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第四章
第百二十六話 祈りの依頼 ギルドマスターへの依頼
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「フォルティシモ様、戻る時は迎えに来てくださいね? 約束ですよ? 破られたら本気で泣きますからね?」
「分かった。行けなかったら望郷の鍵を使え」
「今すぐ泣きたくなりました」
アクロシアへ戻って来た後、ラナリアが上目遣いで念を押してきた。心配なのであれば従者の誰かを護衛に付けると言ったのだが、今回ばかりは貴族社会を泳ぐに当たり具合が良くないのだと言う。
フォルティシモたちは早々にアクロシア王都へ戻っている。まずは公園を交代で待機していたらしいシャルロットやその部下たちと一緒に、ラナリアが王城へ戻っていくのを見送った。
「昨日の今日で戻ってくると不思議な感じです」
「言われて見ると、そこらの冒険者がダンジョンに潜って帰ってくるよりも早いな」
「そうですね」
キュウが微笑なのか苦笑なのか分からない表情をした。
フォルティシモやピアノにとって、アクロシア王都は特別な街である。桁外れの数のプレイヤーの露店が盛んで、ほとんどの季節イベントがアクロシア王都から始まり、最も人口密度の高い街であり、一日一回は何気なく足を運んで様子を見る街だ。
しかしキュウは一昨日、知り合いに挨拶を済ませていたようだった。危険な冒険者稼業からすれば河岸を変えるのは一生の別れに等しい挨拶となる。キュウの立場を考えれば、カイルやフィーナを誘うのにキュウを連れてきたのは可哀相だったかも知れない。
大した用事もないのにアクロシアへ戻るのにキュウを連れて行くと言ったのはフォルティシモだし、つうもエンシェントもセフェールも一切反対しなかった。本音を言えばキュウが嫌だと言っても連れてきてしまったかも知れないので、それは考えるだけ無駄だ。考えるのであれば、話す時にフォルティシモの都合であることを強調して、キュウにとっては不本意な帰還であることを理解して貰えるようにすることだろう。
連れ立っているのは、キュウ、エンシェント、セフェール、アルティマだ。帰って来た時はピアノも一緒だったが、ピアノは仲間たちと話すと言ってさっさと立ち去っていった。
人選は、もちろんカイルたちを知っているか否かだ。リースロッテがかなり不満そうにしていたけれど、リースロッテはカイルやフィーナたちと顔を合わせたことはあっても、まともに会話したことがないらしいので除外した。
「エン、セフェ、アル、カイルたちを探してくれ。キュウは俺とギルドだ」
「了解」
「了解ですよぉ」
「任せるのじゃ」
「はい」
三人の従者が探す場所を話し合っている内に、フォルティシモとキュウはギルドへ向けて歩き出す。
ギルドへやって来ると、一階を歩いていたギルド職員がフォルティシモを見て悲鳴を上げた。
「ひっ、ひやあぁぁ!」
ギルド職員はそのまま階段を駆け上がっていってしまう。
「なんだ?」
「調べます」
「そこまでしなくていいぞ」
どうせキュウとアルティマを間違えたというオチだろうと思い、ギルド職員の行動をそれ以上気に掛けることもなく、総合受付のようなカウンターに向かった。
受付は見目の良い若い女性が座っている。
「ギルドマスターに用事がある。約束したわけじゃないが話せないか?」
「はい。こちらでお名前とご用件を承り、問い合わせいたします」
「フォルティシモだ。用件は―――」
「ふぉ、フォルティシモ!?」
受付嬢は目を見開いて驚きを露わにする。
「ど、どど、どのようなご用件でしょうか!?」
「ギルドマスターに直接依頼をしたいんだが」
「いえ! 申し訳ございません! すぐにお呼び致しますので部屋にご案内いたします!」
別の職員が割り込んできた。
「そうか。キュウも行くぞ」
「はい」
職員に案内されながらいつも通される応接室に入り、何気なくいつもの椅子に座ると、ほとんど時間差なしにギルドマスターが現れた。
「よお。別の街に泊まるんじゃなかったのか?」
「ああ、昨日は『浮遊大陸』で寝泊まりしたぞ」
「なんつうか、常識を求めるべきじゃなかったな」
ギルドマスターが向かいに座り、三人分の飲み物が出されてからフォルティシモは話し始めた。
「実はギルドマスターに依頼があるんだが」
「俺に? お前が?」
ギルドマスターは顎に手を当てて考え、思い出したように口にする。
「ああ、ランクの件か。悪いんだが、もう少し待ってくれないか? お前専用のランクを作ろうって話になってんだ」
「本来の話とは違ったが詳しく聞きたい」
「大した話じゃあない。お前の力を考えたら、Aランクでも足りないくらいだからな。それなら専用のランクでも作っちまおうってなった」
