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第一章 MA・DA・O ~マトモに生きないダメ男~
第5話 まく☆あい。
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『ツー、ツー、ツー・・・・・・』
電話を切るなり、男は携帯電話の電源も切った。“あっち”では電気なんてコンセントに挿せばいくらでも使い放題だろうが、生憎“こちら”ではそこまでの水準には至っていないのだ。
───“あっち”と“こっち”。双方の世界が繋がってから二十年近く経ってはいるが、新しく革命的な“あっち”の技術に途惑う者が多く、農業、漁業、建築などの整備もまだ完全には整っていない。
用済みになった携帯を、男は懐にしまう。流石に連絡に不便では困ると小型の人工衛星を安く買い付けて各地に設置し、中継点となる“門”の隣には電波塔を建てて通信はできるようにしてはいるが、それも限られたごく一部の人間しか通信機器を持っていない。こういう身内に連絡する時か、よほどの緊急事態でしか使用することはないのだ。
ちなみに、それ以外の機械類は一切流通していない。“門”の大きさは縦二メートル、横一メートルほど。車や農耕用のトラクター等は大きすぎて通らないので、未だに街道を走るのは馬、空を飛ぶのは竜のお仕事である。自転車やバイクという手もあるにはあったが、男はその考えを取らなかった。
・・・・・・インターネットで繋がれるからといって、顔を合わせなくても平気になるように。大事な人から毎朝受け渡されていた弁当が、いつしか渡された金で買ったコンビニのものに変わってしまうように。
利便さを追求すれば必ず、その時間を短縮しただけの過程が、失われてしまう。それがどれだけ無駄なものだろうと、大切なものだろうと、人は構うことなく省略し、捨てて失って忘れていく。“こっち”の世界の綺麗な空気を、雄大な景色を、街往く楽しげな人々の笑顔を、男は汚い排気ガスや騒々しいクラクション音、乱雑な路上駐車なんかで壊したくはなかったのだ。
「・・・・・・はあぁ・・・・・・、やっちまった・・・・・・」
「なんだよ、またケンカしたのか? 話聞いてやるからほら、早く振れ」
ぴょこんと飛び出た腰の剣を引き抜き、男は素振りを始める。いつ何が起こってもいいように、暇を見つけては刀を振る。男の日課であった。
「・・・・・・ったく、お目付け役つけたくらいであんなに怒らなくても良いじゃねえか・・・・・・、ただでさえかわいいかわいい一人娘が“取締”なんて物騒な仕事に就くの許してんだから、そのくらいはさぁ?」
「まあありゃお前さんの娘ってよりかは嬢ちゃんの娘って感じだからね、跳ねっ返るのも仕方ねえさ。 ・・・・・・んで、今回の火種もやっぱあのくだんねえ呼び方の話からか?」
「くだんなくなんかねえよ! 剣のお前にはわかんねえかもしれねえけど、日本じゃ一般的に父親のことはみんな“お父さん”って呼ぶのッ!」
「だからって、“お父様”もそう変わらねえと思うんだが」
「全ッ然ちがぁうッ!! 何で“様”があるんだよ!? 俺はずっと前から“お父さん”って呼んで欲しかったのに、物心ついたときには“様”だよ“様”っ! 誰だよこんな他人行儀な呼び方始めた奴ッ!」
怒りに力んだためか、ブンブンブンと風を切る音が次第に高く、早くなっていく。傍から見ているものがいれば驚愕していただろう。素振りをしているはずなのに、その刀身は存在していない。人の目で追える速度を、男が振る剣は超越していた。
「わかった、わかったから落ち着け相棒。ペース配分考えろ」
「落ち着けるわけねえだろが!『お父さん』『なんだい?』『えへへっ、なんでもなーい♪』の夢の三連コンボもされたことねえんだぞ俺はッ! ふざけんなよファンタジー、俺の、“お父さん”を返、せ・・・・・・」
「いや、お前さんが国王だから体裁保つため仕方ねえってもん・・・・・・、ってほらみろバテた、いわんこっちゃねえ」
顔を真っ赤にした男・・・・・・国王は、深呼吸しながらも次第にその荒い呼吸を整える。
「はぁ、はぁ・・・・・・。・・・・・・それにしてもあの勇氏が脱税、か・・・・・・」
「脱税? なにをだ?」
「ワインだよ、嗜好品だから特に関税高いんだ。・・・・・・それにしても、どれだけ飲みたかったんだよあいつ・・・・・・」
再び剣を構えなおしながら、国王は思う。一体誰が思うだろう? まさか麻薬の密輸のように、身体に隠して持って行ったなんて。
「あんな方法よく思いついたな。ま、あいつらしいといえばあいつらしいか・・・・・・」
