"平凡は正義"が私の信条です。

彩霞

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前置き

第一話

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5歳になったある日、フローリア・リデルは、ふとした拍子に"前世の記憶"を思い出した。

今思えばこれからの為に神様が武器として戻してくれたのではないか。

フローリアはそう思っている。

前世ではフローリアは、普通の一般庶民であった。田舎で農家の優しい両親の間に生まれ、結婚相手も好きあったひととで、幸せで、満ち足りた人生を終えた。

と、思ったら次は赤ちゃんだった。

フローリアはこの記憶を思い出したとき、あまりの情報の多さに知恵熱を出して寝込んでしまった。

それに後から聞くと1週間ほど目覚めなかったらしい。

とても今世の両親に、ユリウスに、心配されたが、でもそのお陰でフローリアは色々情報が整理できた。

今世の世界を説明すると、魔法が存在し、階級制度も存在している。

そしてこの国を統治するのは王様である。

ユリウスは普段冷静なのにこのときはあわてふためいて、フローリアにうざいほど大丈夫か聞いてきた。

そしてフローリアはあぁうざいなぁと思いつつもユリウスが落ち着くまで私は大丈夫だよと言い続けた。


とまぁそれはさておき、問題はこの世界でのフローリアの立場が、リデル公爵の娘であることだ。

平凡でありたいと望んでいるのだけど、まぁ無理である。

前世が庶民であるフローリアにとって他人に頭を下げられるのはむず痒い。

こんなのってない!!

そうフローリアは自室で叫んだ。

(余談であるがその叫びを聞いた家族が駆け込んできた。)

でもまだフローリアは5歳。

これからの行動次第で、多少は目立たずに生きられるはずだ。

だからめんどくさい人とできるだけ関わらず、平凡に過ごす事をフローリアは心に誓った。

ちなみに下に紹介されているのはできるだけ関わりたくない人たちだ。(兄は除外するが)

一人目は、フローリアの双子の兄のユリウス・リデル。リデル公爵家の嫡男で、クールで頭がいい。

二人目は、レイジェス・カルリメラ。
チャラチャラしてて女好き。フローリアの嫌いなタイプ。この国の宰相の息子でカルリメラ侯爵家の嫡男。出来れば一番関わりたくない。

三人目は、デュアン・トニトルス。
腹黒く、人を嵌めるのが得意。そして面の皮が厚い。セレンニース王家の第一王子。自分で立ち上げた事業で物凄く稼いでいる。こちらも関わりたくない。

四人目は、ヴィンセント・プロイラ
誰にでも優しくて王子様みたいな人。伯爵家の嫡男で、フローリアの幼馴染み(となる予定)。この人は小さい頃からの友達なら良いかも知れないとフローリアは思っている。

五人目は、グレン・サンタリース
物静かな人で付き合うならこのひとが一番良いかも。隣国カルテッラ皇国の第二王子。でも実はヤンデレだから関わりたくない。


以上であるが、まぁユリウス以外は一括して関わりたくないことには変わりない。

それまではできるだけめんどくさい人を避けて避けて避けまくって、平凡にいきたいと思います。

それがフローリアの信条 「平凡は正義」 ですから。







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