「良い考えだな。けど、専用じゃなくていい。だから俺の仲間のピアノって奴も一緒にランクアップできるように進めてくれ。ベースレベルも覚醒も俺と同じだし、戦闘スキルも有用なのはほとんど変わらない。まあ装備や従者、施設のせいで俺のがかなり強いけどな」
ピアノを仲間として紹介できることが少しだけ嬉しい。機嫌良く話しているだけなのに、ギルドマスターから引かれてしまっている気がするのが少々不満だ。
「お、おう、分かった」
「空いた時間でギルドに寄るように言っておく」
フォルティシモはギルドマスターの返答に満足して、情報ウィンドウを起動し、ピアノへメールを打っておく。
「それで本来の話ってのはなんだ?」
「そうだ。なんと言うかな。俺が指定する期間の間、儀礼に則って行動をして欲しい、頭の中も」
「俺は無宗教だ。宗教家を紹介するんじゃ駄目か?」
「………言い辛いんだが、神じゃなくて俺を崇め奉って欲しい。期間は場合によったら数日間。その分の依頼料は払う。相場は分からないが、割高でも構わない」
ギルドマスターが天井を眺め、それから頭を抱えた。
「意味がわかんねぇ」
「依頼には事情を聞かない、口外しないって条件も付く。こういう依頼は信頼がある相手じゃないと頼めないだろ?」
「俺を信頼してくれんのは嬉しいが、ラナリア様は知っているのか?」
「ラナリアには事情も話した。シャルロットと、あとケリーなんとかとか言う騎士を連れて来て貰う予定だ」
「………その人選ってこたぁ、お前の知人が依頼を受注する条件か」
「とりあえずは」
ギルドマスターは「ちと待っててくれ」と言って席を立つと、部屋から出て行き、少しして紙の束を持って戻って来た。
「その依頼の緊急度はどんくらいだ?」
「今日か明日中」
「いくらなんでも早すぎだろ」
「忙しいのか?」
「殺人的に忙しい」
ノータイムで返答されて苦笑いも返せない。エルディンのごたごたがあったと思ったら、大陸各地で問題が発生、アクロシアではベッヘム公爵が反乱を起こした。こんな時にギルドマスターが何日間も出掛けるのは困るだろう。
「そうか。ならいい」
「いいのかよ!?」
「忙しいんだろ?」
「いや、いいなら、いいけどよ」
釈然としない表情のギルドマスター。フォルティシモもギルドマスターしか当てが無いのならどんな手を使ってでも連れて行くものの、シャルロットやカイルたちのような別の当てがある。
そもそも信仰心エネルギーと呼べるものを集めることが目的なので、殺人的に忙しいとまで言う者を連れて行っても頭の中は仕事のことばかりで集中できず、期待した結果を得ることはできない。
「時間を取らせて悪かったな」
「いや、こっちこそ力になれなくてすまん」
「分かった。行けなかったら望郷の鍵を使え」
「今すぐ泣きたくなりました」
アクロシアへ戻って来た後、ラナリアが上目遣いで念を押してきた。心配なのであれば従者の誰かを護衛に付けると言ったのだが、今回ばかりは貴族社会を泳ぐに当たり具合が良くないのだと言う。
フォルティシモたちは早々にアクロシア王都へ戻っている。まずは公園を交代で待機していたらしいシャルロットやその部下たちと一緒に、ラナリアが王城へ戻っていくのを見送った。
「昨日の今日で戻ってくると不思議な感じです」
「言われて見ると、そこらの冒険者がダンジョンに潜って帰ってくるよりも早いな」
「そうですね」
キュウが微笑なのか苦笑なのか分からない表情をした。
フォルティシモやピアノにとって、アクロシア王都は特別な街である。桁外れの数のプレイヤーの露店が盛んで、ほとんどの季節イベントがアクロシア王都から始まり、最も人口密度の高い街であり、一日一回は何気なく足を運んで様子を見る街だ。
しかしキュウは一昨日、知り合いに挨拶を済ませていたようだった。危険な冒険者稼業からすれば河岸を変えるのは一生の別れに等しい挨拶となる。キュウの立場を考えれば、カイルやフィーナを誘うのにキュウを連れてきたのは可哀相だったかも知れない。
大した用事もないのにアクロシアへ戻るのにキュウを連れて行くと言ったのはフォルティシモだし、つうもエンシェントもセフェールも一切反対しなかった。本音を言えばキュウが嫌だと言っても連れてきてしまったかも知れないので、それは考えるだけ無駄だ。考えるのであれば、話す時にフォルティシモの都合であることを強調して、キュウにとっては不本意な帰還であることを理解して貰えるようにすることだろう。
連れ立っているのは、キュウ、エンシェント、セフェール、アルティマだ。帰って来た時はピアノも一緒だったが、ピアノは仲間たちと話すと言ってさっさと立ち去っていった。
人選は、もちろんカイルたちを知っているか否かだ。リースロッテがかなり不満そうにしていたけれど、リースロッテはカイルやフィーナたちと顔を合わせたことはあっても、まともに会話したことがないらしいので除外した。
「エン、セフェ、アル、カイルたちを探してくれ。キュウは俺とギルドだ」