発覚した理由は二つ。一つ目は、酒蔵から数種類のワインの口が切断され、「中身だけ」抜き取られてあったこと。二つ目は、その代金とでも言わんばかりに律儀に金貨が置いてあったこと。三つ目は・・・・・・
「こんな芸当出来るのは自分だけ、ってあいつ自覚してないんだろうな・・・・・・」
無くなったワインは五十本。もしワインを他の容器に移し替えたとしてもかなりかさばる量だ、近衛兵に訝しまれるだろう。というか金を置いていったのだ、泥棒に入ったのではあるまい。となれば、実行犯は限られてくる。
・・・・・・まったく、どこかヌケているというか、何というか・・・・・・。
「それにしても、すっかり変わっちまったな。昔はもっと真面目なやつだったのに・・・・・・」
「まあ、あいつにも色々あったんだよ」
「え、お前知ってるのか?」
国王の手が止まる。長い付き合いをしている剣は相方の驚きを悟ったのか、国王にそのまま自分を振り続けるよう促し、話を続ける。
「細かいことは知らねえよ? でも、あいつがいつ頃からおかしくなってきたのかは知ってるぜ? ・・・・・・そうそう、ちょうど二年くらい前だった、かな。いきなりあいつ、仕事断り始めたんだよ。それから次第にグダグダしてきて、俺をお前さんのところに返しに来たんだ。“もう僕は剣をあまり振らないので、師匠のところに帰った方が良いと思います”ってな。俺もあいつの戦い方に飽きてきたから丁度よかった」
「それで、あいつの様子はどうだったんだ?」
「本ばっかり読んでたね、それもずーっと同じ本ばっか。一日中部屋の中をグルグル回ったり、三日くらい飯食べずに酒飲んで寝るを繰り返したりもしてた」
「思い当たるきっかけとかないのか?」
「さあね、俺剣だもん。そんなこと言われたってわかんねえよ」
「そうだよな・・・・・・っと、今日はこんくらいにしとくか」
国王はそう言うと剣を鞘に収める。しかし物足りないのか、剣は愚痴をこぼした。
「・・・・・・なあ、また近衛とかとチャンチャンバラバラしねえのか? もうそろそろ腕が鈍ってるかもしれねえぜ?」
「つい最近したばっかりだろ。そんなに言うならまた勇氏のとこ行って、思う存分暴れてくりゃあいいじゃねえか。“剣を振らない”つっても流石に俺よりかは多いだろ?」
「だから飽きちまったんだよ。最初はすげえ楽しかったんだけど、何かなぁ・・・・・・」
「何かって?」
世界を救った英雄に、伝説の剣は正直に思った感想を伝える。
「あいつの“戦闘”は戦いじゃねえ、ただの一方的な殲滅だよ」
電話を切るなり、男は携帯電話の電源も切った。“あっち”では電気なんてコンセントに挿せばいくらでも使い放題だろうが、生憎“こちら”ではそこまでの水準には至っていないのだ。
───“あっち”と“こっち”。双方の世界が繋がってから二十年近く経ってはいるが、新しく革命的な“あっち”の技術に途惑う者が多く、農業、漁業、建築などの整備もまだ完全には整っていない。
用済みになった携帯を、男は懐にしまう。流石に連絡に不便では困ると小型の人工衛星を安く買い付けて各地に設置し、中継点となる“門”の隣には電波塔を建てて通信はできるようにしてはいるが、それも限られたごく一部の人間しか通信機器を持っていない。こういう身内に連絡する時か、よほどの緊急事態でしか使用することはないのだ。
ちなみに、それ以外の機械類は一切流通していない。“門”の大きさは縦二メートル、横一メートルほど。車や農耕用のトラクター等は大きすぎて通らないので、未だに街道を走るのは馬、空を飛ぶのは竜のお仕事である。自転車やバイクという手もあるにはあったが、男はその考えを取らなかった。
・・・・・・インターネットで繋がれるからといって、顔を合わせなくても平気になるように。大事な人から毎朝受け渡されていた弁当が、いつしか渡された金で買ったコンビニのものに変わってしまうように。
利便さを追求すれば必ず、その時間を短縮しただけの過程が、失われてしまう。それがどれだけ無駄なものだろうと、大切なものだろうと、人は構うことなく省略し、捨てて失って忘れていく。“こっち”の世界の綺麗な空気を、雄大な景色を、街往く楽しげな人々の笑顔を、男は汚い排気ガスや騒々しいクラクション音、乱雑な路上駐車なんかで壊したくはなかったのだ。
「・・・・・・はあぁ・・・・・・、やっちまった・・・・・・」
「なんだよ、またケンカしたのか? 話聞いてやるからほら、早く振れ」
ぴょこんと飛び出た腰の剣を引き抜き、男は素振りを始める。いつ何が起こってもいいように、暇を見つけては刀を振る。男の日課であった。
