訳あり能力者 芙蓉儚の幽能力世界 (ハカナは国連傘下組織の依頼により、普通では解決困難な事件を担当する。)

ヨシオ ヤマモト

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2X 大統領反対派暴発

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 X-1  大統領の息子誘拐 専制大統領に反発
 X-2  床下から侵入 床下から保護
 X-3  海水浴 全員参加
 X-4  ヨーロッパ旅行 嘉紀の講習兼全員の慰安旅行


 X-1  大統領の息子誘拐
  
ある島国で、組織的な騒動が起こった。専制大統領に、反対派が暴発した。
嘉紀から見ると、何れにも言い分が有り、どちらが正義か判別し難い。
民主的に決めれば良いと思うのだが、難しい国も有るのだ。
この辺りでは、政治の権力と、宗教の大義と、民主派の正義が拮抗しており、常に争いの目があった。そんな所で、大統領の息子が、夜遊びを繰り返して居た。
そこへ、宗教派の幹部が遊びに来て、運悪く鉢合わせをした。
こう言う連中には、軽はずみな取り巻きも居る。初めは口争いで有ったが、いずれかは分からないが、手を出した。これが火種になり、大騒ぎになってしまった。
結局、宗教派が、大統領の息子を、人質の形で連れ去った。人質を取られたままでは権限の行使が出来ない。そこで、ある国際組織に依頼が来た。
その結果、嘉紀に廻って来たのだが、嘉紀は余り乗り気では無い。渋って居たところへ再度依頼が来た。嘉紀としても、人質は元々認めていない。そこで、やむを得ず、重い腰を上げたと言う訳だ。
「今回は、若干鬱陶しい。だから、儚と仁美と僕で行く。ベテランの方が、有利と判断をした。」
「しようが無いわね?  夢達には、仕事は休んで貰おうか、勉強も有るしね?」
「儚、説明しといてね?  毎度々々、全員で行く事は出来ないし。」
そんな話なら、命に別状は無いと判断をして、明後日から行く事になって居た。
しかし、ちょっと事情が変わった。宗教側が金を要求したのだ。これで、嘉紀が渋る条件が消えた。結局、明日の昼頃迄に出発する。
「儚、時間が変わった。明日の昼頃迄に出たい。仁美に聞いて見て。」
「山臥さん、夢達が、お金にならなくても良いから、行きたいと言うんだけど。」
「事情が変わった。連れて行けるけど、出発が明日の昼になる。行けるかな?」
「それは、仁美にも聞きたいから、夢達にも聞いてみる。」
半時間程して儚から電話が来た。皆んな行けると言う。
「じゃ、明日の正午に迎えに行く。儚の家に集まって居て。」
「分かった。」
次の日の正午に、嘉紀は儚の家のそば迄迎えに行った。皆んな既に揃っている。
「ご苦労さん、さあ行くよ。彩も来てるな?」
彩も含めて全部で六人になる。人数が多いので車が違う。近くの空港まで、一時間で着いたが、そこから飛行機で六時間は掛かった。


