76 / 117
2章
76 ヒカル、ミミ、ローラの合同訓練④クローントレント討伐
しおりを挟む
翌日再び森の中に入る3人、今回はクローントレントが目的だ。
休憩や戦闘を行いつつ2時間後森の奥でついに発見した。
クローントレントは全体的にトレントよりは小ぶりだった。ただし
「ねぇ、コアの魔力が感じないんだけど?」
「えっ?じゃあコアはどこ?」
「もしかすると戦闘を始めたら出てくるかもしれないの」
「そうだね。じゃあトレントと同じ作戦で」
そしてヒカルはクローントレントに向けて走り出した。クローントレントはヒカル気づきツタで攻撃してきた。その速度はトレントとは比にならなかった。
(はやい!)
ヒカルはあまりの速さに驚きつつ必死に避け前進する。クローントレントがヒカルに意識を向けている間ミミとローラは背後に回り魔法を放った。
「放て火球【ファイアボール】」
2人のファイアボールがクローントレントに直撃し木を吹き飛ばした。クローントレントは二人に気づき振り返る。その隙にヒカルはクローントレントの根元に切り込みを入れる。しかし数秒後
「嘘!」
ヒカルが傷つけた根元の部分は元に戻っていた。そればかりかミミとローラのファイアボールのダメージも少しずつ回復していた。クローントレントは3人に向けてツタを伸ばす。3人共どうにかかわすが、回避に集中しなければいけないため攻撃ができなくなった。
幾度かツタの攻撃をかわしていたがこれではダメだと考えローラは無理やり魔法を放った。
「放て火球【ファイアボール】」
ファイアボールはクローントレントに当たる。しかしクローントレントはツタをローラに伸ばし吊し上げてしまった。
「ローラ!」
ヒカルは直ちにツタを躱しローラへ近づいた。そしてツタを切りミミとローラに一度撤退することを伝えた。二人はうなづくと街を目指した。
やっぱり無理だったか
それが木の上から見たヒカルたちとクローントレントとの戦闘での俺の感想だった。ただ撤退の判断は間違っていなかった。あのまま戦っていたら逃げることもできなかっただろう。さて、これからが大事だぞ、ヒカル、ミミ、ローラ。今の戦いから何を学んだかな
3人は宿屋のミミとローラの部屋に集まるとベッドに倒れ込む。
「何、あれ、強すぎ」
「傷が回復するなんて思わなかったの」
「まず問題はコアの位置だよなあ。なぜ魔力感知でわからなかったんだろう?」
そして3人は考え込む。
「そういえばクローントレントが傷を治すとき根元から魔力を感じたの?」
「根元?ていうことは根元にコアが?」
「コアみたいな魔力の塊は無かったの」
「ということは地面?・・んっ?まさか」
と何かに気づいたヒカルは外に飛び出した。ミミとローラは何事かと思いつつヒカルを追いかけた。ヒカルに追いつくとヒカルは地面を掘り何かを埋めていた。
「どうしたの、ヒカル。急に飛び出すなんて」
「ごめんごめん。ちょっと魔力感知してみてくれない」
ヒカルは追いついたミミとローラに魔力探知をするように頼んだ。二人は不思議に思いつつ魔力探知を行う。その結果
「何も反応はないわよ?」
「そうなの」
とミミとローラが反応するとヒカルは地面を掘り出した。そこには魔力で探知できるはずのゴブリンの魔石があった。
「「どういうこと(なの)?」」
ヒカルは自分が気づいたことを話し始めた。
「今の僕たちの魔力探知の範囲って目に見える範囲を横に広げた感覚なんだよ。でもクローントレントのコアは見つけることができなかった。なぜなら探知範囲外の地中に埋まっていたから。ここで思い出したんだけど翔さんが魔法は使用者の感覚により変化するって言っていた。だから探知する感覚を横に伸ばすんじゃなくて自分を中心に球状になるみたいに広げて見たんだ。するとばっちり探知で来た」
そう説明しながらヒカルは魔力探知を行った。すると光の魔力探知の範囲は球状に広がり地面にある魔石も探知できた。二人も言われるとおりに行うと同様に魔力探知できるようになった。しかし
「これは結構魔力使うね」
「そうなの」
「うん。多分慣れていないから余計に魔力を使っちゃうんだね。だから今日1日はこれの訓練をしながら作戦を立てたいんだ」
「「賛成なの」」
そして3人はリベンジに向けて動き始めた。期限まで残り2日
翌日3人は3たび森の中に入った。1時間後クローントレントを見つけた。3人は魔力探知を行った。すると地中に魔力反応を確認した。三人はうなずくと昨日考えた通りに動き出す。ヒカルはクローントレントの前に飛び出す。しかし以前とは違い後ろにはミミとローラがいる。
