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第四章
第百三十九話 ラナリアの母
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フォルティシモから色好い返事を貰えたラナリアは、すぐにアクロシア城へ戻って来た。ラナリアが戻るまでラナリアの自室で待機してくれているシャルロットが出迎える。
「ラナリア様? お疲れのようですが、何か問題が?」
シャルロットが戻ったラナリアを一目見て、驚きの表情を見せた。天空の国と呼ばれるフォルティシモの家から戻るラナリアは、いつも余裕を見せていたはずなので、そのギャップにはすぐに気付かれてしまった。
ラナリアが正直に心情を吐露したとすれば、今回のことは大失敗だった。
マグナに返答した言葉は何の偽りもなく、職人たちの命よりも技術な魂を軽く見ていた。かなり昔からレベル至上主義の世界的風潮があり、武具職人は軽んじられる傾向にあった。そんな中でも、武具職人たちも数十年に渡ってそれぞれのプライドを持ち続けていたのだ。ラナリアの生まれる前からあった彼らの思いを読み違えた。
己やアクロシアの鍛冶師たちへ苛立ちと同時に、フォルティシモがラナリアの願いを聞き入れてくれた嬉しさがあるのが困ったものだ。自分は随分とフォルティシモにやられているらしい。
「少し自己嫌悪になってるだけ」
「この時間にお戻りになったということは、マグナ様への交渉は上手くいったということでしょうか?」
「そこは、いいえ、と答えたいところね。フォルティシモ様の仲介のお陰で、マグナさんに頼むことはできたけれど、フォルティシモ様へお願いする材料と、マグナさんからの信頼を同時に失ってしまったもの」
これまでアクロシアとしては、フォルテピアノとの関係はどうしても引いたものになってしまっていた。何せフォルテピアノは天空を移動する国で、内部に無限の資源がある広大な土地のある異界を持ち、ゴーレムという奴隷以上に従順な労働力を作り出せる上、神の力で創造された次元の違う強者たちが住む国だからだ。
「今まで、どんな国とでも対等以上の関係を結べると思っていたけれど、フォルティシモ様たちは本当に世界が違う方々ね」
「そうですね。しかし安心しました」
「安心?」
「はい。お疲れではありますが、ラナリア様はとても楽しそうにされていますので」
シャルロットに指摘されたラナリアは、自分が笑っていることにようやく気が付いた。
「そうみたいね。私は今でも楽しいと思ってるみたい」
「そういう所を見せれば、フォルティシモ様ももっとラナリア様を意識すると思います」
「あら、これは一本取られた? でもただ女としての弱さを見せても、フォルティシモ様の気は引けないだろうから、難しいところね」
もしもフォルティシモが男が思い描く女の弱さを好む人物であれば、彼が神の力で創造した従者たちの中にそういう人物が居るはず。それが居ないということは、フォルティシモの好みではないと思われた。
キュウだけは微妙なラインだが、フォルティシモがキュウを好むのはもっと別の理由だと思われるので特別枠だろう。
「とにかくフォルティシモ様とマグナさんの気が変わらない内に進めないと。今からお父様に会うからシャルロットも付いてきて」
ラナリアが父親であるアクロシア国王デイヴィッドの私室を訪れると、そこには居るはずのない人物の姿があった。
「お母様?」
王妃マリアナ・フォン・デア・プファルツ・バルデラバーノ・アクロシア。ラナリアと弟ウイリアムの実の母親で、典型的な貴族の所作を身に着けた女性だ。マリアナは政治的な思惑によって嫁ぎ、第三夫人であることもあり、デイヴィッドとマリアナの年齢は親と子供のように離れている。
外見は娘であるラナリアから見ても美しくて羨ましいほどでも、祖父コンラード=バルデラバーノ公爵から蝶よ花よと育てられたせいか、政治の世界に疎く精神的にも弱い。エルディンの侵攻で【隷従】を掛けられてしまい、奴隷という身分に陥った恐怖から塞ぎ込み、実家であるバルデラバーノ公爵領で静養中のはずだった。
「ラナリア、さっき着いたの。あなたが元気そうで良かった」
ラナリアの知るそれよりも痩せた母が、健気にも笑顔を浮かべて見せる。ラナリアが返すのは、一切の曇りの無い笑顔だ。
「お帰りなさい、お母様。お母様のお姿を見ることができて安心できました。ウイリアムも私以上に寂しがっていましたので、顔を見せてあげてください」
「ええ、すぐに行くつもり」
そう言葉にしつつも、マリアナは部屋を出て行こうとしない。父と母の仲は年の差はあれど悪いものではなく、弱った母が父を頼るのはむしろ自然な光景ではあるのだが、それでも愛する息子に到着の挨拶もしないのは違和感がある。
