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普通の女の子に戻りたい。
帝王と危険な約束
明日夢の説明により状況を理解した凌の行動は迅速だった。
室内の内線から待機していた役員達へと解散を命じ、秘書を呼びつけ自身の予定を確認させると、延期可能かどうかの調整を行う。
見事なまでに迷いのない一連の行動。
「………さすが」
―――――生まれながらの帝王。
端からものが違いすぎる。
さすがは明日夢の理想の男。
包容力と行動力、その両方を兼ね備えた美形など、都市伝説レベルの話かと思っていた。
できる男の背中を見せつけられ、そんな場合ではないというのに一瞬見とれてしまう。
雲上人。
まさにその言葉がぴったりだ。
「――――話はわかった。俺も捜索に参加させてもらう」
秘書からの返信を待つこともなく、表に車を回すようにまた別のどこかへと連絡する凌。
協力はするが、明日夢と共に曽根の車に同乗する気はサラサラないらしい。
「では、私達は先に車で移動しましょう」
「何かわかったら、連絡は私の携帯にお願いします!」
当然といった顔で明日夢を伴う曽根に、凌の表情が僅かに歪むが、頭を下げる明日夢はそれに気づかない。
曽根を危険だとは思いつつも、その存在自体には既に麻痺してしまっているだろう。
凌に助けを求めようという考えは、今の明日夢にはなかった。
明日夢の頭を中を占めるのはただ、一刻も早く忍を探し出し、この事態を収束させること。
ーーーーー太一のことも、曽根さんのこともそれからゆっくり考えればいい。
凌に関して言えば、やっぱり手の届かない人なんだなという再認識を待って逆に諦めも付いた。
今はとにかく集中だ。
「私達は最後に忍さんをみかけた交差点あたりを集中的に探すのでーーーーーーー」
例え移動手段が別だろうと、情報交換には携帯があれば事足りる。
効率を考えれば、二手に別れるというのも悪くない。
それに、だ。
社会的地位のある彼にとって、いくら友人の危機とはいえ、ヤクザと同伴しているところを写真にでも撮られたら、即大問題になってしまう。
明日夢としても、凌にそんな大きすぎるリスクを背負わせるつもりはない。
別行動は妥当と判断し、素早く次の行動に移ろうと動き出した明日夢。
その後ろを当然のようについて回るのは曽根だ。
彼もまた、こうなることはある程度想像済みだったのだろう。
「あ、そうだ。連絡先の番号ですが、090―――」
「待て」
「―――え?」
番号を口頭で伝えようとした明日夢の腕を、凌が掴む。
「協力はする。だがそこに条件をつけさせてもらいたい」
「―――条件?」
出来ることならなんでもしてやりたいが、それは今でなくては駄目なのだろうか。
困惑する明日夢だったが、凌が見ているのは彼女ではなく、曽根。
にらみ合うように、互角に視線を交わす両者。
「条件は一つ、それは―――」
※
「そこを右に曲がってくれ」
凌の背後からの指示を速やかに実行し、軽やかに走る高級車。
革張りのシートに手汗がついていないか、明日夢は気が気ではない。
普段はそれほどメイクをしないのだが、今日は面接があると思ってしっかり目のメイクをしている。
汗でファンデーションが落ちて車内が汚れたらどうしよう。
先程から緊張がとまらないのだが。
「すまない。俺と二人きりは落ち着かないか?」
「い、いえ!とんでもない!」
すぐ横で声をかけられ、ブンブンと首を横に振る明日夢。
落ち着かないのは確かですが、それはあなたがかっこよすぎるからです!と。
言えたら楽になれるかもしれないが、その瞬間羞恥で死ねる。
「だが、本当に大丈夫だったのか?あのような約束をしてしまって。
相手はまともな人間じゃない。やはり今からでも約束を反古して―――」
「極道相手に約束を破る方がきっと大変な事になりますよ」
やめた方がいいです。
曽根と別れ、凌と二人、運転手つきの車に並んで座る明日夢の脳裏に浮かぶのは先程の凌の言葉。
『条件は一つ。彼女をこちらに渡してもらう』
『―――え?』
『君を巻き込んだ挙げ句、危険な人物と二人きりにさせたとあってはあいつの面目が丸潰れだ。君は今さらだと思うだろうが―――』
見過ごせない、と。
『ーーーーー彼女をこちらに渡して貰おう』
そう言い明日夢の腕を掴んだ凌に一瞬ときめきはしたが、よく考えるまでもなく、この言葉は。
ーーーーー私の事を考えてじゃなくて、忍さんのため、だよね。
忍に告白されたことを忘れていたわけではないが、その言葉に少しだけがっかりした。
相手にされていないことくらい、初めからわかっていたじゃないか。
それなのに今、横から微かに漂う男性用コロンの香りにいちいちどぎまぎする自分が情けない。
集中しろ。今は集中だ!!