「・・・・・・ったく、お目付け役つけたくらいであんなに怒らなくても良いじゃねえか・・・・・・、ただでさえかわいいかわいい一人娘が“取締”なんて物騒な仕事に就くの許してんだから、そのくらいはさぁ?」
「まあありゃお前さんの娘ってよりかは嬢ちゃんの娘って感じだからね、跳ねっ返るのも仕方ねえさ。 ・・・・・・んで、今回の火種もやっぱあのくだんねえ呼び方の話からか?」
「くだんなくなんかねえよ! 剣のお前にはわかんねえかもしれねえけど、日本じゃ一般的に父親のことはみんな“お父さん”って呼ぶのッ!」
「だからって、“お父様”もそう変わらねえと思うんだが」
「全ッ然ちがぁうッ!! 何で“様”があるんだよ!? 俺はずっと前から“お父さん”って呼んで欲しかったのに、物心ついたときには“様”だよ“様”っ! 誰だよこんな他人行儀な呼び方始めた奴ッ!」
怒りに力んだためか、ブンブンブンと風を切る音が次第に高く、早くなっていく。傍から見ているものがいれば驚愕していただろう。素振りをしているはずなのに、その刀身は存在していない。人の目で追える速度を、男が振る剣は超越していた。
「わかった、わかったから落ち着け相棒。ペース配分考えろ」
「落ち着けるわけねえだろが!『お父さん』『なんだい?』『えへへっ、なんでもなーい♪』の夢の三連コンボもされたことねえんだぞ俺はッ! ふざけんなよファンタジー、俺の、“お父さん”を返、せ・・・・・・」
「いや、お前さんが国王だから体裁保つため仕方ねえってもん・・・・・・、ってほらみろバテた、いわんこっちゃねえ」
顔を真っ赤にした男・・・・・・国王は、深呼吸しながらも次第にその荒い呼吸を整える。
「はぁ、はぁ・・・・・・。・・・・・・それにしてもあの勇氏が脱税、か・・・・・・」
「脱税? なにをだ?」
「ワインだよ、嗜好品だから特に関税高いんだ。・・・・・・それにしても、どれだけ飲みたかったんだよあいつ・・・・・・」
再び剣を構えなおしながら、国王は思う。一体誰が思うだろう? まさか麻薬の密輸のように、身体に隠して持って行ったなんて。
「あんな方法よく思いついたな。ま、あいつらしいといえばあいつらしいか・・・・・・」
発覚した理由は二つ。一つ目は、酒蔵から数種類のワインの口が切断され、「中身だけ」抜き取られてあったこと。二つ目は、その代金とでも言わんばかりに律儀に金貨が置いてあったこと。三つ目は・・・・・・
「こんな芸当出来るのは自分だけ、ってあいつ自覚してないんだろうな・・・・・・」
無くなったワインは五十本。もしワインを他の容器に移し替えたとしてもかなりかさばる量だ、近衛兵に訝しまれるだろう。というか金を置いていったのだ、泥棒に入ったのではあるまい。となれば、実行犯は限られてくる。
・・・・・・まったく、どこかヌケているというか、何というか・・・・・・。
「それにしても、すっかり変わっちまったな。昔はもっと真面目なやつだったのに・・・・・・」
「まあ、あいつにも色々あったんだよ」
「え、お前知ってるのか?」
国王の手が止まる。長い付き合いをしている剣は相方の驚きを悟ったのか、国王にそのまま自分を振り続けるよう促し、話を続ける。
「細かいことは知らねえよ? でも、あいつがいつ頃からおかしくなってきたのかは知ってるぜ? ・・・・・・そうそう、ちょうど二年くらい前だった、かな。いきなりあいつ、仕事断り始めたんだよ。それから次第にグダグダしてきて、俺をお前さんのところに返しに来たんだ。“もう僕は剣をあまり振らないので、師匠のところに帰った方が良いと思います”ってな。俺もあいつの戦い方に飽きてきたから丁度よかった」
「それで、あいつの様子はどうだったんだ?」
「本ばっかり読んでたね、それもずーっと同じ本ばっか。一日中部屋の中をグルグル回ったり、三日くらい飯食べずに酒飲んで寝るを繰り返したりもしてた」
「思い当たるきっかけとかないのか?」
「さあね、俺剣だもん。そんなこと言われたってわかんねえよ」
「そうだよな・・・・・・っと、今日はこんくらいにしとくか」
国王はそう言うと剣を鞘に収める。しかし物足りないのか、剣は愚痴をこぼした。
「・・・・・・なあ、また近衛とかとチャンチャンバラバラしねえのか? もうそろそろ腕が鈍ってるかもしれねえぜ?」
「つい最近したばっかりだろ。そんなに言うならまた勇氏のとこ行って、思う存分暴れてくりゃあいいじゃねえか。“剣を振らない”つっても流石に俺よりかは多いだろ?」
「だから飽きちまったんだよ。最初はすげえ楽しかったんだけど、何かなぁ・・・・・・」
「何かって?」
世界を救った英雄に、伝説の剣は正直に思った感想を伝える。
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