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そうして、しばらくの時が過ぎました。
白雪姫の髪が少し伸びた頃。季節は夏へとうつり変わっていきました。
狩人へ髪を渡してからしばらくはお后様を警戒していましたが、何も起こらず白雪姫はホッと息をついていました。小人たちの迷惑にならないようどこか遠くへ行く予定でしたがこのまま何もないならその予定も少し先延ばしにしてもいいかもしれない。そう思っていました。
心配していた狩人は無事にお城から逃げ出したという噂を聞き安心しました。
その日は夏の季節にふさわしい快晴で、いつも通り小人たちは炭鉱へと出かけ、白雪姫は小さなお家でご飯の準備や掃除、片付けをしていました。そんな、白雪姫の頭には真っ赤なリボンの髪飾りが揺れています。これは、お礼にと小人たちがプレゼントしてくれたものでした。
だから、安心していたのかもしれません。
お后様はもう何もしてこないのだと。
その日の夕方。
炭鉱から帰ってきた小人たちが見たのは床に倒れ目を覚まさない白雪姫でした。
白雪姫の髪が少し伸びた頃。季節は夏へとうつり変わっていきました。
狩人へ髪を渡してからしばらくはお后様を警戒していましたが、何も起こらず白雪姫はホッと息をついていました。小人たちの迷惑にならないようどこか遠くへ行く予定でしたがこのまま何もないならその予定も少し先延ばしにしてもいいかもしれない。そう思っていました。
心配していた狩人は無事にお城から逃げ出したという噂を聞き安心しました。
その日は夏の季節にふさわしい快晴で、いつも通り小人たちは炭鉱へと出かけ、白雪姫は小さなお家でご飯の準備や掃除、片付けをしていました。そんな、白雪姫の頭には真っ赤なリボンの髪飾りが揺れています。これは、お礼にと小人たちがプレゼントしてくれたものでした。
だから、安心していたのかもしれません。
お后様はもう何もしてこないのだと。
その日の夕方。
炭鉱から帰ってきた小人たちが見たのは床に倒れ目を覚まさない白雪姫でした。
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