明日夢を別行動させること。
それを協力するための条件としてきた凌に対し、曽根が素直に頷くはずもなく。
交換条件として出されたのは、明日夢にとって危険とも思える約束。
『明日夢さん。貴女が二人きりでの食事に応じてくれるというのなら、構いませんよ』
勿論、全てが片付いてからで結構です、と。
当たり前の事を、これが最大の譲歩だとでも言うような顔で告げた曽根。
勿論、凌はそれに納得したわけではない。
すぐにその言葉を取り消させようとしたのだが、それでも構わないと約束に合意したのは明日夢だった。
どの道、曽根に協力を依頼した時点で、ある程度の覚悟は出来ている。
「一緒に食事を共にするくらいどうってことありませんから。
今までにも何度か機会はありましたし、今は忍さんの身の安全が一番ーーーーーー」
「何度か?」
「え?」
「ーーーー君は、あの男とそれほど親しい関係なのか」
「いや、そういうわけでは――」
ないんですが、と。
続けようとした明日夢は、それ以上の言葉を発することができなかった。
ーーーーーーえ。
凌の指が、微かに唇に触れた。
顎を掴まれたのだと認識するまでに、少なくともたっぷり3秒はかかったと思う。
「あの男は君に相応しくない」
覗き込むその瞳に、僅かな怒りが見えると思うのは、うぬぼれだろうか。
いや、だがそんなはずはない。
彼の言葉を借りるなら、明日夢は彼の友人の想い人だ。
好意を寄せられているなど、あるはずが。
「あの」
手を、離してくれませんか。
その一言が口に出せず、互いに見つめ合う時間が続く。
交差点に差し掛かったところで、車が止まった。
前の車のミラーが反射でもしたのだろう。
フロントガラスから僅かに差し込んできた眩しい光に、明日夢は反射的に瞼を閉じる。
「―――やはり惜しいな」
「!!」
目を閉じたまま、耳元で囁かれた低音の美声。
突然のその言葉の意味が理解できず、瞳を開けて問い返そうとしたその時。
何かが、唇に。
ーーーーーい、いま、何か触った!!
ぱっと目を開き、まさかと思いつまじまじと凌を見つめれば、そこにあったのはなんとも言えない不敵な笑み。
今の言葉の意味を問い返すこともできず、顎を掴んでいた指が離れていくのを声もなく見送ることしかできない。
固まる明日夢をよそに、凌は運転席と後部席との間に取り付けられたカーテンに指を伸ばし、そこに二人だけの隔てられた空間を作り出す。
直後タイミングを見計らっていたかのように、ゆっくりと動き出す車。
「…あの……指が、汚れて…」
「あぁ……これか」
先程、カ―テンを閉めたときに見えた。
ほんのりと赤く色づく彼の指先。
それがなんであるかなど、先程の唇に触れた感触を考えればすぐに想像がつく。
その艶めく指先が触れたのは、私のーーーーーーー?
汚れた指先をそのままに、なぜかそれを拭おうともしない凌。
彼のその表情が、どこか満足そうに見えるのは。
本当に、ただの自惚れなのかと。
まとまらない考えに、呆然としていられたのはほんの僅かのこと。
「あ……!そのままじゃスーツが汚れて……」
衣服についた化粧の汚れは、思いのほか落ちにくい。
そのことを経験上知っている明日夢は、慌てて用意してあった携帯用の化粧落としシートを取り出し、咄嗟に凌の指先をきゅっと拭った。
男性にしてはありえないほど綺麗に整えられた爪先。
この指が、自分の唇に触れたのか。
そう考えた瞬間。
ふと頭上からの強い視線を感じ、すぐさま我に返る。
「す、すみません、勝手なことをして……!!」
慌てて何も考えずに動いてしまったが、いくらなんでも気安く触れすぎたか。
声もなくこちらを見下ろす凌の瞳に、言葉が喉に張り付いて出ない。
「えっと、あの………」
何か、言葉を。
そう願った明日夢に答えるように、口を開く凌。
だが相変わらず、強い視線は明日夢へと向けられたまま。
「ーーーー君は少し、無防備すぎる。それでは悪い大人に付け込まれても仕方がない」
これはもしや、責められているのだろうか。
「つけこまれるって………それはもしかして曽根さんの……?」
まさか。
先程までの思わせ振りな態度は、全て演技?
