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1章
30 世界樹の森 深層探索編② 死の森~翔の逆鱗~
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異次元空間より抜けた先の一同の目に入った景色は先ほどとはまったく違っていた
2代目では一面青々しく草花が自生していたがここでは茶色と緑の2色に分かれ
茶色の場所は小動物が食べられる草花が枯れる一歩手前で、緑の場所は青々と育っている
草であり毒花だった
地面を見ると2代目では動物により踏まれ適度に耕され栄養豊富だった土が、水はけが悪く乾
ききった大地だった
木々も2代目では幹も太く緑がきれいな大樹が育っていたが、ここでは半分が栄養が届いてい
ない灰色の幹にその枝には草一枚とついておらず、残り半分は栄養の足りた紫の幹、紫の葉っ
ぱのついた大樹が育っていた
空を見れば2代目ではサンサンと太陽がすべての植物を照らしており青々とした空が見えてい
たが、ここでは紫色の雲が覆っていた
一言でいうとここは死の森だった
翔の上着の裾を握りながらユーナが
「ここ嫌な感じがするし、何か怖い」
「ええ、土にも草にも全く栄養がないわ。一部を除いてわね」
「そうね。アリシアの言うとおり。まったく生命の力を感じないわ」
と真保も続いて感想を述べた
翔達は警戒しつつ森を進んでいった。すると目の前に羊の親子が現れた
両方ともくすんだ白色の毛をもち、体はやせ細っていた。そしてこちらに気づくことなく親羊は子
供に乳をのませようと青々とした毒草や毒花を食べていた。そして子羊が親羊の乳を飲もうと近
づくと親羊は血反吐を吐いて倒れてしまった
「聖、親羊を」
と聖に親羊を任せて翔は子羊に近づいて抱き寄せた。子羊の体は見た目通り軽く今にも息絶え
そうだった。翔は【収納空間】から羊のミルクを取り出しスプーンで少しずつ与えた。子羊は最初
の人さじを恐る恐る飲み始めると、二さじ目からは一生懸命飲み始めた
一方親羊を見ていた聖は、症状が重度な飢餓、慢性的な毒状態と突き止めたので
「【リカバー】」と状態異常回復魔法【リカバー】をかけた。すると親羊の顔色は良くなっていった
そして聖はマジックボックスから新鮮な薬草を取り出すと親羊に与えた。すると恐る恐る加えた
親羊は泣きながらムシャムシャ食べ始めた
翔と聖が羊の親子を治療していると森の中から何かが近づいてきた
それは羊の親子と同じ状態のリス、ウサギ、馬、シカ、熊、狼などの森の生き物だった
それをみた聖は
「【エリアリペアー】」と生き物を魔法陣で囲み治療を行った
「あとは全員に食べ物を上げて」
と翔達はそれぞれのマジックボックスから食べ物を上げ始めた
森の生物に食べ物を与え始めてから10分後
「ホントにひどい。何があったのかしら?」
「ヨルムがこの状態を知っていなかったみたいだから~、ここが創られた最初は何も問題がな
かったはず~」
「ああ。そして何かが起こってこの死の森になったはずだ」
とレオナ、リーシャ、ミゼルが原因について話し合っていた
「うー」とガルルが森の一点を見ながらうなり始めた
すると木々を押し倒し何者かがこの場に接近してきた。それは
肌が黒く巨大なこん棒を持ったオークと紫の翅と鞭を持った人型の蝶だった
「んっー、変な魔力を感じたと思ってきてみたらおいしそうな動物と人間じゃねか」
「あら、だめよオーグ。私にも残しときなさいよ。最近いじめ足りないんだから」
「ああー、しょうがねぇな。女は俺が貰う。久々に孕ませそうだからな。ぐへへ」
「わかったわ。じゃあ男と動物は貰うわよ。今から楽しみねー」
「それじゃあ、捕ま「黙れ」」
オークは最後までしゃべることはできなかった。なぜなら首が切り飛ばされていたからである。
飛ばされた首のオークが下に落ちるまで見た光景は一瞬でオークの四肢を切り焼き飛ばした黒
炎を両手のナイフに宿した翔の姿だった。そしてオークが最後に見た光景は足を振り落とした翔
の光景だった
「ブギャ」
翔がオークの殲滅にかけた時間は1秒。人型の蝶もすぐに反撃を試みたがすべてが遅かった
翔は人型の蝶の後ろに回りその翅を毟り取った
「イヤァー、翅が「うるさい、囀るな」」
とさらに翔は人型の蝶の四肢を切り飛ばし、首を持ち上げた
「くっ、人風情が、死ねっ」
と人型の蝶は口から突起物を伸ばした。それはその人型の蝶の隠し技。口の中で丸めていたス
トローを0.5秒で目標に突き刺す技である。
しかし翔は片手で突起物をつかみ引き抜いた。
「ギャー、よくもよくも。邪黒樹神様が黙っていないわよ」
「・・・」
名乗れずの人型の蝶は最後に見た光景に恐怖した
それは黒い魔力をまとった翔の無常な表情だった。翔はそのまま手に魔力を流し人型の蝶を氷
付けにし砕いた
この二匹の魔物は翔の仲間を害する発言をすべきではなかった
もっと言えばすぐに攻撃すべきだった
もっと言えば魔力を感じた時点で全勢力で攻撃すべきだった
そうすればもう少し生きれたかもしれない
邪悪樹神は報連相を部下に徹底すべきだった
もっと言えば入口を閉じとけばよかった
もっと言えばこの世界でひそかに暮らしとけばよかった
そうすれば消滅しなかっただろう