クローントレントは光たちに気づくとツタを伸ばして攻撃してくる。ヒカルはそのツタを剣と盾ではじいていく。その間ミミとローラは魔法を使っていく。
「「火球を放て【ファイアボール】」」
ただし今度の的はクローントレントではない。地面である。
ドーン
とミミ、ローラのファイアーボールで地面はえぐられていく。その攻撃に危機感を感じたのかミミとローラに攻撃を集中するクローントレント。しかしヒカルがその攻撃をうまくはじく。何回か地面に魔法を当てるとそこから色のついた根が見えてきた。アレがクローントレントのコアである。しかしクローントレントはコアが露出するとコア周辺に木が重なり合いコアを守る壁となった。そこでミミは魔法を変える。
「水の鞭よ敵を捕らえよ【アクアウィップ】」
水の鞭がクローントレントをとらえ動けなくする。そこへヒカルが駆け出し剣にも魔力を流し木の壁ごとコアの上の方を切り裂きコアを蹴り上げた。コアは空中に飛び上がり
「苛烈なる火柱よ、敵を焼き尽くす槍と化せ【フレイムジャベリン】」
ローラのフレイムジャベリンにより貫かれた。
「よし」
「倒したの」
「やったのー」
大きい樹の上ではその戦いを見守っていた一人の冒険者がいた。
「うん、上出来」
というとその冒険者は姿を消した。
休憩や戦闘を行いつつ2時間後森の奥でついに発見した。
クローントレントは全体的にトレントよりは小ぶりだった。ただし
「ねぇ、コアの魔力が感じないんだけど?」
「えっ?じゃあコアはどこ?」
「もしかすると戦闘を始めたら出てくるかもしれないの」
「そうだね。じゃあトレントと同じ作戦で」
そしてヒカルはクローントレントに向けて走り出した。クローントレントはヒカル気づきツタで攻撃してきた。その速度はトレントとは比にならなかった。
(はやい!)
ヒカルはあまりの速さに驚きつつ必死に避け前進する。クローントレントがヒカルに意識を向けている間ミミとローラは背後に回り魔法を放った。
「放て火球【ファイアボール】」
2人のファイアボールがクローントレントに直撃し木を吹き飛ばした。クローントレントは二人に気づき振り返る。その隙にヒカルはクローントレントの根元に切り込みを入れる。しかし数秒後
「嘘!」
ヒカルが傷つけた根元の部分は元に戻っていた。そればかりかミミとローラのファイアボールのダメージも少しずつ回復していた。クローントレントは3人に向けてツタを伸ばす。3人共どうにかかわすが、回避に集中しなければいけないため攻撃ができなくなった。
幾度かツタの攻撃をかわしていたがこれではダメだと考えローラは無理やり魔法を放った。
「放て火球【ファイアボール】」
ファイアボールはクローントレントに当たる。しかしクローントレントはツタをローラに伸ばし吊し上げてしまった。
「ローラ!」
ヒカルは直ちにツタを躱しローラへ近づいた。そしてツタを切りミミとローラに一度撤退することを伝えた。二人はうなづくと街を目指した。
やっぱり無理だったか
それが木の上から見たヒカルたちとクローントレントとの戦闘での俺の感想だった。ただ撤退の判断は間違っていなかった。あのまま戦っていたら逃げることもできなかっただろう。さて、これからが大事だぞ、ヒカル、ミミ、ローラ。今の戦いから何を学んだかな
3人は宿屋のミミとローラの部屋に集まるとベッドに倒れ込む。
「何、あれ、強すぎ」
「傷が回復するなんて思わなかったの」
「まず問題はコアの位置だよなあ。なぜ魔力感知でわからなかったんだろう?」
そして3人は考え込む。
「そういえばクローントレントが傷を治すとき根元から魔力を感じたの?」
「根元?ていうことは根元にコアが?」
「コアみたいな魔力の塊は無かったの」
「ということは地面?・・んっ?まさか」
と何かに気づいたヒカルは外に飛び出した。ミミとローラは何事かと思いつつヒカルを追いかけた。ヒカルに追いつくとヒカルは地面を掘り何かを埋めていた。
「どうしたの、ヒカル。急に飛び出すなんて」
「ごめんごめん。ちょっと魔力感知してみてくれない」
ヒカルは追いついたミミとローラに魔力探知をするように頼んだ。二人は不思議に思いつつ魔力探知を行う。その結果
「何も反応はないわよ?」
「そうなの」
とミミとローラが反応するとヒカルは地面を掘り出した。そこには魔力で探知できるはずのゴブリンの魔石があった。
「「どういうこと(なの)?」」
ヒカルは自分が気づいたことを話し始めた。
