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私、言葉の力を知ります。
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「いい。クレアちゃん
誰にも言っては駄目よ。」
ハルトのお母さんがウインクをして人差し指を口に当てて
「おばさんとクレアちゃん
2人の秘密ね。」
そう言って何か呪文を唱える。
これはクレアの記憶?
ハルトの母親がクレアの額に軽く触ると金色の光がクレアの身体を包み込む。
「忘れないでね。
もし本当に困ったことがあったら………………」
場面が変わる。
「クレアちゃん、ごめんね。
ハルトと2人幸せになるのよ」
ハルトの母親がクレアの手をとり、自分の額にあて
何かの呪文を唱える。
ハルトの母親からクレアへと黄金の光が移動する。
「何かあったら必ず…………」
場面が変わる
「ハルトの光魔法、見たことないなぁ…」
「見たいの?」
「もちろん」
「仕方ないなぁ…
皆には内緒だからね。」
1枚の落ち葉を手にして
ハルトが呪文を唱える。
「えっ...落ち葉が消えたよ」
クレアはハルトの手をとって
色々な角度から見つめる。
「えっ??
落ち葉、何処に行ったの?」
苦笑いしながら
「僕にもわからないんだ。
だからお母さんに使うの禁止されてるんだよ。」
「そうなんだ。
あっ、でも何でも消せるなら
ニンジン消してくれたら嬉しいな。」
「レア、好き嫌いはしないんじゃなかったけ…
それに、ニンジンなら僕が食べてあげるよ。」
見つめあって笑いあう2人。
場面が暗転する
「神様なんて…
何処にもいないんだ。
皆、私を置いて逝くんだ。」
水面が一際光輝く。
意識がとおのいていく……
「クレア、クレア」
旦那様が泣いている。
「クレア
好きになってごめん。
愛してしまってごめん。
でも、もう離してあげられないんだ。
離したくないんだ。」
「くっ...
ずるいです。
アレク
私だって、私だって
アレクが好きなのに。
アレクの事が...」
言葉は残酷だ。
でも言葉は伝えてくれる。
大切な人の想いを
大切な人への想いを
私
斎藤恵理31歳。
今日、私は言葉の力を知りました。
誰にも言っては駄目よ。」
ハルトのお母さんがウインクをして人差し指を口に当てて
「おばさんとクレアちゃん
2人の秘密ね。」
そう言って何か呪文を唱える。
これはクレアの記憶?
ハルトの母親がクレアの額に軽く触ると金色の光がクレアの身体を包み込む。
「忘れないでね。
もし本当に困ったことがあったら………………」
場面が変わる。
「クレアちゃん、ごめんね。
ハルトと2人幸せになるのよ」
ハルトの母親がクレアの手をとり、自分の額にあて
何かの呪文を唱える。
ハルトの母親からクレアへと黄金の光が移動する。
「何かあったら必ず…………」
場面が変わる
「ハルトの光魔法、見たことないなぁ…」
「見たいの?」
「もちろん」
「仕方ないなぁ…
皆には内緒だからね。」
1枚の落ち葉を手にして
ハルトが呪文を唱える。
「えっ...落ち葉が消えたよ」
クレアはハルトの手をとって
色々な角度から見つめる。
「えっ??
落ち葉、何処に行ったの?」
苦笑いしながら
「僕にもわからないんだ。
だからお母さんに使うの禁止されてるんだよ。」
「そうなんだ。
あっ、でも何でも消せるなら
ニンジン消してくれたら嬉しいな。」
「レア、好き嫌いはしないんじゃなかったけ…
それに、ニンジンなら僕が食べてあげるよ。」
見つめあって笑いあう2人。
場面が暗転する
「神様なんて…
何処にもいないんだ。
皆、私を置いて逝くんだ。」
水面が一際光輝く。
意識がとおのいていく……
「クレア、クレア」
旦那様が泣いている。
「クレア
好きになってごめん。
愛してしまってごめん。
でも、もう離してあげられないんだ。
離したくないんだ。」
「くっ...
ずるいです。
アレク
私だって、私だって
アレクが好きなのに。
アレクの事が...」
言葉は残酷だ。
でも言葉は伝えてくれる。
大切な人の想いを
大切な人への想いを
私
斎藤恵理31歳。
今日、私は言葉の力を知りました。
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