そうすれば最大の禁忌である翔の逆鱗に触れなかったであろう
そうすれば世界の神罰である翔の怒りに触れなかっただろう
ただしもう後の祭りである
2代目では一面青々しく草花が自生していたがここでは茶色と緑の2色に分かれ
茶色の場所は小動物が食べられる草花が枯れる一歩手前で、緑の場所は青々と育っている
草であり毒花だった
地面を見ると2代目では動物により踏まれ適度に耕され栄養豊富だった土が、水はけが悪く乾
ききった大地だった
木々も2代目では幹も太く緑がきれいな大樹が育っていたが、ここでは半分が栄養が届いてい
ない灰色の幹にその枝には草一枚とついておらず、残り半分は栄養の足りた紫の幹、紫の葉っ
ぱのついた大樹が育っていた
空を見れば2代目ではサンサンと太陽がすべての植物を照らしており青々とした空が見えてい
たが、ここでは紫色の雲が覆っていた
一言でいうとここは死の森だった
翔の上着の裾を握りながらユーナが
「ここ嫌な感じがするし、何か怖い」
「ええ、土にも草にも全く栄養がないわ。一部を除いてわね」
「そうね。アリシアの言うとおり。まったく生命の力を感じないわ」
と真保も続いて感想を述べた
翔達は警戒しつつ森を進んでいった。すると目の前に羊の親子が現れた
両方ともくすんだ白色の毛をもち、体はやせ細っていた。そしてこちらに気づくことなく親羊は子
供に乳をのませようと青々とした毒草や毒花を食べていた。そして子羊が親羊の乳を飲もうと近
づくと親羊は血反吐を吐いて倒れてしまった
「聖、親羊を」
と聖に親羊を任せて翔は子羊に近づいて抱き寄せた。子羊の体は見た目通り軽く今にも息絶え
そうだった。翔は【収納空間】から羊のミルクを取り出しスプーンで少しずつ与えた。子羊は最初
の人さじを恐る恐る飲み始めると、二さじ目からは一生懸命飲み始めた
一方親羊を見ていた聖は、症状が重度な飢餓、慢性的な毒状態と突き止めたので
「【リカバー】」と状態異常回復魔法【リカバー】をかけた。すると親羊の顔色は良くなっていった
そして聖はマジックボックスから新鮮な薬草を取り出すと親羊に与えた。すると恐る恐る加えた
親羊は泣きながらムシャムシャ食べ始めた
翔と聖が羊の親子を治療していると森の中から何かが近づいてきた
それは羊の親子と同じ状態のリス、ウサギ、馬、シカ、熊、狼などの森の生き物だった
それをみた聖は
「【エリアリペアー】」と生き物を魔法陣で囲み治療を行った
「あとは全員に食べ物を上げて」
と翔達はそれぞれのマジックボックスから食べ物を上げ始めた
森の生物に食べ物を与え始めてから10分後
「ホントにひどい。何があったのかしら?」
「ヨルムがこの状態を知っていなかったみたいだから~、ここが創られた最初は何も問題がな
かったはず~」
「ああ。そして何かが起こってこの死の森になったはずだ」
とレオナ、リーシャ、ミゼルが原因について話し合っていた
「うー」とガルルが森の一点を見ながらうなり始めた
すると木々を押し倒し何者かがこの場に接近してきた。それは
肌が黒く巨大なこん棒を持ったオークと紫の翅と鞭を持った人型の蝶だった
「んっー、変な魔力を感じたと思ってきてみたらおいしそうな動物と人間じゃねか」
「あら、だめよオーグ。私にも残しときなさいよ。最近いじめ足りないんだから」
「ああー、しょうがねぇな。女は俺が貰う。久々に孕ませそうだからな。ぐへへ」
「わかったわ。じゃあ男と動物は貰うわよ。今から楽しみねー」
「それじゃあ、捕ま「黙れ」」
オークは最後までしゃべることはできなかった。なぜなら首が切り飛ばされていたからである。
飛ばされた首のオークが下に落ちるまで見た光景は一瞬でオークの四肢を切り焼き飛ばした黒
炎を両手のナイフに宿した翔の姿だった。そしてオークが最後に見た光景は足を振り落とした翔
の光景だった
「ブギャ」
翔がオークの殲滅にかけた時間は1秒。人型の蝶もすぐに反撃を試みたがすべてが遅かった
翔は人型の蝶の後ろに回りその翅を毟り取った
「イヤァー、翅が「うるさい、囀るな」」
とさらに翔は人型の蝶の四肢を切り飛ばし、首を持ち上げた
「くっ、人風情が、死ねっ」
と人型の蝶は口から突起物を伸ばした。それはその人型の蝶の隠し技。口の中で丸めていたス
トローを0.5秒で目標に突き刺す技である。
しかし翔は片手で突起物をつかみ引き抜いた。
「ギャー、よくもよくも。邪黒樹神様が黙っていないわよ」
「・・・」
名乗れずの人型の蝶は最後に見た光景に恐怖した
それは黒い魔力をまとった翔の無常な表情だった。翔はそのまま手に魔力を流し人型の蝶を氷
付けにし砕いた
この二匹の魔物は翔の仲間を害する発言をすべきではなかった
もっと言えばすぐに攻撃すべきだった
もっと言えば魔力を感じた時点で全勢力で攻撃すべきだった
そうすればもう少し生きれたかもしれない
邪悪樹神は報連相を部下に徹底すべきだった
もっと言えば入口を閉じとけばよかった
もっと言えばこの世界でひそかに暮らしとけばよかった
そうすれば消滅しなかっただろう
そうすれば最大の禁忌である翔の逆鱗に触れなかったであろう
そうすれば世界の神罰である翔の怒りに触れなかっただろう
ただしもう後の祭りである
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