「了解」
「了解ですよぉ」
「任せるのじゃ」
「はい」
三人の従者が探す場所を話し合っている内に、フォルティシモとキュウはギルドへ向けて歩き出す。
ギルドへやって来ると、一階を歩いていたギルド職員がフォルティシモを見て悲鳴を上げた。
「ひっ、ひやあぁぁ!」
ギルド職員はそのまま階段を駆け上がっていってしまう。
「なんだ?」
「調べます」
「そこまでしなくていいぞ」
どうせキュウとアルティマを間違えたというオチだろうと思い、ギルド職員の行動をそれ以上気に掛けることもなく、総合受付のようなカウンターに向かった。
受付は見目の良い若い女性が座っている。
「ギルドマスターに用事がある。約束したわけじゃないが話せないか?」
「はい。こちらでお名前とご用件を承り、問い合わせいたします」
「フォルティシモだ。用件は―――」
「ふぉ、フォルティシモ!?」
受付嬢は目を見開いて驚きを露わにする。
「ど、どど、どのようなご用件でしょうか!?」
「ギルドマスターに直接依頼をしたいんだが」
「いえ! 申し訳ございません! すぐにお呼び致しますので部屋にご案内いたします!」
別の職員が割り込んできた。
「そうか。キュウも行くぞ」
「はい」
職員に案内されながらいつも通される応接室に入り、何気なくいつもの椅子に座ると、ほとんど時間差なしにギルドマスターが現れた。
「よお。別の街に泊まるんじゃなかったのか?」
「ああ、昨日は『浮遊大陸』で寝泊まりしたぞ」
「なんつうか、常識を求めるべきじゃなかったな」
ギルドマスターが向かいに座り、三人分の飲み物が出されてからフォルティシモは話し始めた。
「実はギルドマスターに依頼があるんだが」
「俺に? お前が?」
ギルドマスターは顎に手を当てて考え、思い出したように口にする。
「ああ、ランクの件か。悪いんだが、もう少し待ってくれないか? お前専用のランクを作ろうって話になってんだ」
「本来の話とは違ったが詳しく聞きたい」
「大した話じゃあない。お前の力を考えたら、Aランクでも足りないくらいだからな。それなら専用のランクでも作っちまおうってなった」
「良い考えだな。けど、専用じゃなくていい。だから俺の仲間のピアノって奴も一緒にランクアップできるように進めてくれ。ベースレベルも覚醒も俺と同じだし、戦闘スキルも有用なのはほとんど変わらない。まあ装備や従者、施設のせいで俺のがかなり強いけどな」
ピアノを仲間として紹介できることが少しだけ嬉しい。機嫌良く話しているだけなのに、ギルドマスターから引かれてしまっている気がするのが少々不満だ。
「お、おう、分かった」
「空いた時間でギルドに寄るように言っておく」
フォルティシモはギルドマスターの返答に満足して、情報ウィンドウを起動し、ピアノへメールを打っておく。
「それで本来の話ってのはなんだ?」
「そうだ。なんと言うかな。俺が指定する期間の間、儀礼に則って行動をして欲しい、頭の中も」
「俺は無宗教だ。宗教家を紹介するんじゃ駄目か?」
「………言い辛いんだが、神じゃなくて俺を崇め奉って欲しい。期間は場合によったら数日間。その分の依頼料は払う。相場は分からないが、割高でも構わない」
ギルドマスターが天井を眺め、それから頭を抱えた。
「意味がわかんねぇ」
「依頼には事情を聞かない、口外しないって条件も付く。こういう依頼は信頼がある相手じゃないと頼めないだろ?」
「俺を信頼してくれんのは嬉しいが、ラナリア様は知っているのか?」
「ラナリアには事情も話した。シャルロットと、あとケリーなんとかとか言う騎士を連れて来て貰う予定だ」
「………その人選ってこたぁ、お前の知人が依頼を受注する条件か」
「とりあえずは」
ギルドマスターは「ちと待っててくれ」と言って席を立つと、部屋から出て行き、少しして紙の束を持って戻って来た。
「その依頼の緊急度はどんくらいだ?」
「今日か明日中」
「いくらなんでも早すぎだろ」
「忙しいのか?」
「殺人的に忙しい」
ノータイムで返答されて苦笑いも返せない。エルディンのごたごたがあったと思ったら、大陸各地で問題が発生、アクロシアではベッヘム公爵が反乱を起こした。こんな時にギルドマスターが何日間も出掛けるのは困るだろう。
「そうか。ならいい」
「いいのかよ!?」
「忙しいんだろ?」
「いや、いいなら、いいけどよ」
釈然としない表情のギルドマスター。フォルティシモもギルドマスターしか当てが無いのならどんな手を使ってでも連れて行くものの、シャルロットやカイルたちのような別の当てがある。
そもそも信仰心エネルギーと呼べるものを集めることが目的なので、殺人的に忙しいとまで言う者を連れて行っても頭の中は仕事のことばかりで集中できず、期待した結果を得ることはできない。
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