 X-2  床下から侵入

「着いたね、先ず情報を集めないと。」
「どんな様子ですか、人質の居場所は分かっていますか?」
「家は、分かったんだけれど、部屋までは分からない。」
「分かりました。こちらで探します。」
皆んなは、現場の地図を貰って、近くまで行く。
現場は小さな集落だが、流石に村の中まで、林が有る訳ではない。
雑木林の中は、発見されにくいが、300米ぐらいは身を晒す事になる。
「あの家らしいが、部屋が五つか?」
見廻りは、5分に1回の割りで廻っている。
「儚、幽視で家を覗いて。どの部屋に捕まってる?」
「一番左側の部屋。無人の部屋は無さそう。」
「分かった。人質の居る部屋迄、床下から這って行こう。そこの床に穴を空ける。」
この作戦は、床下からなら人質が保護範囲に入る。部屋の下に何人かが散らばれば、人質を護れるし、部屋内の武器を消す事も出来る。
「なるほど、作戦は分かった。ただ、家に近付くのが問題だね?」
「見廻り以外にも人が通るな?  普通に歩けば、一般人に見間違うだろう。」
二手に別れて家陰を渡る。この服装なら、遠目には一般人に見える。
「皆、暗視装置を持ってるな?  仁美と儚とカコは、あちら。夢と彩は僕と行く。」
「家に着けば、一分ぐらいで床下に入れるね?」
「行くぞ。まばらには家も有る。その陰を活かしながら近づく。」
何とか苦労をして、30米まで近づいたが、後が面倒だ。
「あの見廻りが、家の陰に消えたら動くぞ。よし今だ。」
「儚、基礎の壁に穴を空けて。さあ入るぞ。」
一分程で、床下にもぐり込めた。皆んなで部屋の気配を探る。
仁美が手で合図した。そして上を指す。嘉紀も、そこへ行って確認をした。
間違いは無い。そこには、三人程の気配が有る。仁美、夢、カコ、彩の四人が、その部屋の下に散らばる。これで、部屋の人間は、敵も味方も保護範囲に入る。
直ぐに武器の消去をはかった。即、儚が床に穴を空ける。一人床下に落ちて来たが、人質ではない。嘉紀は、自保護も切った。これで当て身が打てる。 儚と嘉紀が上に飛び上がった。武器が消えて、混乱をしている間に当て身で黙らせる。一人縛られた若い男が居た。写真と照合すると本人だ。携帯の翻訳アプリで、片言では有るが話は通じた。
「出るぞ。」
床下を指すと、その男は、何か文句を言っている。嘉紀は相手にせず、床下に押し込んだ。ブツブツ言っているが、そんな事に構う暇が無い。儚が、そいつを引っ張り出している。そいつは、まだ文句を言っている。嘉紀が、翻訳機能で聞いて見ると、何故こんな所から、コソコソ出るのか等と、文句を言っている。
「煩い。逃げたく無いのか?」
「こんな所に居たくは無いが、この扱いは何だ。お、、、」
大声を、上げそうだったので、嘉紀は遠慮せず、当て身で黙らせた。
「これで、当分は黙る。こいつは僕が担いで行く。」
「あちゃー、荷物が増えちゃったわね?」
「この状態では疑いを持たれる。やがて見つかるから強行突破だ。」
一同は、家の陰から飛び出した。そして、後100米と言う所で、兵士に見つかった。
「えい。」
儚が、前に居た奴を、大外で投げ飛ばす。嘉紀は防御幕を展開した。
この幕は光の遮断層であり、骨も無いので全員入れる。
嘉紀は、そのまま走り続ける。わらわらと、戦闘員が集まって来た。
それでも走る。他保護モードは岩でも削れる。人間は傷つけられないが、押し退ける事は出来る。そのまま雑木林まで、全力で走る。
半分程逃げた所に、組織のドローンが現れた。二•三発手榴弾を落とし、敵の足を止めてから、儚達の側に降りてきた。操縦士が儚と代わる。最近のドローンは四人乗れる。大統領の息子と仁美を乗せ、ドローンは、飛び立つ。儚が中央に乗れば、儚の保護範囲だ。ドローンを撃っても傷にならない。嘉紀は、飛び立つ前の仁美に言った。
「奴が暴れたら遠慮はいらない。もう一発喰らわせろ。それと録音も頼む。」
「了解。張り倒してでも連れて帰る。コイツの言葉は録音する。」
「さあ、もう半分だ。頑張って行くぞ。」
一分余りで雑木林に入った。その後、雑木林を数分逃げ廻った。
「やっと逃げられた。追っ手は振り切ったな?」
現場事務所には、担当者と共に、儚と仁美と若者が居り、若者は拗ねている様子だ。
「済みません。町まで送って貰えませんか?  直ぐに帰りたいので。」
「分かりました。この人を、町の事務所迄送りますので、御一緒にどうぞ。」
帰りは自前で帰る。時間的には、二日間だが、前後の時間を含めると三日掛かった。
まだ、近い地域だったので、これで済んだ。
後日、組織に文句が来たのだが、嘉紀が、録音記録を送ったところ、その後は文句が途絶えた。嘉紀は夢達に防御幕の機能について再確認をする。
「あの防護幕は、光の遮断層で何の機能も無い。今回は、僕の他保護範囲内で、遮断層を展開した。中に居る能力者の機能を、遮断層の機能と誤魔化す為に展開する。」
「そう言う事でしたか?  凄い幕だと思って居たのですが、ハリボテですか?」
「あははは、その通りだ。」


