学園奴隷《隼人》

かっさく

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性奴隷は、女装デートをする。

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今日の放課後に学園長室へと来なさいとメールを送られていた。今日も特別なプレイをする事もなく、生徒達十数人との相手をした後に学園長室へと向かった。尿道を責められたり馬に犯されたりすることは結構稀なことで、普段は性奴隷らしく、生徒達の性欲の処理をしているだけだった。それに、この前の出来事から学園長が生徒達に『一度に二人以上挿れるな』と命令してくれたお陰でアナルがガバガバになってしまう事も無くなった。まあその分アナルに入れられながら口でももう一本加えなければいけなくなったので、二輪挿しをされる方がマシだったかもしれないけれど・・・
通い慣れたと言っても過言では無い学園長室に入ると、いつものように学園長が威厳を放ちながら堂々と座っていた。貫禄のある表情で、言われなければ高校生を買って性奴隷にしているなんて考えもつかないだろう。

「隼人、今週の日曜日は空いているか?」

「え、日曜日ですか?」

嫌な予感がした。そんなことを聞くと言うことは、日曜日に何かをされると言うことだろう。確かに予定は空いているが、正直に言おうか少しだけ迷った。ただ、ここで嘘をついたとしてもバレた後のことが怖い。自分自身、嘘をつくことは下手くそだと自覚しているので仕方なく本当の事を言った。

「はい、空いてますけど・・・・」

「そうか。なら二人でデートしようか」

「・・・・・・え?」

そう言った学園長は、悪戯っ子のような笑みを浮かべていた。



日曜日になり、二人で都心部へと来ていた。学園のある場所は都心部の周辺で、スーパーやコンビニなども揃っているので都心部に来ることは初めてだった。高層ビルが立ち並び、つい見上げてしまいそうになるが学園長はこちらを気にしないまま早足で歩いて行ってしまうので、それに必死に付いて行った。

「お父様、どこへ向かっているんですか?」

「服を買ってやろうと思ってな。ほら、女の子は服が沢山いるだろう?好きなものは何でも買ってやるから楽しむと良い」

学園長は、僕のことを『女の子』と言った。普段なら間違っていると言えるが、今の僕の格好を考えると一概に間違っているとも言えなかった。だって、今の僕は女性の格好をしているからだ。

「要らないです!だから、もう帰りたい・・・」

「何か言ったか?」

学園長が大通りの真ん中で足を止め、こちらを振り返った。人が沢山行き来するような場所で足を止めれば、注目されるのは当たり前だ。

『うわ、あの子めっちゃ可愛い』『ナンパしてくるか?』『隣にいるの誰だろうな、父親か?なら無理そうだな』

そんな声が聞こえてくるが、視線を感じて恥ずかしさに頬を赤く染める隼人には聞こえていなかった。ただ、自分の格好が変で見られているだろうことくらいしか分からない。

「ごめんなさい\\っ、早く行きたいです・・\\\」

「分かった」

膝上丈の、決して短すぎる程では無いスカートが捲れないよう、必死に両手で押さえながら歩いた。スカートの下には、女物のパンツを履いている。レースがふんだんに使われた、肌触りの良い高級な白のパンツだ。幾ら僕のペニスが小さいと言っても、スカートを捲られれば男だと言うことがバレてしまうだろう。女ものを着ているのはパンツだけじゃなく、下着全て女性用のものだった。そう、隼人は今ブラジャーを付けていた。
下着だけは女性用の物を付けたくはないと抵抗したのだが、『下手に胸がないと直ぐに男だとバレてしまう。周りから女装をしている男だとバレるのは嫌だろう?』と諭されて仕舞えば首を縦に振らざるおえない。なので、胸板に直接ヌーブラを付け、その上からヌーブラが剥がれないようにパンツと同じ白のブラジャーを付けていた。サイズとしてはAカップ程しかないが、それでも胸があると言う事が違和感だった。因みに、パンツはその場の流れで何故か女物にされていた。

「あの、お父様\\」

「なんだ?」

こんな姿で外に出る事が恥ずかしくて、二十秒に一回は学園長に話しかけてしまっていた。遂に学園長は立ち止まることもなく、歩きながら僕の話を聞いた。

「変、ですよね?こんな格好・・・\\着替えたいです・・・・」

「変じゃないよ。どこからどう見ても可愛い女の子だ、自信を持ちなさい」

「そんな訳ないです!\\」

幾ら学園長に言っても、全く取り合ってはくれなかった。かかとの無い靴を履いているお陰で歩きにくくは無いが、最小限の面積しかないようなパンツとスカートを履いているお陰で、股下がスカスカしていて心許なかった。ただ、心許ないのはスカートだけじゃない。あろうことか、前髪までピンで固定されてしまったのだ。これでは顔が周りに丸見えだ。初夏の日差しが目に入ってきて、いつも前髪で目元を覆っている僕には眩しいくらいだった。

「学園長、せめてこのピンは外して良いですか?」

「ダメだ」

「そんなっ!!\\」

うう、周りからの視線が痛い。どうせ似合っていないと笑われ、貶されているのだろう。ただ似合っていないだけならこれだけ視線を集めることも無いだろうから、とてつもなく似合っていないのだろう。それもそうだ、男の僕が女の格好をしているんだから似合っているはずがない。恥ずかしくて今すぐにでも逃げ出してしまいたかった。

「ここだ、着いたよ」

「ここですか?」

イメージ的には、売っている服全てが高そうな店に連れてこられるかと思っていたが、流行りの服が並べられているような普通の服屋さんだった。
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