ラナリアの中で、その違和感は一瞬で解消された。
「そうですか。お母様はあの空の大陸を、フォルテピアノを見て、お戻りになったのですね」
「ラナリア」
父デイヴィッドから声が掛かる。そこには批難の感情が込められていた。精神的に弱ってしまった母親に対して、もう少し気遣えないかというものだ。
だがラナリアにマリアナを責めるつもりは全くない。天空の国フォルテピアノ、あれを見て希望を感じるのは責められない。ラナリアだって同じだからだ。
「お母様、フォルティシモ様は偉大なる力をお持ちです」
ここで敢えて言う偉大なる力とは、つまり【隷従】を完全に防ぐ力。実際はフォルティシモから【隷従】を受けているのだが、フォルティシモは何一つ制限を課していないので受けていないのと同義だ。【隷従】を完全に防ぐ方法は、誰かに【隷従】を掛けて貰うか、ひたすらレベルを上げるしかないらしい。
「フォルティシモ様のご寵愛を受けた今の私に、【隷従】の力は及びません。それだけはご安心下さい」
マリアナが最も知りたかっただろう事実だけを伝えておく。この母親はラナリアがわざわざ“フォルティシモ様のご寵愛を受けた今の私”と前置きした理由を理解してくれたかは怪しいところだ。
「お父様、鍛冶師たちの件で進展がありました。マグナさんが鍛冶師と会って頂けるそうです」
「おおっ、本当か? 彼らは座り込みを続けていてな。マリアナが入城するのも手間取ったほどだ。あの武具の製作者に会えば、彼らも満足するだろう」
「ただし条件があります」
「どういうことなのですか?」
ラナリアの話に割り込んで、マリアナが父デイヴィッドへ問い掛ける。
「実は、我が国の鍛冶師たちが天空の国の鍛冶師の技術を教えて貰いたいと言い出しているのだ」
「それは、良いことなのでは?」
ラナリアは父親と一緒に苦笑を漏らす。
騎士団が使う武具、魔法道具は重要な軍事技術だ。アクロシアでもそれが他国へ漏洩しないよう注意を払い、発展のために膨大な研究費を費やしている。大袈裟に言うと鍛冶師たちは、天空の国の軍事技術を寄越せと騒いでいるのだ。
もちろんレベルの問題があるので、そのままの意味ではないけれど、鍛冶師たちの要求は厳しいものである。
「でも、勝手なことを言っているのは鍛冶師の方たちなのですよね? 鍛冶師の方たちに、それは駄目なんだと説明すれば良いのではないのですか?」
「何度もしている。だが聞こうともしない」
「話もさせてくれないなんて、酷い人たちなのですね」
それにはラナリアも同意したい。
「ラナリア様? お疲れのようですが、何か問題が?」
シャルロットが戻ったラナリアを一目見て、驚きの表情を見せた。天空の国と呼ばれるフォルティシモの家から戻るラナリアは、いつも余裕を見せていたはずなので、そのギャップにはすぐに気付かれてしまった。
ラナリアが正直に心情を吐露したとすれば、今回のことは大失敗だった。
マグナに返答した言葉は何の偽りもなく、職人たちの命よりも技術な魂を軽く見ていた。かなり昔からレベル至上主義の世界的風潮があり、武具職人は軽んじられる傾向にあった。そんな中でも、武具職人たちも数十年に渡ってそれぞれのプライドを持ち続けていたのだ。ラナリアの生まれる前からあった彼らの思いを読み違えた。
己やアクロシアの鍛冶師たちへ苛立ちと同時に、フォルティシモがラナリアの願いを聞き入れてくれた嬉しさがあるのが困ったものだ。自分は随分とフォルティシモにやられているらしい。
「少し自己嫌悪になってるだけ」
「この時間にお戻りになったということは、マグナ様への交渉は上手くいったということでしょうか?」
「そこは、いいえ、と答えたいところね。フォルティシモ様の仲介のお陰で、マグナさんに頼むことはできたけれど、フォルティシモ様へお願いする材料と、マグナさんからの信頼を同時に失ってしまったもの」
これまでアクロシアとしては、フォルテピアノとの関係はどうしても引いたものになってしまっていた。何せフォルテピアノは天空を移動する国で、内部に無限の資源がある広大な土地のある異界を持ち、ゴーレムという奴隷以上に従順な労働力を作り出せる上、神の力で創造された次元の違う強者たちが住む国だからだ。
「今まで、どんな国とでも対等以上の関係を結べると思っていたけれど、フォルティシモ様たちは本当に世界が違う方々ね」
「そうですね。しかし安心しました」
「安心?」
「はい。お疲れではありますが、ラナリア様はとても楽しそうにされていますので」
シャルロットに指摘されたラナリアは、自分が笑っていることにようやく気が付いた。
「そうみたいね。私は今でも楽しいと思ってるみたい」
