学園奴隷《隼人》

かっさく

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性奴隷は、我慢を強いられる。

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「昇くん、おはよう」

朝目が覚めると、随分前に起きていたのか俺の隣で隼人が座っていた。

「おはよう」

ベッドのすぐ横にあるカーテンを開ければ、マンションの最上階ということもあり朝日がよく差し込んだ。暖かい光が隼人の黒髪を照らし出す。シャッターを切りたくなるくらいに絵になる光景なのに、長い前髪のせいで表情がよく見えず、台無しになってしまっていた。

「なっ、何するの!?」

つい手で前髪を持ち上げ、顔を見ようとしてしまった。隼人は焦った声を出し、俺の手を追い払おうと体を後ろへとずらしたせいで少ししか顔が見られなかった。

「なんで前髪伸ばしてんの?」

「それは、顔を見られたくないから」

「なんで?」

隼人が不細工だったなら理由が分かるが、その真逆なので顔を隠す意味がわからない。
俺が聞くと、答えたくないと言うふうに首を横に振った。

「あっそう」

まあ別に、無理に聞き出すほど気になるわけでもないしこれ以上追求はしない。

「ご飯食べてから帰るよな?」

「いいの?」

「いいよ。まあパンと卵とベーコンくらいしか無いけど。飲みたかったらコーンスープもあるけど」

「充分だよ、ありがとう」

使い捨ての歯磨きを渡すと隼人は歯を磨いていた。
それからご飯を食べると自分の着てきた服に着替えて、もう家に帰るようだった。

「次は着替えも持ってこいよ」

「次もあるの?」

「当たり前だろ。お前は俺の奴隷だからな」

冗談半分で言っただけなのに、本気に捉えたのか少し落ち込んだ顔をした。

「分かった」

「じゃあまたな」

「うん」

次はいつ呼び出すかも決まっていない。隼人は女とは違ってどれだけ適当に扱っても怒らないから便利だった。それに、女を喜ばせる為にブランド物のバッグなどをプレゼントする必要もない。飽きたら関わらないだけだし、またしたくなったら呼び出せば良いだけだ。セフレとしては、便利な相手だ。一つ難点を挙げるとしたら、それは隼人が男だと言うことだけだ。美少年ではなく美少女だとしたら、俺も少しは扱いが変わっていただろうな。
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