「今の僕たちの魔力探知の範囲って目に見える範囲を横に広げた感覚なんだよ。でもクローントレントのコアは見つけることができなかった。なぜなら探知範囲外の地中に埋まっていたから。ここで思い出したんだけど翔さんが魔法は使用者の感覚により変化するって言っていた。だから探知する感覚を横に伸ばすんじゃなくて自分を中心に球状になるみたいに広げて見たんだ。するとばっちり探知で来た」
そう説明しながらヒカルは魔力探知を行った。すると光の魔力探知の範囲は球状に広がり地面にある魔石も探知できた。二人も言われるとおりに行うと同様に魔力探知できるようになった。しかし
「これは結構魔力使うね」
「そうなの」
「うん。多分慣れていないから余計に魔力を使っちゃうんだね。だから今日1日はこれの訓練をしながら作戦を立てたいんだ」
「「賛成なの」」
そして3人はリベンジに向けて動き始めた。期限まで残り2日
翌日3人は3たび森の中に入った。1時間後クローントレントを見つけた。3人は魔力探知を行った。すると地中に魔力反応を確認した。三人はうなずくと昨日考えた通りに動き出す。ヒカルはクローントレントの前に飛び出す。しかし以前とは違い後ろにはミミとローラがいる。
クローントレントは光たちに気づくとツタを伸ばして攻撃してくる。ヒカルはそのツタを剣と盾ではじいていく。その間ミミとローラは魔法を使っていく。
「「火球を放て【ファイアボール】」」
ただし今度の的はクローントレントではない。地面である。
ドーン
とミミ、ローラのファイアーボールで地面はえぐられていく。その攻撃に危機感を感じたのかミミとローラに攻撃を集中するクローントレント。しかしヒカルがその攻撃をうまくはじく。何回か地面に魔法を当てるとそこから色のついた根が見えてきた。アレがクローントレントのコアである。しかしクローントレントはコアが露出するとコア周辺に木が重なり合いコアを守る壁となった。そこでミミは魔法を変える。
「水の鞭よ敵を捕らえよ【アクアウィップ】」
水の鞭がクローントレントをとらえ動けなくする。そこへヒカルが駆け出し剣にも魔力を流し木の壁ごとコアの上の方を切り裂きコアを蹴り上げた。コアは空中に飛び上がり
「苛烈なる火柱よ、敵を焼き尽くす槍と化せ【フレイムジャベリン】」
ローラのフレイムジャベリンにより貫かれた。
「よし」
「倒したの」
「やったのー」
大きい樹の上ではその戦いを見守っていた一人の冒険者がいた。
「うん、上出来」
というとその冒険者は姿を消した。
0
あなたにおすすめの小説
やさしい異世界転移
みなと
ファンタジー
妹の誕生日ケーキを買いに行く最中 謎の声に導かれて異世界へと転移してしまった主人公
神洞 優斗。
彼が転移した世界は魔法が発達しているファンタジーの世界だった!
元の世界に帰るまでの間優斗は学園に通い平穏に過ごす事にしたのだが……?
この時の優斗は気付いていなかったのだ。
己の……いや"ユウト"としての逃れられない定めがすぐ近くまで来ている事に。
この物語は 優斗がこの世界で仲間と出会い、共に様々な困難に立ち向かい希望 絶望 別れ 後悔しながらも進み続けて、英雄になって誰かに希望を託すストーリーである。
無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。
異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?
石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます!
主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。
黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。
そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。
全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。
その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。
この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。
貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる