい日々の中で、少しずつ何かが変わっていく。
個性バラバラな異種族イケメンたちに囲まれて、フレンの学園生活は今日も波乱の予感!?
甘くて可笑しい、そして時々執着も見え隠れする
愛され体質な主人公の青春ファンタジー学園BLラブコメディ!
月、水、金、日曜日更新予定!(番外編は更新とは別枠で不定期更新)
基本的にフレン視点、他キャラ視点の話はside〇〇って表記にしてます!
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
番を拒み続けるΩと、執着を隠しきれないαが同じ学園で再会したら逃げ場がなくなった話 ――優等生αの過保護な束縛は恋か支配か
雪兎
BL
第二性が存在する世界。
Ωであることを隠し、平穏な学園生活を送ろうと決めていた転校生・湊。
しかし入学初日、彼の前に現れたのは――
幼い頃に「番になろう」と言ってきた幼馴染のα・蓮だった。
成績優秀、容姿端麗、生徒から絶大な信頼を集める完璧なα。
だが湊だけが知っている。
彼が異常なほど執着深いことを。
「大丈夫、全部管理してあげる」
「君が困らないようにしてるだけだよ」
座席、時間割、交友関係、体調管理。
いつの間にか整えられていく環境。
逃げ場のない距離。
番を拒みたいΩと、手放す気のないα。
これは保護か、それとも束縛か。
閉じた学園の中で、二人の関係は静かに歪み始める――。
弟がガチ勢すぎて愛が重い~魔王の座をささげられたんだけど、どうしたらいい?~
マツヲ。
BL
久しぶりに会った弟は、現魔王の長兄への謀反を企てた張本人だった。
王家を恨む弟の気持ちを知る主人公は死を覚悟するものの、なぜかその弟は王の座を捧げてきて……。
というヤンデレ弟×良識派の兄の話が読みたくて書いたものです。
この先はきっと弟にめっちゃ執着されて、おいしく食われるにちがいない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる