近衛戦記

犬大好き

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革命

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異世界辞書

東中

大日旭帝国の首都である。

陸軍、海軍、空軍を統合した統合軍事省というものがある。

関南

西日旭の重要な地域で工業地帯である。

ここは軍部の影響力より皇帝の権力が強い。

本編

そして3年後、俺は旧式と呼ばれる機体で誠さんについていけるようになった。

誠さんは、

「たった3年でここまで強くなるとは……お前ももう一人前だ」

俺は誠さんに認められたようでうれしかった。

だがまだ俺は実戦を体験していない……

実戦で俺がどこまで通じるかわからない……

だからこそもっと俺は練習しなくちゃならない。

俺は最近不信に思ったことがある。

それは軍部内の汚職と対立、この二つだ。

陸軍と海軍の意見がかみ合わず、

我々が何をしたらいいかわからない。

汚職に関しては陸軍の将校が将校という立場を使い、

一般人を脅し強盗をさせたという事件も起きた。

それにより市民とも対立し、

今にも革命が起きそうなほど大日旭帝国が衰退している……

俺がそんなことを考えていると、急にサイレンが鳴った。

誠さんが言った言葉に俺は声を失った。

「総員、現在関南地域で民主主義派が

『この国の実質的な権力を持っている腐った軍部から国民を開放する』

という大義名分を掲げ武装蜂起を開始した。

我々は陸上部隊の支援にあたる」

初めての実戦……

だが守るべき人を俺は攻撃しなくちゃならないのか?

しかもさすがに空軍まで動くのはやりすぎじゃないか?

そんなことを飛行隊のみんなが考えていると誠さんが、

「……お前たちの複雑な気持ちもわかる……

我々はなんで守るべき国民を殺さなくてはならないのか。

悪いのは軍上層部じゃないか……」

誠さんは目に涙がたまっていた。

だが俺たちは上層部の指示に従わなくてはならない……

俺たちはみんな戦闘機に乗って関南に向かった。

俺たちは関南についた。

誠さんの指揮で低空飛行で敵を攻撃するという作戦に出た。

俺はコックピットから見える景色に絶望した。

助けを求めるもの。

子供を庇うもの。

親が死んでいることがわからずしゃべりかける子供……

まるで地獄だ。

でも俺は爆弾を落とした……

何発落としただろう……

何人殺しただろうか……

だが気が付いた時にはいつもの基地にいた。

俺はベットの上で寝ていた。

隣の椅子には誠さんが座っていた。

「蒼紫……

お前この国、いやこの世界……おかしくないか。

上層部のみが得をする。

こんな腐った社会、いっそなくなってしまったほうがいいと思うんだ」

そう誠さんがいった。

俺もこの国はおかしいと思う。

正直……戦闘機まで出撃させるのはおかしい。

軍上層部がどれだけ市民に対して圧政を敷いていたか。

「誠さん、私も正直そう思います」

そう言うと誠さんが、

「私は今回の功績を認められ皇帝陛下に会えることになった……

実質的な政治を持っているのは軍部だが、

憲法には皇帝が中心と記されている……

だから陛下に謁見するときに是が非でもこの軍部の情報を伝える。

だが多分俺はそれをしたら殺される。

もしくは捕まるだろう。

だからその後のすべてのことを蒼紫、君に任せるよ。

君が俺の遺志を継いでくれ。

民衆を殺さなくていい社会を作ってくれ」

「……わかりました誠さん」
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