そう思い恐る恐る訪ねた明日夢に、凌は口元を僅かに歪め、笑った。
「いや。これは今の話だ」
悪い大人は、ここにいる。
室内の内線から待機していた役員達へと解散を命じ、秘書を呼びつけ自身の予定を確認させると、延期可能かどうかの調整を行う。
見事なまでに迷いのない一連の行動。
「………さすが」
―――――生まれながらの帝王。
端からものが違いすぎる。
さすがは明日夢の理想の男。
包容力と行動力、その両方を兼ね備えた美形など、都市伝説レベルの話かと思っていた。
できる男の背中を見せつけられ、そんな場合ではないというのに一瞬見とれてしまう。
雲上人。
まさにその言葉がぴったりだ。
「――――話はわかった。俺も捜索に参加させてもらう」
秘書からの返信を待つこともなく、表に車を回すようにまた別のどこかへと連絡する凌。
協力はするが、明日夢と共に曽根の車に同乗する気はサラサラないらしい。
「では、私達は先に車で移動しましょう」
「何かわかったら、連絡は私の携帯にお願いします!」
当然といった顔で明日夢を伴う曽根に、凌の表情が僅かに歪むが、頭を下げる明日夢はそれに気づかない。
曽根を危険だとは思いつつも、その存在自体には既に麻痺してしまっているだろう。
凌に助けを求めようという考えは、今の明日夢にはなかった。
明日夢の頭を中を占めるのはただ、一刻も早く忍を探し出し、この事態を収束させること。
ーーーーー太一のことも、曽根さんのこともそれからゆっくり考えればいい。
凌に関して言えば、やっぱり手の届かない人なんだなという再認識を待って逆に諦めも付いた。
今はとにかく集中だ。
「私達は最後に忍さんをみかけた交差点あたりを集中的に探すのでーーーーーーー」
例え移動手段が別だろうと、情報交換には携帯があれば事足りる。
効率を考えれば、二手に別れるというのも悪くない。
それに、だ。
社会的地位のある彼にとって、いくら友人の危機とはいえ、ヤクザと同伴しているところを写真にでも撮られたら、即大問題になってしまう。
明日夢としても、凌にそんな大きすぎるリスクを背負わせるつもりはない。
別行動は妥当と判断し、素早く次の行動に移ろうと動き出した明日夢。
その後ろを当然のようについて回るのは曽根だ。
彼もまた、こうなることはある程度想像済みだったのだろう。
「あ、そうだ。連絡先の番号ですが、090―――」
「待て」
「―――え?」
番号を口頭で伝えようとした明日夢の腕を、凌が掴む。
「協力はする。だがそこに条件をつけさせてもらいたい」
「―――条件?」
出来ることならなんでもしてやりたいが、それは今でなくては駄目なのだろうか。
困惑する明日夢だったが、凌が見ているのは彼女ではなく、曽根。
にらみ合うように、互角に視線を交わす両者。
「条件は一つ、それは―――」
※
「そこを右に曲がってくれ」
凌の背後からの指示を速やかに実行し、軽やかに走る高級車。
革張りのシートに手汗がついていないか、明日夢は気が気ではない。
普段はそれほどメイクをしないのだが、今日は面接があると思ってしっかり目のメイクをしている。
汗でファンデーションが落ちて車内が汚れたらどうしよう。
先程から緊張がとまらないのだが。
「すまない。俺と二人きりは落ち着かないか?」
「い、いえ!とんでもない!」
すぐ横で声をかけられ、ブンブンと首を横に振る明日夢。
落ち着かないのは確かですが、それはあなたがかっこよすぎるからです!と。
言えたら楽になれるかもしれないが、その瞬間羞恥で死ねる。
「だが、本当に大丈夫だったのか?あのような約束をしてしまって。
相手はまともな人間じゃない。やはり今からでも約束を反古して―――」
「極道相手に約束を破る方がきっと大変な事になりますよ」
やめた方がいいです。
曽根と別れ、凌と二人、運転手つきの車に並んで座る明日夢の脳裏に浮かぶのは先程の凌の言葉。
『条件は一つ。彼女をこちらに渡してもらう』
『―――え?』
『君を巻き込んだ挙げ句、危険な人物と二人きりにさせたとあってはあいつの面目が丸潰れだ。君は今さらだと思うだろうが―――』
見過ごせない、と。
『ーーーーー彼女をこちらに渡して貰おう』
そう言い明日夢の腕を掴んだ凌に一瞬ときめきはしたが、よく考えるまでもなく、この言葉は。
ーーーーー私の事を考えてじゃなくて、忍さんのため、だよね。
忍に告白されたことを忘れていたわけではないが、その言葉に少しだけがっかりした。
相手にされていないことくらい、初めからわかっていたじゃないか。
それなのに今、横から微かに漂う男性用コロンの香りにいちいちどぎまぎする自分が情けない。
集中しろ。今は集中だ!!