 X-3  海水浴

今日も、儚と嘉紀は、駅前でお茶を飲んで居る。
「先週は疲れたね?  あのバカ息子、自分が原因の癖に、扱いに文句を言うし。」
「甘やかされて育ってるから、扱いにくいんだよ。」
「山臥さん、初めは渋ってたのに、途中から変わったよね?  何故?」
「初めは、金の要求も何も無かった。少ししてから金を要求した。」
それで、完全な金目当ての誘拐になってしまった。
いずれにしても、嘉紀の介入で双方に死者は無い。嘉紀の感触としては、政治家の馬鹿息子が、日夜、遊び呆けて居たのが、最初の原因であった。
「そろそろ夏休みに入るから、皆んなで海に行こうよ。この前は働かせたし。」
儚が提案して居る。
「泊まり掛けでも良いが、宿が取れるかな?」
「民宿なら取れそうだけど、普通のホテルは難しいかな?  二部屋いるし。」
そんな話が有って、儚は皆に連絡を入れた。多分、予定が重なる人も居る。
儚は、皆が二日空く日をまとめて、嘉紀に渡した。嘉紀はネットで宿を探す。
何日か探している内、ホテルに、二部屋の空きを見つけた。
予約キャンセルのすぐ後に、嘉紀の検索がヒットしたのだ。早速予約をして置いた。
「儚、予約のキャンセルが有った。もう予約をして置いた。七月の終わりだ。」
「分かった。日と時間をメールして。皆んなに言っておく。」
次の日、大学のカフェで、夢とカコに会った。
「山臥さん、この前はお疲れ様。大変だったですね?  いっぱい撃たれたし。」
「助けた馬鹿息子は、生意気だったしな?」
「本当ですね、それより夏休みの海水浴、私達も行って良いんですか?」
「大丈夫だよ。大勢で行った方が楽しいよ。」
「私達は嬉しいんですけど、儚さんを大事にしてあげて下さいよ。仁美さんも、気を使って居られましたよ。」
「まあ、それなりに大事にしてるよ。皆で行くのは、儚が言い出した事だけど。」
「そうか、儚さんも、気を使って下さってたのか?」
「まあ、そんなの忘れて楽しもう。予約も済んでるし。」
「有り難うございます。楽しみにしています。」