「そういう所を見せれば、フォルティシモ様ももっとラナリア様を意識すると思います」
「あら、これは一本取られた? でもただ女としての弱さを見せても、フォルティシモ様の気は引けないだろうから、難しいところね」
もしもフォルティシモが男が思い描く女の弱さを好む人物であれば、彼が神の力で創造した従者たちの中にそういう人物が居るはず。それが居ないということは、フォルティシモの好みではないと思われた。
キュウだけは微妙なラインだが、フォルティシモがキュウを好むのはもっと別の理由だと思われるので特別枠だろう。
「とにかくフォルティシモ様とマグナさんの気が変わらない内に進めないと。今からお父様に会うからシャルロットも付いてきて」
ラナリアが父親であるアクロシア国王デイヴィッドの私室を訪れると、そこには居るはずのない人物の姿があった。
「お母様?」
王妃マリアナ・フォン・デア・プファルツ・バルデラバーノ・アクロシア。ラナリアと弟ウイリアムの実の母親で、典型的な貴族の所作を身に着けた女性だ。マリアナは政治的な思惑によって嫁ぎ、第三夫人であることもあり、デイヴィッドとマリアナの年齢は親と子供のように離れている。
外見は娘であるラナリアから見ても美しくて羨ましいほどでも、祖父コンラード=バルデラバーノ公爵から蝶よ花よと育てられたせいか、政治の世界に疎く精神的にも弱い。エルディンの侵攻で【隷従】を掛けられてしまい、奴隷という身分に陥った恐怖から塞ぎ込み、実家であるバルデラバーノ公爵領で静養中のはずだった。
「ラナリア、さっき着いたの。あなたが元気そうで良かった」
ラナリアの知るそれよりも痩せた母が、健気にも笑顔を浮かべて見せる。ラナリアが返すのは、一切の曇りの無い笑顔だ。
「お帰りなさい、お母様。お母様のお姿を見ることができて安心できました。ウイリアムも私以上に寂しがっていましたので、顔を見せてあげてください」
「ええ、すぐに行くつもり」
そう言葉にしつつも、マリアナは部屋を出て行こうとしない。父と母の仲は年の差はあれど悪いものではなく、弱った母が父を頼るのはむしろ自然な光景ではあるのだが、それでも愛する息子に到着の挨拶もしないのは違和感がある。
ラナリアの中で、その違和感は一瞬で解消された。
「そうですか。お母様はあの空の大陸を、フォルテピアノを見て、お戻りになったのですね」
「ラナリア」
父デイヴィッドから声が掛かる。そこには批難の感情が込められていた。精神的に弱ってしまった母親に対して、もう少し気遣えないかというものだ。
だがラナリアにマリアナを責めるつもりは全くない。天空の国フォルテピアノ、あれを見て希望を感じるのは責められない。ラナリアだって同じだからだ。
「お母様、フォルティシモ様は偉大なる力をお持ちです」
ここで敢えて言う偉大なる力とは、つまり【隷従】を完全に防ぐ力。実際はフォルティシモから【隷従】を受けているのだが、フォルティシモは何一つ制限を課していないので受けていないのと同義だ。【隷従】を完全に防ぐ方法は、誰かに【隷従】を掛けて貰うか、ひたすらレベルを上げるしかないらしい。
「フォルティシモ様のご寵愛を受けた今の私に、【隷従】の力は及びません。それだけはご安心下さい」
マリアナが最も知りたかっただろう事実だけを伝えておく。この母親はラナリアがわざわざ“フォルティシモ様のご寵愛を受けた今の私”と前置きした理由を理解してくれたかは怪しいところだ。
「お父様、鍛冶師たちの件で進展がありました。マグナさんが鍛冶師と会って頂けるそうです」
「おおっ、本当か? 彼らは座り込みを続けていてな。マリアナが入城するのも手間取ったほどだ。あの武具の製作者に会えば、彼らも満足するだろう」
「ただし条件があります」
「どういうことなのですか?」
ラナリアの話に割り込んで、マリアナが父デイヴィッドへ問い掛ける。
「実は、我が国の鍛冶師たちが天空の国の鍛冶師の技術を教えて貰いたいと言い出しているのだ」
「それは、良いことなのでは?」
ラナリアは父親と一緒に苦笑を漏らす。
騎士団が使う武具、魔法道具は重要な軍事技術だ。アクロシアでもそれが他国へ漏洩しないよう注意を払い、発展のために膨大な研究費を費やしている。大袈裟に言うと鍛冶師たちは、天空の国の軍事技術を寄越せと騒いでいるのだ。
もちろんレベルの問題があるので、そのままの意味ではないけれど、鍛冶師たちの要求は厳しいものである。
「でも、勝手なことを言っているのは鍛冶師の方たちなのですよね? 鍛冶師の方たちに、それは駄目なんだと説明すれば良いのではないのですか?」
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