明日夢を別行動させること。
それを協力するための条件としてきた凌に対し、曽根が素直に頷くはずもなく。
交換条件として出されたのは、明日夢にとって危険とも思える約束。
『明日夢さん。貴女が二人きりでの食事に応じてくれるというのなら、構いませんよ』
勿論、全てが片付いてからで結構です、と。
当たり前の事を、これが最大の譲歩だとでも言うような顔で告げた曽根。
勿論、凌はそれに納得したわけではない。
すぐにその言葉を取り消させようとしたのだが、それでも構わないと約束に合意したのは明日夢だった。
どの道、曽根に協力を依頼した時点で、ある程度の覚悟は出来ている。
「一緒に食事を共にするくらいどうってことありませんから。
今までにも何度か機会はありましたし、今は忍さんの身の安全が一番ーーーーーー」
「何度か?」
「え?」
「ーーーー君は、あの男とそれほど親しい関係なのか」
「いや、そういうわけでは――」
ないんですが、と。
続けようとした明日夢は、それ以上の言葉を発することができなかった。
ーーーーーーえ。
凌の指が、微かに唇に触れた。
顎を掴まれたのだと認識するまでに、少なくともたっぷり3秒はかかったと思う。
「あの男は君に相応しくない」
覗き込むその瞳に、僅かな怒りが見えると思うのは、うぬぼれだろうか。
いや、だがそんなはずはない。
彼の言葉を借りるなら、明日夢は彼の友人の想い人だ。
好意を寄せられているなど、あるはずが。
「あの」
手を、離してくれませんか。
その一言が口に出せず、互いに見つめ合う時間が続く。
交差点に差し掛かったところで、車が止まった。
前の車のミラーが反射でもしたのだろう。
フロントガラスから僅かに差し込んできた眩しい光に、明日夢は反射的に瞼を閉じる。
「―――やはり惜しいな」
「!!」
目を閉じたまま、耳元で囁かれた低音の美声。
突然のその言葉の意味が理解できず、瞳を開けて問い返そうとしたその時。
何かが、唇に。
ーーーーーい、いま、何か触った!!
ぱっと目を開き、まさかと思いつまじまじと凌を見つめれば、そこにあったのはなんとも言えない不敵な笑み。
今の言葉の意味を問い返すこともできず、顎を掴んでいた指が離れていくのを声もなく見送ることしかできない。
固まる明日夢をよそに、凌は運転席と後部席との間に取り付けられたカーテンに指を伸ばし、そこに二人だけの隔てられた空間を作り出す。
直後タイミングを見計らっていたかのように、ゆっくりと動き出す車。
「…あの……指が、汚れて…」
「あぁ……これか」
先程、カ―テンを閉めたときに見えた。
ほんのりと赤く色づく彼の指先。
それがなんであるかなど、先程の唇に触れた感触を考えればすぐに想像がつく。
その艶めく指先が触れたのは、私のーーーーーーー?
汚れた指先をそのままに、なぜかそれを拭おうともしない凌。
彼のその表情が、どこか満足そうに見えるのは。
本当に、ただの自惚れなのかと。
まとまらない考えに、呆然としていられたのはほんの僅かのこと。
「あ……!そのままじゃスーツが汚れて……」
衣服についた化粧の汚れは、思いのほか落ちにくい。
そのことを経験上知っている明日夢は、慌てて用意してあった携帯用の化粧落としシートを取り出し、咄嗟に凌の指先をきゅっと拭った。
男性にしてはありえないほど綺麗に整えられた爪先。
この指が、自分の唇に触れたのか。
そう考えた瞬間。
ふと頭上からの強い視線を感じ、すぐさま我に返る。
「す、すみません、勝手なことをして……!!」
慌てて何も考えずに動いてしまったが、いくらなんでも気安く触れすぎたか。
声もなくこちらを見下ろす凌の瞳に、言葉が喉に張り付いて出ない。
「えっと、あの………」
何か、言葉を。
そう願った明日夢に答えるように、口を開く凌。
だが相変わらず、強い視線は明日夢へと向けられたまま。
「ーーーー君は少し、無防備すぎる。それでは悪い大人に付け込まれても仕方がない」
これはもしや、責められているのだろうか。
「つけこまれるって………それはもしかして曽根さんの……?」
まさか。
先程までの思わせ振りな態度は、全て演技?
そう思い恐る恐る訪ねた明日夢に、凌は口元を僅かに歪め、笑った。
「いや。これは今の話だ」
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