そして、海水浴の当日。駅で待ち合わせをしている。
「来た。山臥さんは、いつも、ぎりぎりだね?」
「時間に合わせて、歩いているからね。」
「もう直ぐ時間だよ。ホームへ上がろう。」
一時間半程で、海水浴場に着いた。久し振りの海で有る。
仕事でも海外に行くので、海は良く見ているのだが、遊びと仕事は全く別物だ。
皆で海の家に入り、取り敢えずお茶を飲む。
「こう言う所で、海を見ながらお茶を飲むのも、気分が和らぐね?」
「本当にね、泳ぐのも久し振りになるから、足がつらないように用心をして。」
「深い方には行かない様に。ところで、私達が溺れたら、どうなるんだろう?」
「そんな実験は願い下げだよ。下手したら死ぬよ。 」
お喋りの後、皆んな着替えて海に入った。今年の海は少し冷たかった。
「冷たい、これが普通?」
「いや、少し冷たい。海水が温まって無い。太平洋の天気がおかしかった。」
一時間あまり泳いで、昼ご飯にする。女の子達が弁当を取ってきた。
儚は浜に、ビニールシートを敷いて、弁当を広げている。
「うまそうだ。早速頂きます。」
嘉紀は、おにぎりを食べている。おかずも、たくさん有った。
皆んなで、楽しく食べて居た時、歳上らしい少年達が、声を掛けて来た。
「女ばかりで楽しいか?  俺らも混ぜろ。」
「あちゃー、お約束だね?  毎年何か有る。」
「充分楽しいから、他所に行ってくれる?」
仁美が拒否をする。
「そっちの姉ちゃんは、どうだ?  俺たちの所へ来ないか?」
「鬱陶しいわね?  向こうへ行ってよ。ご飯が不味くなるわよ。」
夢が、珍しく激しい口調で、たしなめる。
「何を。俺達を舐めて居るんか?」
「誰が、そんな汚い顔を舐めるのよ。」
今度は儚だ。いつもは、儚が一番に切れるのだが、今年は違った。
「そこの兄ちゃん、何をニヤニヤと眺めてやがる。お前が言ってきかせろ。」
「いや、話が面白いので、つい楽しんで居た。漫才より面白い。」
嘉紀が、火を煽る様な言い方をした。男達は怒った。怒りが嘉紀に向った。
「こいつが一番生意気だ。ちょっと来い。」
「まだ、食事も済んで居ないのに、御免だよ。」
「山臥さん、火を煽るような言い方は、失礼だよ。体で教えてあげないと。」
儚が、チャチャを入れた。
「儚も失礼だよ。教えて分かるような、人達では無いよ。」
仁美が、もっと失礼な言い方をした。
「ちょっと先輩方、そんなの放っておいて、ご飯を食べましょうよ。」
最後にカコが水をさす。彩は、皆の言葉を、びっくりして聞いている。
「お前、おちょくられて居るじゃ無いか?  言われ放題だぞ。」
「そしたら先輩、助けて下さいよ。」
その、先輩と言われた男が、嘉紀を指さした。
「お前はこっちへ来い。代表で、焼きを入れてやる。」
「そろそろ私の番ね?  私が行くわよ。山臥さんの出る幕じゃ無いわよ。」
儚が、そう言って立ち上がった。
「お前、舐めとんのか?」
「そんな面、舐められないわよ。体で教えてあげるわよ。」
その男は、本当に怒って儚に掴み掛かった。その手を掴んで儚は足を払う。
男の体は、宙に浮いた。そして、背中から地に落ちた。
「このやろう。女だと思って優しくしてやれば、何をしやがる?」
男は本気で怒って、儚の首を掴みに来た。儚は、その手を取って背負を掛けた。
男の体は宙を舞う。
今度は、三人の男が儚に迫った。仁美が立ち上がって、儚の背中に付く。
そして乱戦になった。男三人対女二人だ。しかし男達は、儚と仁美に敵わなかった。
男達は、すごすごと引き上げて行った。
「警察は来て居ないわね?  もう、ひと泳ぎしよう。」
皆んなは、弁当を食べ終わって、再び海に入った。
ひとしきり、海で遊んで、浜に上がって来る。
「良く遊んだ。そろそろ帰ろうか?」
「そうしよう。面白い舞台も見られたし、楽しかったわ。」
この六人は、皆同じ街なので、降りる駅は一緒だ。
まだ早いと言う事で、帰りのお茶にした。
「ミルクティー五つ、コーヒーを一つお願いします。」


 X-4  ヨーロッパ旅行

「儚、ヨーロッパで講習が有るんだけど、付き合ってくれるか?」
「パーティも有るんでしょう?」
「いつもの如く、パーティとセットだ。帰りにアメリカに寄る。ベティに会う。」
「いいなあ、ヨーロッパか?  私達は、東欧しか行ってないね?」
「それより、山臥さんと儚さんと仁美さんは、私達の大学で、頭一つ出て居るって、聞いたんですけど。」
「それは当たり前だよ。前の大学は、今の大学より試験が難しいのに、三人が一番二番三番だったんだよ。」
「山臥さん、この大学では、ダントツのトップだって、聞いてるよ。」
「いつ、勉強をしているんですか?」
「僕は、要領が良いだけだよ。儚の半分ぐらいしか覚えてないし。」
「嘘だよ、山臥さんは、記憶力が物凄く良いんだよ。」

次の日、儚と嘉紀がお茶を飲んでいる。
「儚、今度の講習に、皆んなを連れて行って良いか?  ボーナス代わりに、連れて行って、やりたいんだけど。」
「いいわよ。良く働かせたから、それも良いんじゃ無い。夢達が羨んでたね?」
「アジアなんかは、いつでも行けるから、ヨーロッパだけだな?」
「全部の所に連れて行ってたら、山臥さんが破産するわよ。」
「じゃ、儚から言って置いて。遠慮しなくて良いって。」
「分かった。山臥さんは優しいね。そんな処がいいね?」
「任したよ。多分儚に遠慮すると思うから、大丈夫だってね?」
「うん?  何故?」
八月のお盆過ぎ。六人全員でヨーロッパに行った。
嘉紀が、プログラムの講習をしている間、皆んなは、ホテルに居ると言う。
途中にパリで土産物を買い、ローマに向かった。ここでの講習の間、皆んなは、遺跡観光をする。次はアメリカへ飛ぶ。そこでパーティが有る。
パーティには、全員出ても良いと許可が出た。パーティが、華々しくなるからだ。
そこには、ベティが長官と共に出席していた。
「やあ、ベティ久し振り。あっ、長官も御一緒でしたか?」
「山臥君、久し振りだな?  元気にしていたか?」
「お陰さまで。長官もお元気そうで。」
そこへ、局長と副長官が現れた。
「山臥君、今日は華々しいな?」
「今日は、慰安旅行も兼ねて、全関係者を呼びました。」
「解説書も、採用の州が増えてきたな?」
「お陰様で。」
周囲のメディア達は、教育関係者勢揃いの風景を、不思議そうに眺めていた。
「山臥さん、あの人達は誰なんですか?」
儚と仁美以外は、何が何だか分からない。通訳をしていた佑美が、說明している。
「教務省の長官、副長官、局長、それと長官の娘さん。山臥さんは有名人ですよ。」
「日本では、そうでも無いんですが?」
「山臥さんは、日本では隠して居るからね?」
儚が嘉紀について、説明している。
「何故、隠すんでしようか?」
「顔を売りたく無いのよ。」
この様にして、嘉紀達のヨーロッパ行きは終った。

数日後、いつもの如く、儚と嘉紀がお茶を飲んでいる。
「海水浴も面白かったわ。お約束のように、喧嘩は会ったけど。」
「あの喧嘩は面白かったな?  皆んなのセリフも聞かれたし。」
「あれは漫才だよね。後から、仁美と録音を聞いたら、吹き出したわ。」
「漫才そのものだったな?  カコや夢も自信が付いたのか、声を出してたな?」
「彩が、びっくりしてたわよ。」
儚と仁美と嘉紀の三人は、大学を受験し直したので、夢やカコと同学年になった。
最近、彩の能力も確認出来た。これで女は五人になった。

女が五人、嘉紀を入れて六人の、妙な能力者の物語は、ここで一旦終る。

能力者と言っても、人間保護に限られており、攻撃力は余り無い。
多分、種族保存本能が基礎に有り、その一部が、生き延びて来た結果だと思われる。
保存本能の、拡張のような能力も有るが、やっぱり攻撃力は無い。
他人保護を外せば、程々の力が出せるが、人間を殺す程の力は無い。
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